【親子で楽しむ食育時間】詰めるだけでおしゃれな春の行楽弁当

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【親子で楽しむ食育時間】詰めるだけでおしゃれな春の行楽弁当

だんだんと暖かくなってきて、お外でピクニックがしたくなる季節になりましたね。
もうすぐやってくるゴールデンウィークの予定がまだ決まっていない方は、手作りのお弁当を持ってお出かけしませんか。
子どもと楽しく作れて、お弁当箱に詰めるだけでおしゃれになるレシピをご紹介します。

目次

おしゃれでかわいい野菜のケーキ「お花のケークサレ」

【材料 8×17×6㎝のパウンド型1台分】
にんじん・・・1本(皮をむき2㎝幅に切る)
かぼちゃ・・・1/4個(皮をむき2㎝幅に切る)
スナップえんどう・・・8本(筋を取る)
ソーセージ・・・6本(縦半分に切る)
薄力粉・・・120g
ベーキングパウダー・・・5g
ピザ用チーズ・・・30g
粉チーズ・・・30g
卵・・・2個
牛乳・・・70ml
オリーブオイル・・・50g
しょうゆ・・・大さじ1
塩、こしょう・・・少々

【作り方】

スナップえんどうは600Wの電子レンジで1分加熱。にんじんとかぼちゃは600Wの電子レンジで2分ずつ加熱したら、お花形の型でくり抜きます。

★電子レンジで加熱して野菜がやわらかくなるので、子どもの力でも簡単に型抜きができます。型で抜いた残りの野菜は、サラダやスープに入れて活用しましょう。

ポリ袋に、薄力粉とベーキングパウダーを入れて、ふり混ぜます。

★この工程は、薄力粉とベーキングパウダーを混ぜる役割と、薄力粉のダマをなくす役割があります。子どもがふり混ぜるときには、粉が飛び散らないようにクリップなどで留めてあげると安心です。

③ 

ボウルに、卵、粉チーズ、オリーブオイル、牛乳、しょうゆ、塩こしょうの順に加えて、泡だて器でそのつどしっかり混ぜ合わせます。さらに、を加えてダマがなくなるまで、さっと混ぜ合わせます。

★子どもは混ぜるのが大好きです。を加えるまでは好きなだけ混ぜてもらってもだいじょうぶですが、を加えた後に混ぜすぎると、生地が膨らまなくなり、食感が硬くなってしまうので注意しましょう。

オーブンシートを敷いたパウンド型(8×17×6㎝)に、縦半分に切ったソーセージを底面に並べます。

の生地を1/3量流し入れ、スナップえんどうを縦4列×横2列にして並べます。

さらに1/3量の生地を流し入れ、にんじんとかぼちゃを横に整列させて並べたら、残りの生地をすべて上から流し入れて、表面にピザ用チーズをのせます。

 

180度に予熱したオーブンで約40分焼きます。焼きあがったら型から取り出し、粗熱が取れたら食べやすい大きさに切ります。

【ポイント】

ケークサレとはフランス料理で「塩味のきいた甘くないケーキ」のことです。まるでお菓子のようなかわいい見た目のケークサレなら、野菜が苦手な子どもでも、おやつ感覚で食べられそうですね。見た目も華やかで手に持って食べられるので、お弁当にピッタリです。パウンド型がなければ、マフィンカップで作ってもOKです。

どっちを選ぶ!? 「ぶたさんシュウマイとりさんシュウマイ」

【材料 14個分】
シュウマイの皮・・・14枚
豚ひき肉・・・150g
玉ねぎ・・・1/4個(みじん切りにする)
もめん豆腐・・・50g(しっかり水切りする)
魚肉ソーセージ・・・1本(5㎜幅にスライスする)
コーン(缶詰でも冷凍でも可)・・・14粒
【調味料】
片栗粉・・・大さじ1
鶏がらスープの素・・・小さじ1
すりおろししょうが・・・小さじ1/2
ごま油・・・大さじ1
しょうゆ・・・小さじ1
砂糖・・・小さじ1
塩、こしょう・・・少々

