子どもも大人もみんな大好きな餃子。
ごはんにもビールにも合うので、家族みんなが喜んでくれるメニューですよね。
オーソドックスな餃子はもちろんおいしいですが、今回はいつもとはちょっと違う餃子のレシピに挑戦してみませんか。
形のかわいい餃子や変わり種の入った餃子、スイーツ餃子まで、子どもといっしょに作れるかんたんなレシピを3つご紹介します。
親子でワイワイおしゃべりしながら餃子を包んで焼いたあとは、お楽しみの餃子パーティーが待っていますよ。
にっこり笑顔がかわいい! 「野菜たっぷりスマイル餃子」
【材料 約30個分】
餃子の皮・・・30枚
豚ひき肉・・・150g
キャベツ・・・1/8個(みじん切りにする)
ニラ・・・1/4束(みじん切りにする)
もやし・・・1/4袋(みじん切りにする)
長ねぎ・・・1/4本(みじん切りにする)
ごま油(炒め用)・・・大さじ1
水・・・50㏄
【調味料】
すりおろしにんにく・・・小さじ1
すりおろし生姜・・・小さじ1
鶏ガラスープの素・・・小さじ1
醤油・・・大さじ1
砂糖・・・小さじ1
片栗粉・・・大さじ1
ごま油・・・小さじ1
塩・・・少々
【作り方】
①
ポリ袋に豚ひき肉と調味料を加え、手でよくもみます。粘りけが出てきたら、キャベツ、ニラ、もやし、長ねぎを加え、全体が混ざるまで手でよくもみます。
★ポリ袋から中身が飛び出さないように、袋の上をクリップなどで留めてあげると、子どもが混ぜやすいです。
②
ポリ袋の端1~2㎝程度をはさみで切り落とし、餃子の皮の中央にタネを絞り出します。
③
餃子の皮のふちに水(分量外)をつけ、皮を中央に向かって1㎝程度折り曲げたら、少しずつずらしながら重ねてぐるっと1周折り曲げます。
★底面に顔の模様をつけるので、折り曲げ方は不ぞろいでも、丸くなっていれば大丈夫です。
④
ひっくり返して顔の模様をつけます。目は箸頭を押し当て、口はスプーンのへりを押し当てて形をつけます。同様にして、30個作ります。
★箸の太さやスプーンの向きを変えることで、表情の異なる顔ができます。
⑤
フライパンに半量のごま油(大さじ1/2)を入れて、顔を下にして④を並べたら、中火~強火で焼きます。薄く焼き色がついたら、水を加えて蓋をし、蒸し焼きにします。
★火をつける前に餃子を並べることで、油はねの心配もなく子どもでも安心して並べることができます。水を注ぐときは、一旦火を止めてから入れると、油の飛びはねが抑えられますよ。
⑥
水分が飛んだら、残りのごま油(大さじ1/2)を回し入れて、しっかり焼き色がつくまで、カリッと焼いたら完成です。お好みで酢醤油やラー油醤油をつけてお召し上がりください。
【ポイント】
4種類の野菜がたっぷり入っているので、子どもの野菜不足を解消したいときにオススメのレシピです。
スマイル餃子なら、野菜が苦手な子どももにっこり笑顔になってくれそうですね。
中身はお楽しみ! 「8種の変わりダネ棒餃子」
【材料 約30個分】
餃子の皮・・・30枚
豚ひき肉・・・150g
キャベツ・・・1/8個(みじん切りにする)
ニラ・・・1/4束(みじん切りにする)
ごま油(炒め用)・・・大さじ1
水・・・50cc
【調味料】
すりおろしにんにく・・・小さじ1/2
すりおろし生姜・・・小さじ1/2
鶏ガラスープの素・・・小さじ1
醤油・・・大さじ1
砂糖・・・小さじ1
片栗粉・・・大さじ1
ごま油・・・小さじ1
塩・・・少々
【8種類の具材】
1.ピザ用チーズ・・・20g
2.納豆・・・1/2パック(添付のタレと合わせる)
3.アボカド・・・1/4個(皮と種を取り、1㎝角にする)
4.ミニトマト・・・3個(ヘタを取り1/4に切る)
5.餅・・・1個(薄くスライスし、1㎝角に切る)
6.うずらの卵・・・4個(半分に切る)
7.ヤングコーン・・・・4本
8.柿の種・・・20g
【作り方】
①
ポリ袋に豚ひき肉と調味料を加え、手でよくもみます。粘りけが出てきたら、キャベツとニラを加え、全体が混ざるまで手でよくもみます。
②
ポリ袋の端1㎝程度をはさみで切り落とし、餃子の皮の中心にタネを棒状に絞り出します。
③
8種類の具材それぞれを、タネの上に少し埋め込むように並べます。餃子の皮のふちに水(分量外)をつけたら、パタンパタンと左右の皮を中心に折りたたみます。同様にして計30個作ります。
④
フライパンに半量のごま油(大さじ1/2)を入れて、とじ目を上にして③を並べたら、中火~強火で焼きます。少し焼き色がついたら水を加えて蓋をし、蒸し焼きにします。
⑤
水分が飛んだら、残りのごま油(大さじ1/2)を回し入れて底面がカリッとするまでしっかり焼きます。焼き目がついたら、裏返して裏面もしっかり焼いて完成です。お好みで酢醤油やラー油醤油をつけてお召し上がりください。
【ポイント】
両面をしっかり焼く棒餃子は、カリッとした食感が絶品です。また、ひだを作らない包み方は、小さいお子さんでもかんたんに作れます。ロシアンルーレットのようにハズレくじを入れたい場合は、ワサビやからしをちょっと入れても。
餃子の皮で作る! 「かんたんアップルパイ」
【材料 約16個分】
餃子の皮・・・16枚
りんご・・・1個(皮をむき粗みじん切りにする)
グラニュー糖・・・30g
バター・・・10g
シナモンパウダー・・・少々
レーズン・・・30g
サラダ油・・・適量
【作り方】
①
耐熱容器にりんご、グラニュー糖、バターの順に入れ、ラップをせずに600Wの電子レンジで約6分加熱したら、火傷に注意しながら軽くかき混ぜます。再び3分加熱して水分を飛ばします。
★加熱が終わった時点で水分が残っていても、冷めていくうちに水分は蒸発していきます。
②
レーズンとシナモンパウダーを加えて軽くかき混ぜたら、冷まします。
③
餃子の皮の中心に②をのせ、皮のふちに水(分量外)をつけて半分に折ったら、フォークの背でふちを押さえて模様をつけます。同様にして計16個作ります。
★ふちをフォークで押さえて模様をつけることで具材がしっかり包まれて、焼いたときに中身が出るのを防いでくれます。
④
フライパンにサラダ油を1㎝程度入れて熱し、③を揚げ焼きにします。片面に焼き色がついたら裏返して両面焼きます。
【ポイント】
外はサクッと中はトロリとして、焼きたてが最高においしいです。餃子の皮は、パイ生地よりもかんたんでヘルシーに仕上がるので、子どものおやつにもピッタリです。
かわいい餃子や楽しい餃子があると、家族で会話も盛り上がりそうですね。週末は家族で餃子パーティーをお楽しみください。
この記事の監修・執筆者
あちわ りか/大手食品メーカーで10年間商品開発を担当し、数多くのヒット商品を発売。内閣府食品安全委員会の専門委員の経歴を持ち、現在は子ども料理教室「食育クッキング」を主宰。自治体主催のパパと子ども向け食育講座の講師や、企業で幼児食の開発アドバイザーとしても活躍している。
食育クッキングInstagram
https://www.instagram.com/shokuikucooking/
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