【積極的・行動派のママ友に気後れしちゃう】~教えてママ友トラブル対処法~専門家に聞きました

更新日: 公開日:

【積極的・行動派のママ友に気後れしちゃう】~教えてママ友トラブル対処法~専門家に聞きました

11・12月は、なにかとイベントが多い月。子どもたちも楽しみにしていることでしょう。そんな様子を感じて、気持ちがたかぶるママ友にモヤッとしてしまうことがあるかもしれません。そんなときの対処法を「ママ友トラブルフォーラム―ママ友110番―」主宰のなかさとさんにアドバイスをいただきました。

イラスト/やまぎしみゆき

目次

事例1)我が子自慢を聞くのが苦痛

先日、園で作品展がありました。同じクラスの仲よくしているママ友家族といっしょに見に行ったのですが、彼女の娘は絵画教室に通っていて、絵も上手だし造形物もとても上手。ママ友家族も誇らしげです。私も「わぁ、さすがね。○○ちゃん一番上手ね」と言ったら、待ってましたと言わんばかりに「そう? でももう少し時間があれば、ここをもっと上手にかけた、と言ってたのよ~」「それでね、ここは…」と我が子作品の解説が始まってしまいました。結局その日は、ママ友の子ども自慢を聞き続けることになり、全然楽しくない一日でした。来月も園のイベントがあって、そのママ友と行こうという話になっているのですが、できれば別々に行きたいです。どうやって断ればよいでしょうか。

なかさとさんのアドバイス                      不快に思ったのは今回だけかも。もう一度様子を見てから決めませんか?

お相手ママは、とても上手な作品の発表ができたお子さんのことがうれしくて、ついつい解説に力が入ってしまったのですね。終始延々と解説を聞き続ける立場としては、少々つらいものがあります。

今までは仲よくしていたママ友とのこと。なんとなく、今回のことでいきなり距離を取ってしまうのは、もったいないような気もしています。

来月のイベントは別々の参加を希望されていますが、あと1回ほど様子を見てみませんか?「我が子ハイ」は今回だけかもしれません。別々に行くことで対策を考える必要もありますし、新たな悩みも出てくるでしょう。もし、次回も同じように我が子自慢で終わってしまうような状況ならば、その次からは妥当な理由をつけて堂々とお断りすればよいと思うのです。

もしも逆の立場になったとき、うれしくてつい我が子の話ばかりになりがちですが、お友だちの作品も同じように見てあげてください。もちろん、ご家庭ではお子さんをほめちぎってくださいね!

事例2)クリスマス会を仕切ろうとするママ友にハラハラ

園でクリスマス会が開かれます。担任の先生がいろいろと考えてくれているようなのですが、行動派のママ友が「先生、○○したらどう? 私用意しましょうか?」などと次々にアイデアを出して、お迎えのたびに先生に話しているみたい。先生もニコニコ聞いているけれど、側で聞いていて、かえって段取りをかき回しているように見えて、気になります。アイデアがたくさんあるのはよいけれど、本当に先生は助かっているのかな…。彼女の行動、どう注意すれば角がたたないでしょうか。

なかさとさんのアドバイス
園側の判断に任せましょう

子どもたちの喜ぶ顔が見たくて、園のイベントにも積極的に参加したいママ友の姿が目に浮かびます。度が過ぎると、「それは、自宅でやってください」とついつい言いたくなりますね。

園の先生はプロです。今までかぞえきれないほどのクリスマス会を企画・開催し、おそらく今回のママ友のようなお母さんにもたくさん出くわして、いろいろな提言をされてきたことでしょう。先生がたは黙ってニコニコしているように見えるかもしれませんが、提案されたアイデアをきちんと冷静に判断しているのではないかな、と思っています。そして、万が一ママ友の発言で段取りをかき回されていると感じていたら、そのときは園側からしかるべき注意があるはずです。

いろいろな思いがあるかもしれませんが、ママ友の発言はとりあえずこのまま見送りましょう。その分、クリスマス会の準備に奔走されている園の先生に気持ちよくお礼が言えたら、先生がたもうれしいはずですよ!

次回は12月30日の予定。テーマは「ママ友との関係を修復するべき?」です。

この記事の監修・執筆者

ママ友トラブルフォーラム ママ友110番主宰 なかさとさん

ママ友トラブルアドバイザー。自身の経験から、閉鎖的なママ友社会をうまく乗り切る方法を研究・伝授している。マンツーマンによる丁寧なフォローアップや、定期的に座談会などを行う。一児の母。

HP
https://mamatomo110.com

こそだてまっぷ

こそだてまっぷから
人気の記事がLINEに届く♪

あわせて読みたい

おすすめ情報

こそだてまっぷ

こそだてまっぷから
人気の記事がLINEに届く♪

関連記事

この記事の監修・執筆者の記事