【おこづかい管理で数字に強くなる⁉】子どもでもできるお金の管理法と3つのオススメアプリ

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【おこづかい管理で数字に強くなる⁉】子どもでもできるお金の管理法と3つのオススメアプリ

子どもが成長してくると、おこづかいを渡すご家庭もふえてきます。お金の使い方や貯め方など、管理方法を学んでもらおうとしている保護者も多いでしょう。子どもにとってお金のやりくりはかんたんなことではありませんが、自分で管理することでさまざまな力を身につけられます。

今回は、子どもでも取り組みやすい管理方法や、編集部が厳選したおこづかいアプリをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

文/マムズラボ

目次

子ども自身でおこづかいを管理するメリット

子ども自身でおこづかいを管理するメリット

まず、子どもにお金を渡して管理させることで得られるメリットについて解説します。

ムダ遣いに気づきやすい

自分でお金を管理すると、買い物をすればお金がなくなるという事実を体感できます。そのなかで、「これは買わなくてもよかった」「こんなに払ったのに、これだけの価値だった」など後悔することもあるでしょう。

おこづかい帳などにお金の使い方を記録しておくことで、こうした自分自身のムダ遣いに気づくきっかけができます。

金銭感覚が身につく

限られたおこづかいのなかでやりくりする必要があるため、「欲しい」気持ちだけでものを買うと、すぐにおこづかいがなくなってしまいます。そのため、最初は欲しいものをどんどん買ってしまい、後悔することもあるかもしれません。しかし、繰り返しお金を使ううちに、価格を意識するようになります。

また、買ったものや金額とあわせて購入した場所を記録しておくと、同じ商品でもスーパーとコンビニなどでは値段が違うと気づくきっかけになるかもしれません。

残金で欲しいものを手に入れる方法や、次のおこづかい日まで今手元にあるおこづかいだけで楽しめる方法などを考え、体験するうちに、少しずつ金銭感覚が身についていきます。

数字に強くなる

お金の管理には、収入と支出の足し算や引き算、手持ちのお金で同じものが何個買えるのかを算出する割り算など、計算が必要です。ムダなくお金を使うために自分で計算をするうちに、計算のスピードが早くなり、数字に強くなるでしょう。

お金について親子で話し合いができる

保護者自身も、子どものころのおこづかいの使い方や、現在の収支についてなど、いろいろと思うところがあるかもしれません。お金の使い方で後悔したことや、我慢してお金を貯めて欲しいものを買えた喜びなど、子どもにアドバイスできることもあるかと思います。

普段からお金について親子で話す機会がふえることで、子どもも自分のおこづかいだけではなく、家全体のお金についても考えるきっかけになるのではないでしょうか。

オススメの記事:【お金の教育~いつから始めればいいの?】おこづかいを通して学ぼう![ファイナンシャルプランナー監修]

子どもができるおこづかいの管理方法

子どもができるおこづかいの管理方法

大人でも、家計簿をつけるのは面倒だというかたも多いかもしれません。子どもにとってはなおさらです。ここでは、子どもでも楽しく続けられるおこづかいの管理方法をご紹介します。

おこづかい帳をつける

専用のおこづかい帳やノートに、収入や支出、その内訳などを記載していく方法です。自分で計算をして残金などを記載する必要があるため、計算の練習にもなります。自分のお金の使い方が記録され、いつでも振り返ることができるため、反省点や改善点にも気づくことがふえていきます。

記入する内容や計算を誤りなく記入しているか、書き忘れはないかなどの完璧さを求める必要はありません。あくまでもお金の動きを自分で意識し、管理しようとすることが大切です。

お財布と貯金箱に分けて管理する

おこづかいをもらったときに、貯める分と自由に使える分にお金を分ける方法です。買いたいものがある場合は目標金額を設定したり、毎月何円ずつ貯金するなどと決めたりしておくと、わかりやすいでしょう。

慣れないうちは、保護者がいっしょに貯金目標を決めてもいいかもしれません。自由に使える分の管理は子ども自身に任せます。余った分を貯金に回すのではなく、先取りで貯金をする習慣をつけておくと、将来多くのお金を管理するときも役立ちますよ。

おこづかい管理アプリを使う

スマートフォンやタブレットのおこづかい管理アプリを使用する方法です。金額や買ったもの、残金など、指定された項目を入力するだけの手軽さが便利です。ノートに比べると、修正や追加がかんたんにできるのもうれしいポイントですね。

グラフ化や色分けなども自動で行われ、ぱっと見て残金やお金の動きがよくわかります。自分で計算する必要がないため、金額の間違いもなく管理ができます。

子どもが自分でおこづかいを管理するコツ

子どもが自分でおこづかいを管理するコツ

次に、子どもが自分でおこづかいを管理するコツをご紹介します。保護者にさせられているという感覚ではなく、子どもが自主的にお金の管理を続けていくためにはどうしたらいいのでしょうか。

