ママ友にモヤモヤ…!やっかみ?上から目線?なママ友とどう付き合う?【教えてトラブル対処法*専門家に聞きました】

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ママ友にモヤモヤ…!やっかみ?上から目線?なママ友とどう付き合う?【教えてトラブル対処法*専門家に聞きました】

前回に引き続き、「ママ友トラブルフォーラム ママ友110番」主催のなかさとさんに、お話を伺いました。今回は、“やっかみ?”や“上から目線なアドバイス”をしてくるママ友との事例について、アドバイスをいただきました。

イラスト:やまぎしみゆき

目次

事例1)園の行事でうちの子が主役級に!その途端、周りのママ友たちからやっかみが…?

 うちの子は、普段あまり目立たないタイプですが、実は音楽が好きで、歌も楽器も得意!

そのことを担任の先生も気づいてくれたみたいで、次の行事で主役級の役に抜擢されました。はじめてのことで、わたしもついウキウキして浮かれていたのですが…。

園の行事でうちの子が主役級に!その途端、周りのママ友たちからやっかみが…?

ふと気づくと、周りのママ友たちの視線が痛いような…。
どうしたらいいでしょうか?

なかさとさんからのアドバイス)
謙遜や下手なアドバイスはNG。シンプルに「ありがとう。がんばるね」だけで!

ママにとっては、わが子が一番。
「〇〇ちゃんは、すごいね~」なんてニコニコしながら言いつつも、密かに“うちの子の方がうまいのに…”と不満に思ったり、“うちも何とかしなきゃ”と焦ったりしているママが大半です。

わが子が大役に選ばれると、ママたちからほめられる機会が増えますね。
そんな時の返答は少し気をつかったほうがいいようです。

やってしまいがちなのが、「いやいや、うちの子なんて全然ダメだよ~」と謙遜したり、気をつかって相手の子どもの違う部分をほめちぎったりすることです。
白々しい空気が流れてしまうことがありますから、なるべく避けた方がいいでしょう。

また、親切心から度を超えて「ああしろ、こうしろ」とアドバイスすることも厳禁です。
よかれと思っていろいろ教えたつもりが、「自慢している」と勘違いされかねません。

では、どうすればいいのか?

ほめられた時は、一言「どうもありがとう。一生懸命がんばるね」だけでいいと思います。「どんなことをしているの?」といった質問には、言葉を選んで、短く回答するのみで十分です。

ウキウキした気持ちは、外ではなく家の中で、お子さんとたくさん発散させながら、当日までがんばってください!

事例2)イチイチ、上から目線でアドバイスをしてくるママ友。だんだんイライラしてきて…。

園の担任の先生から、「○○ちゃん、朝が弱いのかな?午前中にぼーっとしていることが多いんですよ」と言われたのが少しショックで、ママ友に何気なく相談したところ…。

イチイチ、上から目線でアドバイスをしてくるママ友。だんだんイライラしてきて…。

「それは、睡眠時間が少ないせいじゃない?親の管理の問題じゃないかしら?うちの子なんて、夜8時になったら自分でベッドに行って1人で寝て、朝も6時半には自分で起きてくるのよ。それに……」といろいろ言われてしまいました。

わたしの子育てにダメ出しをされているみたいで、余計に落ち込みました。
それ以降、なにかにつけ、上から目線でアドバイス&ダメ出しをされて…。
だんだんイライラすることも。
どうしたらいいでしょうか?

なかさとさんからのアドバイス)
思っていた答えでなかった時は、「こういう考えもあるんだな…」くらいに受け止めて

園の先生やパパだと、なかなか共感してもらえないことも、わかり合えるのが、ママ友のよさですよね。お互いの愚痴を言い合ってスッキリすることもあります。

ですが、すべてにおいて、同じ価値観とは限りません
悩むポイントも人それぞれですから、今回のように「上から目線で…」と感じてしまうこともあるかもしれません。

ママ友に限らず、誰かに自分の悩みを打ち明けた時に、「あれ?」と感じる返答だった場合は、「こういう考え方もあるのだな…」と参考にしつつ、すばやく話題を変えて終わりにすることです。

悩みへの回答には正解も不正解もないうえに、価値観のズレを長々と引っ張ることになり、あまりメリットを感じません

逆に、ママ友から相談を受けた時は、間髪入れずに自分の意見を口にするのではなく、ひと呼吸置いてみてください。

ママ友との関係は薄くてもろいもの。学生時代の友人たちとは少し違う、ということを意識する必要があります。

そして、このママ友と同じようにできなくても、落ち込まなくても大丈夫ですよ。
悩みに対する答えを見つけて解決していくのは、最終的にご自身です。
自信を持ってください!

この記事の監修・執筆者

ママ友トラブルフォーラム ママ友110番主宰 なかさとさん

ママ友トラブルアドバイザー。自身の経験から、閉鎖的なママ友社会をうまく乗り切る方法を研究・伝授している。マンツーマンによる丁寧なフォローアップや、定期的に座談会などを行う。一児の母。

HP
https://mamatomo110.com

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