ママ友にドン引き…!図々しすぎる&まるでストーカー?【教えてトラブル対処法*専門家に聞きました】

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ママ友にドン引き…!図々しすぎる&まるでストーカー?【教えてトラブル対処法*専門家に聞きました】

前回に続き、「ママ友トラブルフォーラム ママ友110番」主催のなかさとさんにお話を伺いました。今回は、新学期を迎え、子どもが習いごとをはじめたことがきっかけで起きた 、2つの事例についてアドバイスをいただきます。

イラスト:やまぎしみゆき

目次

事例1)図々しいママ友にげんなり…

この春から娘をスイミングスクールに通わせはじめました。
そして同じ幼稚園のMくんも、同じ時期に通うようになりました。

毎回車で娘の送迎をしているのですが、通いはじめ早々からMくんママに、子どもたちの送迎を頼まれるようになりました。
帰りに娘が「のどがかわいた」と言うと、Mくんに買わないわけにもいきません。
もちろんMくんママには毎回報告するのですが、「ありがとー、いつもごめんねー」と言われるだけで、いつもこちらの自腹。
Mくんママは、子どもにお金を持たせるわけでもなく、送迎を代わってくれるわけでもなく…。

先日、家族で野球を観に行くという話をしたら、「Mも一緒に連れてって」と言われました。
子ども同士はとても仲がいいのですが、どうしたらいいでしょうか?

なかさとさんからのアドバイス)
図々しいママにははっきり伝えましょう。

私自身も同じような経験があります。

我が子が幼稚園の頃、顔を合わせれば「また、うちの子お泊りに行かせて~」を連呼するママ友がいました。
そのママ友が体調不良になった時に、一晩預かったことがあったのです。
最初のうちはニコニコ聞き流していたのですが、会うたび挨拶代わりに言われるためげんなりしてしまった記憶があります。

このようなママは、さほど悪気がなく、相手が嫌な思いをしていることすら気がついていない場合が多いです。
だからこそ、ハッキリと伝える必要があります。
「万が一事故にあったら責任がもてないの」とか、「万が一アレルギーが出てしまったら責任が持てないの」 などと、きちんと理由を話して断ることが大事です。やんわりではなく、しっかり伝えましょう。

公共の乗り物を時々使ってみたり、水筒を持参して様子をみたりするのはあまりおすすめしません。ほとぼりが冷めた頃、また「よろしく~」と来るのがオチです。

ママ友には家族のイベントを公言しない

この傾向があるママの前では、野球観戦など飛びついてきそうな家族のイベントは公言しないほうが無難です。

うれしくてお子さんが幼稚園で話して、Mくんママの耳に入って何か言われるかもしれません。お子さんが幼稚園で話してしまわないよう、お子さんにはギリギリまでイベントのことを内緒にする、などの予防策を考えましょう
あいまいな態度をとると、悪気なく「連れてって!」と言われるでしょう。

事例2)まるでママ友ストーカー

保育園で、小さいときから一緒のRくんと息子は大の仲よし。
Rくんママはとても人懐っこく、今までは関係も悪くありませんでした。
しかし年長になり、息子に英会話を習わせはじめると、Rくんも同じ英会話教室に通いはじめました。
またタブレットで勉強ができる教材を購入すると、Rくんママも真似をして買っていました。

ママ友にドン引き…!図々しすぎる&まるでストーカー?【教えてトラブル対処法*専門家に聞きました】

ここまではあまり気にしてなかったのですが、なんと最近、近くに引っ越してきたんです!
もともと小学校は学区が違っていたので、卒園したらさびしいね、とは話していました。
ここまでくるとストーカーみたいで、ちょっとイヤというか怖いです。
仲がいいからなのか、ライバル意識があるからなのか。
気にしないほうがいいのでしょうか?

なかさとさんからのアドバイス)
トラブルの原因は価値観の違いが多いです。気にせず割り切って付き合いましょう。

ママ友間で「何もかも真似される」「真似していると思われるのは心外だ」というトラブルは、よくあることです。
真似されたと思っている側は“まるでストーカーだ”と感じ、一方は“相手がたまたま少し先にはじめていただけじゃないか”と反論するわけです。

「自分とお揃いにしてくれて嬉しい」と思う人がいるかもしれないし、「良いと感じることを真似して何が悪いのだ」と、あえて真似を肯定する人もいるでしょう。

この問題は、価値観の違いなので難しいですね。

価値観の違いを理解し、自分の選択に自信を持ちましょう。

大切なのは、「真似た」「真似された」ではなく自分たちの選択に自信を持つことです。
英会話教室もタブレットも、最終的には自分たちで選んだわけですから、きちんと活用できることに注力する。
お気持ちは痛いほど分かりますが、外野ばかり気にしていても仕方ありません。

目の前のママ友との関係は、決して永遠を約束されているわけではありません。

この際、他人はどうでもよく、自分たちはしっかりしようという割り切りも大切です。

この記事の監修・執筆者

ママ友トラブルフォーラム ママ友110番主宰 なかさとさん

ママ友トラブルアドバイザー。自身の経験から、閉鎖的なママ友社会をうまく乗り切る方法を研究・伝授している。マンツーマンによる丁寧なフォローアップや、定期的に座談会などを行う。一児の母。

HP
https://mamatomo110.com

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