【子どもに財布はいつから持たせる?】財布の選び方や持たせるときの注意点とは?

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【子どもに財布はいつから持たせる?】財布の選び方や持たせるときの注意点とは?

子どもが小学生になると、お小づかいを導入するご家庭もあるでしょう。そうすると、子ども用の財布が必要になります。しかし、どういった基準で財布を選べばよいのかわからないというかたもいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、初めて子どもに財布を持たせるタイミングや、子どもに財布を持たせることで期待できる効果、子ども用の財布を選ぶときのポイント、注意点などについてご紹介します。

文/マムズラボ

目次

子どもの初めての財布はいつから持たせる?

子どもの初めての財布はいつから持たせる?

小学生になると、子どもたちだけで友だちと遊びに行くことや習い事へ行くことも多くなります。また、小学1年生から公共交通機関の運賃も発生するため、そのタイミングで財布を用意するご家庭が多いようです。

小学生になると算数の授業が始まることや、お小づかいを渡すようになることが予想されるので、そのタイミングを目安に初めての財布を検討してみてはいかがでしょうか?

それより小さい子どもには、お出かけのときなどに持っていく小銭入れのような簡易的な財布を用意してあげてもよいでしょう。

オススメの記事:【小学生のおこづかい、月いくら?】小学生の金銭教育

子どもに財布を持たせることで期待できる効果とは?

子どもに財布を持たせることで期待できる効果

今までは保護者が払ってくれていたお金を自分で管理することにより、お金の大切さやモノの価値がわかるようになります。

また、使い過ぎないように管理する能力も養えます。子どもにとっては「大人に近づいた」「かっこいい」「うれしい」などと感じ、お金の管理について学ぶきっかけになるでしょう。

子どもの財布を選ぶときのポイント

子どもの財布を選ぶときのポイント

財布には長財布、がま口タイプ、ファスナータイプなど、さまざまな種類がありますよね。初めての子ども用財布を選ぶときにはどのようなものを選べばよいのでしょうか? ここでは、子どもに持たせる財布の選び方のポイントについてご紹介します。

お金が取り出しやすく、小銭などが落ちづらいもの

小さな子どもの手でも小銭が取り出しやすく、なおかつ小銭が落ちづらい形の財布を選ぶようにしましょう。子どもの手は小さいので、大き過ぎる財布は扱いにくい可能性が高いです。

また、子どもが幼児・低学年のうちは小銭入れのみ、子どもが中学年や高学年になったら二つ折りでお札と小銭入れが両方ついているタイプなど、成長に合わせて選ぶようにするとよいでしょう。

首からかけられるもの

ポケットなどに入れると落としてしまったり、どこかに置いてきてしまったりすることもあるので、首からかけられるようになっている財布を選ぶと紛失する心配がへります。

首にかけなくても紐やストラップがついているタイプであれば、バッグにつけることもできるので習い事の移動や遠足などの移動時でも安心して持ち歩けます。

子どもが気に入ったデザインのもの

子ども自身が気に入ったデザインの財布であれば大切に使おうという気持ちが自然と芽生えるので、最終的には子どもに選ばせてあげるとよいでしょう。

保護者が使いやすいからと選んでも、実際使うのは子ども本人です。機能面も大切ですが、デザインも子どもに合わせて選ぶことが大切です。

子どもの財布を選ぶときの注意点

子どもの財布を選ぶときの注意点

初めて子どもに財布を持たせるときに、財布をなくさないかなど、保護者も不安が多いですよね。ここでは、子どもに財布を持たせるときに注意したいポイントについてご紹介します。

はじめはいっしょに買い物をする

実際にお店でお金を払う行為や自販機で飲み物を買う流れなどは、保護者といっしょに練習しておくと安心です。慣れていない子どもでは、以下のようなことが起こるケースが考えられます。

・店員からお釣りをもらい忘れる
・自販機でお釣りを取り忘れる
・券売機などでお金をどこに入れたらいいかわからない
・財布の小銭入れの閉め忘れにより、かばんの中に小銭が散乱する
・財布をレジに置き忘れてしまう

はじめの1度だけではなく何回か練習したり、家でお買い物ごっこなどのイメージトレーニングをしたりしてもよいでしょう。

ルールをしっかり決めておく

貸さない、奢らないといったお金を扱う上でのルールや、公園のベンチなどに置いたりしないといったルールは事前にしっかり子どもと話し合って決めておくようにしましょう。

低学年の子どもにとっては、「奢る」という認識を理解するのはまだ難しいかもしれませんが、金銭感覚を身につけるためにもしっかり教えてあげることが大切です。
子どもとしっかり話しておきたいルールの具体例は以下のとおりです。

・自分のものしか買わない
・出かける前に必要以上にお金を財布に入れない(〇〇円以下など保護者が決めてもよい)
・できるだけ財布は見えないようかばんの中にしまっておく
・財布は肌身離さず持ち歩く

トラブル回避のためにも、「どうしてこのようにしないといけないのか」という理由も説明し、しっかりとルールを決めておきましょう。

レシートは必ずもらう

お金やお小づかいを使い過ぎていないかといった確認が保護者もできるように、レシートは必ずもらって帰ってくるようにしましょう。子どもが低学年のうちは、最初に財布に入れていた金額も子どもと共有しておくと安心です。

また、レシートをもらうことで「ノートが〇〇円だったね」など、子どもといっしょにモノの価値や金額について話す時間を設けることができ、金銭感覚の教育にもつながるでしょう。

レシートを見直す習慣があると、もらったお釣りに間違いがなかったか、買ったものを忘れて帰ってきていないかなど、基本的な買い物のルールも覚えられます。

初めて子どもに財布を持たせるときはしっかりルールを決めておこう

初めて子どもに財布を持たせるときはしっかりルールを決めておこう

子どもが小学生になると財布が必要になってくることが多いので、そのタイミングで初めての財布を持たせることになるご家庭が多いでしょう。トラブルなどに巻き込まれないよう、初めての財布を持たせるときはしっかり子どもといっしょにルールを話し合って決めておくことが大切です。大切に使ってもらえるお気に入りの財布が見つかるとよいですね。

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