【小学生に人気の習い事オススメ6選】選ばれる理由や特徴を徹底解説

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【小学生に人気の習い事オススメ6選】選ばれる理由や特徴を徹底解説

小学生のうち、習い事をしている子どもは約80%もいるといわれています。その数は、30年前に比べておよそ2倍になりました。(※1)

そこで今回は、小学生にオススメの習い事のほか、人気の理由や選ばれる理由についてご紹介します。

ライター/マムズラボ

目次

小学生にオススメの習い事6選

小学生は、これまで知らなかったことにも挑戦したい気持ちが育ちやすい時期です。子どもに合う習い事を選び、心や体の成長を促していきたいですね。

水泳・スイミングスクール

水泳・スイミングスクール

昔から変わらず、今も多くの小学生の習い事として選ばれている「水泳」。ベビースイミングや幼児スイミングとして、未就学児のころから通う子どもも多い一方、小学生になってから習い始めるケースも少なくありません。

スイミングスクールでは、潜ったり浮いたりする練習のほか、息継ぎや泳ぎのフォームをコーチから教わります。また、小学生対象のスクールでは最終的にクロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ(四泳法)の習得を目標としているところが多く、継続することで泳ぎの上達が期待できます。

また、こそだてまっぷ「【指導者監修】習い事のここが知りたい!〈水泳編〉」(※2)では、水泳を続けることは子どもの体の強化につながるなど、健康づくりに効果があることが紹介されています。東京アスレティッククラブ(TAC)指導員の板橋ゆう子先生のお話では、運動が苦手な子どもにこそ水泳はオススメの習い事だそうです。

大きなスイミングスクールでは、ルート走行の送迎バスサービスがあるところもあります。親の付き添いがなくても通わせやすい習い事であることも、人気の要因かもしれません。

学習塾

学習塾

学習塾は、小学生になったタイミングで、新たな習い事として始めるご家庭も多いのではないでしょうか。

具体的なカリキュラムは学習塾によって大きく異なりますが、小学校低学年の場合、予習や復習のみならず、思考力や発想力を鍛える内容を主とするところも多いようです。また、学習塾からも宿題が出されるため、学ぶことが日常になり学習習慣が身につきます

特に国語と算数の基礎を低学年のうちに身につけておくと、余裕を持って学校の授業に取り組むことができ、将来的な学習力にもつながると感じている保護者も多いようです。

また、5年生から学校での学習内容が難しくなることも多く、家庭学習から学習塾に切り替えるご家庭もあるようです。そのほか、中学受験を視野に入れている子どもの場合は、受験対策のカリキュラムが充実している進学塾に4年生ごろから通わせるパターンも多く見られます

ピアノ・音楽教室

ピアノ・音楽教室

小学生の定番人気の習い事のひとつが「ピアノ」や「音楽教室」です。「ピアノ」のレッスンの場合は個人指導の先生も多く、出張指導に応じてくれる場合もあります。「音楽教室」は設備のある施設を訪問して、クラスまたは個人で指導を受けます。

楽器に触れたり、歌を歌ったり、旋律を耳にしたりすることで音感の育成や情操教育が期待できます。

広島大学「音楽教育を重視する学校教育カリキュラムがもたらす学習効果 ―知的,社会的,個人的発達における効果の研究動向―」(※3)では、長期間の活発な音楽学習が大脳皮質の構造に変化をもたらし、情報の伝達速度が上がるとも述べられています。

なお自宅練習をする際は、防音対策や遮音対策をとったうえで練習を行い、近隣へ配慮ができるとよいですね。

プログラミング

プログラミング

2020年度より小学校で必修科目となったことから注目されるようになった「プログラミング」も、人気の習い事です。主に、小学校中学年から高学年向けの教室が多く、身近な題材やロボット、ゲーム等を通じてプログラミング手法を学びます

プログラミングでは、ゴールや目的を自分で設定したうえで「なぜこうなるのか」「どうすればこうなるのか」といった「課題解決力」「創造力」を養うことができ、自分で考えて解決策を見つける力が身につきます(※4)。「コンピュータの原理に対する理解」も深めることができ、ゲームなどと同類の遊び感覚で継続しやすいのが人気の理由のひとつです。オンラインで受講できる教室も多いので、送迎を気にせず挑戦しやすいのも魅力です。

プログラミングを視覚的、感覚的に習得できるようカリキュラムを工夫している教室もあり、プログラミングに必要なローマ字の理解が難しい年齢でも通えるところもあるようです。

英会話

英会話

英語教育への関心が高まる中、2020年度の学習指導要領の改訂で、小学校3年生から外国語教育が必修化されました。それにより小学生の習い事として選ばれることが多くなったのが「英会話」です。

早期から英語教育を開始することで、リスニング力を鍛えネイティブに近い発音が期待できます。また、英語教育を通して異文化への興味関心や多様性への理解にもつながります。最近では、通学タイプの英会話教室だけでなく子ども向けのオンライン英会話も充実しているので、送迎が難しいご家庭でも始めやすい習い事だといえます。

ダンス

ダンス

2012年から小学校の学習指導要領で「表現運動」としてダンスが組み込まれたことにより、習い事としてもより人気の出た「ダンス」。昨今のダンスユニットやアイドルグループ人気の影響もあり、キッズダンス人口も大きく伸び、日本のキッズダンス人口は2020年時点で約200万人といわれています。

ダンスは年齢も性別も関係なく楽しむことができて、体を動かす運動でありながらも、表現力が求められる芸術的部分も持ち合わせています。ダンスを習うことで体の柔軟性や体幹が鍛えられるほか、音楽に合わせて踊ることでリズム感や集中力が養われます

また、ダンスは団体での発表の機会が多く、チームワークが必要なことから協調性も身につきやすいといわれています。

幅広いジャンルがあるダンスですが、小学生では「ヒップホップ」「ジャズ」「ブレイク」などが特に人気のあるジャンルです。

小学生のときに「得意!」や、「好き!」を伸ばす習い事を見つけよう

小学生の習い事では、定番人気の水泳や学習塾などに加えて、時代の変化を受けた新しいジャンルのものもたくさん出てきています。どんな習い事をさせるべきか悩むものですが、無理なく習い事を続けるためにも、お子さんの得意なことや、好きなことを伸ばせるものがオススメです。

また、送迎面や生活面のスケジュールなども想定して、お子さんだけでなく、おうちのかたにとって負担にならないかどうかも含め、検討してみてくださいね。

参考

(※1) 学研教育総合研究所「小学生白書 2019年8月調査」https://www.gakken.co.jp/kyouikusouken/whitepaper/201908/chapter7/01.html
(※2) 【指導者監修】習い事のここが知りたい!〈水泳編〉
https://kosodatemap.gakken.jp/learning/lessons/18767/
(※3) 広島大学 学術情報リポジトリ「音楽教育を重視する学校教育カリキュラムがもたらす学習効果 ―知的,社会的,個人的発達における効果の研究動向―」
https://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/files/public/4/47387/20190411110238478376/MusicCultEduc_31_57.pdf
(※4) 総務省「プログラミング⼈材育成の在り⽅に関する調査研究 報告書」
https://www.soumu.go.jp/main_content/000361430.pdf

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