【作り方】

シュウマイの皮の四隅を1㎝程度、切り落とします。

② 

ポリ袋に豚ひき肉、もめん豆腐、玉ねぎ、で切り落としたシュウマイの皮、調味料をすべて入れ、粘り気がでるまでよくもみます。

を14等分にして1つずつ丸めたら、を上からかぶせて包み、形を整えてひっくり返します。

★タネを一度丸めてから、シュウマイの皮を上からかぶせるこの作り方なら、子どもでも上手にシュウマイを包めます。タネをコロコロと丸めたり、皮でギュッと包んだりする工程は、子どもも好きな作業なので、いっしょにやってみましょう。

スライスした魚肉ソーセージをストローで2か所くり抜き、ぶたさんの鼻を作ります。ぶたさんの耳は魚肉ソーセージを4等分に切り、鶏さんのトサカは半分に切ります。それぞれのパーツをシュウマイにくっつけて、黒ごまで目をつけます。

を蒸気の上がった蒸し器で7~8分蒸します。蒸しあがったら、とりさんのシュウマイには、ケチャップでほっぺをつけます。お好みでしょうゆやからしを添えて完成です。

【ポイント】

豆腐が入っているのでヘルシーなだけでなく、冷めてもふわっとした食感がキープされるので、お弁当にピッタリです。お弁当箱を開けたら、思わず笑顔になる子どもたちの顔が想像できますね。

 

かわいくて食べやすい! 「カラフルスティックおにぎり」

【材料 各2本分】

●コーン&卵おにぎり
ごはん・・・100g
コーン・・・20g
塩・・・少々
薄焼き卵・・・1枚

●ごま塩&のりおにぎり
ごはん・・・100g
ごま塩・・・2g
のり・・・1枚

●鮭&チーズおにぎり
ごはん・・・100g
鮭フレーク・・・20g
スライスチーズ・・・1枚

●わかめ&青しそおにぎり
ごはん・・・100g
わかめふりかけ・・・2g
青しそ・・・1枚

●ゆかり&ハムおにぎり
ごはん・・・100g
ゆかり・・・2g
ハム・・・1枚

【作り方】

皿にごはんを100gずつ分け、コーンと塩を加えて混ぜ合わせます。ごま塩、鮭フレーク、わかめふりかけ、ゆかりも同様に、それぞれごはんと混ぜ合わせます。

ラップの上にを広げて包み、棒状に形を整えます。

 

飾りつける材料を用意します。スライスチーズ、ハム、薄焼き卵は、好きな形の型で抜きます。青しそは細長く切り、のりはパンダの模様になるようにはさみで切ります。

★お子さんの好きな形の型を使ったり、はさみで材料を自由に切ったりしてもOKです。

のラップを一度広げて、をくっつけたら再びラップで包みます。ラップの下の部分は折り曲げて、上の部分はキュッとねじります。お好みでリボンやモールを結ぶと、さらにかわいく仕上がります。

【ポイント】

スティック状のおにぎりは、かわいいだけでなく食べやすいメリットもあります。ふりかけや飾りつけの具材は、子どもと相談しながら自由に組み合わせたり、アレンジしたりしてくださいね。

ぽかぽか天気のよい日に、外で食べるお弁当は最高においしいですね。ゴールデンウィークは、子どもとお弁当を作って、家族で楽しい時間をお過ごしください。

この記事の監修・執筆者

食育アドバイザー 阿知和 梨香

あちわ りか/大手食品メーカーで10年間商品開発を担当し、数多くのヒット商品を発売。内閣府食品安全委員会の専門委員の経歴を持ち、現在は子ども料理教室「食育クッキング」を主宰。自治体主催のパパと子ども向け食育講座の講師や、企業で幼児食の開発アドバイザーとしても活躍している。

食育クッキングInstagram
https://www.instagram.com/shokuikucooking/

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