かんたんにできる方法を選ぶ

お金を管理するためには、内訳や日時などさまざまな項目の把握が必要だと感じるかもしれません。使うおこづかい帳やアプリを決める場合は、まずは子どもでもかんたんに書けるように、入力項目が少ないものを選ぶとスタートしやすいでしょう。

計算が苦手でストレスに感じる場合は、電卓や自動計算をしてくれるアプリを使うと継続しやすいです。「続けたくない」と感じないように、子どもに合わせたハードルの低い管理方法がオススメです。

目標をいっしょに決める

保護者としては、慣れないうちほどお金の使い方に口出しをしたくなるかもしれません。しかし、子ども本人で考えることが大切です。もしもお金を貯めて買いたいものがあれば、必要な金額や貯金のペースなどをいっしょに確認してみましょう。

目標に向けて貯まっている金額がわかるようにしておくと、モチベーションを維持できます。

親子で振り返りをする

定期的に、何にお金を使ったのか、しっかりと管理ができているかどうかなど、子どもといっしょに振り返ることも大切です。

ただし、保護者があれこれと口を出してしまうと、子どものやる気が下がってしまうこともあるので、必要なときのみアドバイスやフィードバックを行うとよいでしょう。

お金が足りずに後悔していたり、子どもがお金の使い方で悩んでいたりするときには、いっしょに考えることでお金に対する関心が深まります。

気に入ったデザインのおこづかい帳やアプリを使う

使いやすさはもちろん、かわいい柄や好きなキャラクターなど、子どもが気に入ったデザインのものを使用してみましょう。持っているだけやアプリを開くだけでも、子どものモチベーションが上がります。

子ども自身でどれを使うか選んだり、ノートをかわいくデコレーションしたりするのもオススメです。

おこづかい管理にオススメのアプリ3選

おこづかい管理にオススメのアプリ3選

最後に、おこづかい管理にオススメのアプリを2つご紹介します。どれも無料でダウンロードできますので、お子さんがスマートフォンやタブレットを持っているご家庭は、参考にしてみてくださいね。

1. ハロまね

ハロまね

三井住友カードが提供しているアプリです。親子での共有が可能ですので、保護者の管理が必要な年齢にぴったりです。

貯金の目標金額の設定ができるため、計画的に貯めていく大切さや楽しさがわかります。お手伝いの報酬額を設定することも可能なので、お手伝いを報酬制にしているご家庭の場合、子どもの意欲アップも期待できます。

また、アプリ内には「ハロまね銀行」という独自の仮想銀行があります。為替や利子などの仕組みを知るきっかけになるかもしれません。

公式サイト

2. らくな家計簿

らくな家計簿

らくな家計簿は、買ったものを写真で残せる機能があります。買い物の思い出の記録として活用したり、レシートなどといっしょに撮影したりすることで振り返りにも役立ちます。

子ども用に限定されたアプリではないため、保護者もいっしょに楽しめるかもしれません。カレンダー形式で、ひと目で月の収支内訳が確認できるページがあるため、計画的にお金を使ったり、貯めたりできているかどうかの確認もわかりやすいです。

公式サイト

3. かんたん家計簿 with サンリオキャラクターズ

かんたん家計簿 with サンリオキャラクターズ
Ⓒ 2023 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. G640084

「かんたん家計簿 with サンリオキャラクターズ」は、子どもから大人まで幅広い世代から人気のサンリオキャラクターが登場する家計簿アプリです。アプリを開くと、ハローキティやシナモロール、ポムポムプリンといった人気キャラクターたちが登場。そのかわいいデザインに、子どもたちはきっと夢中になるでしょう。

操作もシンプルで直感的なのが魅力です。ホーム画面の「記録する」ボタンをタップすれば、日々の支出をひとつの画面で手軽に登録できます。また、何を買ったのか、誰と遊んだのかといった日常のメモも簡単に記録できる機能が備わっているので、おこづかいの動きを把握しやすいです。

キャラクターの着せ替え機能もあり、無料で利用できるキャラクターも豊富です。また、有料プランを契約すると、さらに特別な着せ替えが楽しめるので、自分の好きなキャラクターでカスタマイズすることもできます。

公式サイト

子どもに合った方法でおこづかいを管理しよう!

子どもに合った方法でおこづかいを管理しよう!

金銭感覚を養うには、金額の大きさや小ささを意識し、予算を立ててお金を使う練習をしていくことが大切です。最初は失敗もあるかもしれませんが、アプリや子どもに合った管理方法を利用して、少しずつお金の使い方を学んでいけるとよいですね。子どもといっしょにお金について学び、貯金やお買い物を楽しんでください。

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