【子ども用ベッドは何歳から使える?】メリットやオススメの選び方もご紹介

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【子ども用ベッドは何歳から使える?】メリットやオススメの選び方もご紹介

「子どもが成長してきたので、そろそろ子ども用のベッドを買ってあげたい」と、子ども用ベッドの購入を検討している保護者のかたもいると思います。

そこで本記事では、子ども用ベッドのメリットや何歳から使えるのかなどの情報をお伝えします。また、オススメの選び方についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

文/マムズラボ

目次

子ども用ベッドは何歳から?

子ども用ベッドは、安全性に配慮された設計になっているものが多く、落下や転倒などの事故を防止するための柵やガードがついている場合が多いです。また、子どもが成長するにつれて、ベッドの高さを調節することができるものや、棚が取り外し可能なものなど、さまざまな種類があります。

それでは、子ども用ベッドは何歳から使えるのでしょうか? 

満2歳になるまではベビーベッドの使用を推奨

消費者庁によると、0~1歳児を通常のベッドに寝かせると、事故につながるリスクが高いとされ、子ども用ベッドは満2歳になるまではできるだけベビーベッドに寝かせることを推奨しています。

また、厚生労働省が令和2年に発表した内容によると、交通事故を除く不慮の事故による4歳以下の子どもの死亡者数は93名で、そのうち窒息による死亡者数は63名、その約9割が1歳以下で発生しており、就寝時の窒息事故に注意するようよびかけています(※1)。 そのため、子ども用ベッドを使用するのは、早くても2歳からと考えておけばよいでしょう。 

ただし、子どもの成長には個人差があります。実際に移行する時期は慎重に考える必要があるでしょう。 

関連記事:【子ども部屋のインテリア】かわいいキッズルームのレイアウト例4選

子ども用ベッドのメリットとは?

子ども用ベッドは、布団と比較してさまざまなメリットがあります。それでは、実際にどのようなメリットがあるのでしょうか? 以下で詳しく解説します。

布団を毎日片づける必要がなくなる

布団で寝起きしているご家庭の場合、子ども用ベッドのメリットのひとつは、布団を毎日片づける必要がなくなることです。通常の布団は床に敷いて使用するため、寝る前に敷布団と掛け布団をセットします。そして、布団を敷いた部屋に寝室以外の用途がある場合は、朝起きたら布団を都度片づけなければいけません。 

しかし、子ども用ベッドはベッド枠にマットレスがセットされており、布団のように床に敷く必要がありません。そのため、寝る前の準備や起きたあとの片づけが必要なくなり、日々の家事の手間を減らすことができます。 

ハウスダスト・ほこりの吸い込みが減る

子どもは、ハウスダストやほこりによってアレルギー症状を起こすことがあります。毎日の掃除で対処することもできますが、ほかにも家事があり毎日掃除をすることが難しい場合もあります。 

その点、子ども用ベッドは、布団と比べて床よりも少し高い位置で寝られますので、ハウスダストやほこりの吸い込みが減り、アレルギー反応を抑えられるというメリットがあります。

自立につながる

子ども用ベッドの購入は子どもに自立心を育むことができ、ひとり寝デビューのきっかけとなるでしょう。「そろそろ子どもを自立させたい」と考えている場合は、子ども用ベッドの導入を検討してみるとよいかもしれません。 

また、子ども部屋の管理を子どもに任せることで、自己管理能力が育まれます。ベッドの寝具を整えることで、身の回りの世話が少しずつ自分でできるようになるでしょう。 

子ども用ベッドを選ぶ際にチェックするポイント3つ

子ども用のベッドは種類が豊富で、選ぶのに迷ってしまうこともあります。続いては、子ども用ベッドを選ぶ際にチェックするポイントについてご紹介します。 

1. サイズで選ぶ

子ども用ベッドを選ぶときは、まずサイズを考慮することが重要です。子ども用にはシングルサイズのほかに、ショートサイズやセミシングルサイズがあります。ただし、子どもは寝返りを打つことも多いので、ショートサイズやセミシングルサイズのベッドでは狭く感じることがあります。 

また、将来的に子どもの体格が大きくなることを考えて、最初から大人用ベッドのシングルサイズを購入する方もいます。場所は取りますが、長期的にもコストパフォーマンスが高いといえるので、大人用ベッドのシングルサイズを選ぶという手もオススメです。 

2. 耐久性で選ぶ

子ども用ベッドを選ぶときには、耐久性の高い製品を選ぶことも大切です。ベッドの上で遊ぶのが好きな子どもも多く、時には飛び跳ねたりすることもあるため、頑丈で丈夫なベッドを選ぶことが求められます。 

また、耐久性が高い製品は、長く使えて経済的であるというメリットもあります。耐久性は耐荷重で確認することができます。たとえば、子ども用ベッドであれば、耐荷重が100kg以上のものを選べば、比較的長期間使用できるでしょう。 

3. ケガをしにくいものを選ぶ

子ども用ベッドを選ぶ際のもうひとつ重要なポイントが、ケガをしにくいものを選ぶことです。とくに、子どもは、寝ている間にベッドから落ちてしまうことがあります。そこで、高さの低いものや柵がついているベッドがオススメです。 

しかし、柵がベッドの全面についているものは、ベッドから降りる際に足を引っかけて転倒するリスクがあるので、両サイドのみに柵がついているタイプがオススメです。 

4. 種類で選ぶ

子ども用ベッドには、一般的なシングルベッドのほかに、次のように、二段ベッドやロフトベッドなどの種類があります。どのベッドがご家庭の子どもや子ども部屋に適しているか確認しておきましょう。 

(1) 二段ベッド

「二段ベッド」とは、ベッド面が上下2段にあるタイプのベッドです。このタイプのベッドは、兄弟姉妹が同じ部屋で寝る場合や、親子で同じ部屋を共有する場合にとくにオススメです。 

また、2段構造になっているため、スペースを有効に活用でき、省スペースで子ども部屋や寝室を使えるというメリットがあります。ただし、上段からの落下や、はしごの使い方によってはケガをする可能性があるため、注意が必要です。 

(2) 展開型ベッド

展開型ベッドは、メインのベッド面の下にサブのベッド面が収納されているタイプのベッドです。友だちが泊まりに来たときや、保護者が添い寝してあげたいときなどにも便利です。

また、必要なときだけサブのベッドを引き出して使用できるので、省スペースになるというメリットもあります。 

(3) ロフトベッド

ロフトベッドは、ベッド面が高い位置にあるタイプのベッドで、下があいています。下のスペースには、学習机やチェストなどを置いて、部屋のスペースを有効活用することが可能です。子ども部屋があまり広くない場合にオススメのベッドといえるでしょう。 

(4) システムベッド

システムベッドは、ベッドの下の段に家具がついたり、ベッドの外側に学習机がついたりしている多機能なベッドです。ベッド・収納棚・学習机などさまざまな家具を兼用できるため、省スペースな子ども部屋や、複数の用途を兼ね備えたい場合にオススメです。 

また、子どもの成長に合わせて用途を変えることができるため、長く使える点も魅力的といえるでしょう。 

子どもに合った子ども用ベッドを見つけよう!

子ども用ベッドには、「ハウスダスト・ほこりの吸い込みが減る」「子どもの自立につながる」などのメリットがあります。 

また、子ども用ベッドにはさまざまな種類があるので、子ども部屋のサイズや環境に合ったベッドを選び、快適な睡眠環境を整えましょう。 

【引用】 
(※1)消費者庁「Vol.570 就寝時の子どもの窒息事故に注意しましょう。ベビーベッドを利用することで避けられる事故があります。」 

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