【キュートなひなまつりレシピでお祝い!】親子食育クッキング

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【キュートなひなまつりレシピでお祝い!】親子食育クッキング

3月3日はひなまつり。
ひなまつりは、「桃の節句」や「上巳(じょうし)の節句」ともいわれ、女の子が健やかに成長することを祝うお祭りです。
ひな人形を飾ったり、家族でごちそうを食べたりしてお祝いするひなまつりは、女の子の行事として昔から親しまれていますが、女の子だけではなく、男の子も日本の伝統行事として楽しんでいますね。
子どもたちにとって、ひなまつりが楽しい思い出になるように、親子でいっしょに作って楽しめる、かんたんでかわいいひなまつりのメニューをご紹介します。

目次

ひなまつりにピッタリ! 「桃の花の飾り巻きずし」

きれいな、桃の花の巻きずし。

【材料 1人分】
すし飯・・・120g
のり(半切り)・・・3枚
チーズかまぼこ・・1本
桜でんぶ(ゆかり・鮭フレークでも可)・・・10g

【作り方】

 

すし飯に桜でんぶを混ぜ合わせて5等分にしたら、のりの幅に合わせて棒状に形を整えます。

☆ラップを使えば手にごはん粒がくっつかず、衛生的です。

半切りののり2枚を横3等分に切ります。6枚のうち、5枚を使用します。

巻きすの上に、で切ったのりとをのせて、しっかり巻きます。これを5本作ります。

巻きすに3枚目の半切りののりをのせて、巻き終わりがくっつくように、のりの右端にごはん粒を少量つけておきます。

を巻きすごと手で持ち、中心にチーズかまぼこをはさんで、花びらの形になるようにを五角形に配置し、形を整えます。

外側ののりが巻きつくように、しっかり巻きすで押さえたら、4~5等分に包丁で切ります。

桜でんぶのかわりに、ゆかりや鮭フレークを使ってもおいしく作れます。

【ポイント】

火を使わずに作れるので、初めて料理に挑戦するお子さんでも安心して作れます。ひなまつりはもちろん、お正月やパーティー料理にもオススメです。

 

甘くてかわいい! 「いちごのクレープひな人形」

いちごを顔に見立てた、クレープひな人形。

【材料 4体分】
牛乳・・・150ml
薄力粉・・・50g
溶き卵・・・1個分
砂糖・・・10g
ホイップクリーム・・・200ml
いちご・・・8個
サラダ油・・・適量
チョコペン(黒・ピンク)・・・適量

【作り方】

ボウルに薄力粉と砂糖を入れて混ぜます。そこに溶き卵と牛乳を混ぜたものを少しずつ加えながら混ぜ合わせたら、ザルでこします。

フライパン(直径約24cm)を弱火で熱し、サラダ油を薄くひいたら、①をお玉1杯分流し入れて、両面を焼きます。残り3枚も焼きます。

★生地を裏返すとき、片面が焼けたらいったん火を止めて冷ましておくと、子どもでも手でつまんで裏返すことができます。

冷めた生地を半分に折り、ホイップクリーム、いちご、チョコペン、ホイップクリームの順に中心部に重ねてぬり、着物を着ているように見えるように、クレープの下の部分(1枚のみ)と左右を折りたたみます。

クッキングシートにチョコペンでひな人形の冠や扇などの小物をかいて、冷蔵庫で固まるまで冷やします。

首の部分にホイップクリームを足していちごをのせたら、を飾りつけます。冠はいちごに切り込みを入れて差し込み、小物はホイップクリームでくっつけます。

【ポイント】

クレープの中のいちごを、バナナやキウイにかえてもおいしくできます。クレープで包むいちごは大きいものを、顔に見立てたいちごは小さいものを使うと、バランスよく安定します。チョコペンでいちごに顔をかいたり、クレープの着物に模様をつけたりしてもかわいいですよ。

プリッと食感がたまらない! 「ひしもち風3色グミ」

きれいに三層に分かれた、ひしもち風の3色グミ。

【材料 1個分】

<桃色グミ>
桃色のジュース(いちごジュース、ピンクグレープフルーツジュース、いちご味の乳酸飲料など)・・・60ml
粉ゼラチン・・・10g
砂糖・・・20g

<白色グミ>
牛乳・・・60ml
粉ゼラチン・・・10g
砂糖・・・20g

<緑色グミ>
緑色のジュース(キウイジュース、メロンジュース、グリーンスムージーなど)・・・60ml
粉ゼラチン・・・10g
砂糖・・・20g

<道具>
豆腐一丁(約300g)の空容器

【作り方】

① 

豆腐の空容器をよく洗い、乾かしておきます。

<桃色グミを作る>
耐熱皿に桃色のジュースと砂糖を入れてかき混ぜたら、ふんわりとラップをして、600Wの電子レンジで50秒温めます。50~60℃程度が目安です。もし温まっていなければ10秒ずつ追加して温めましょう。

粉ゼラチンをふり入れてしっかり混ぜたら、ふんわりとラップをして、600Wの電子レンジで20秒加熱します。ゼラチンのダマがある場合は、スプーンの背でつぶしましょう。

豆腐の空容器にを流し入れ、冷凍庫で約20分冷やし固めます。時間短縮のために冷蔵庫ではなく、冷凍庫で冷やします。長時間冷凍庫に入れっぱなしにして凍ってしまわないように注意し、ゼラチンが固まったらすぐに取り出しましょう。

 

<白色グミを作る>
を冷やしている間に、桃色のジュースを牛乳にかえてと同じ手順で白色グミを作ります。の桃色グミが冷えて固まったら、白色グミを上から流し入れて、冷凍庫で約20分冷やし固めます。

<緑色グミを作る> 
を冷やしている間に、桃色のジュースを緑色のジュースにかえてと同じ手順で緑色グミを作ります。の白色グミが冷えて固まったら、緑色グミを上から流し入れて、冷凍庫で約20分冷やし固めます。

全体がしっかり固まったら容器からグミを取り出し、包丁でひし形に切って完成です。

【ポイント】

豆腐の空容器を使って、ひしもち形の大きなグミが出来上がります。小さく切り分けて食べても、かぶりついてもOK。
ひし形を作るときに切り取ったグミは捨てずに、断面を上にして型で抜くと、3色のかわいいグミになりますよ。

 

親子でひなまつり料理を作って楽しいひなまつりをお迎えください。子どもたちにとってきっとすてきな思い出になります。

この記事の監修・執筆者

食育アドバイザー 阿知和 梨香

あちわ りか/大手食品メーカーで10年間商品開発を担当し、数多くのヒット商品を発売。内閣府食品安全委員会の専門委員の経歴を持ち、現在は子ども料理教室「食育クッキング」を主宰。自治体主催のパパと子ども向け食育講座の講師や、企業で幼児食の開発アドバイザーとしても活躍している。

食育クッキングInstagram
https://www.instagram.com/shokuikucooking/

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