【ワンオペのお風呂問題】赤ちゃんと上の子をいっしょに入浴させる方法を解説!

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【ワンオペのお風呂問題】赤ちゃんと上の子をいっしょに入浴させる方法を解説!

赤ちゃんの1か月検診が問題なく済み、ママの体調も安定していれば、赤ちゃんといっしょに入浴できるようになりますが、赤ちゃんといっしょにお風呂に入るのは簡単なことではありません。ましてや、上の子がいて、さらにワンオペともなれば、どうやって入浴すればよいのか手順に悩むかたも多いでしょう。

そこで今回は、一例として筆者が行っていた、上の子と赤ちゃんをワンオペで入浴させる方法をご紹介します。ママが生理中の場合についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

文/マムズラボ

目次

ワンオペで子ども2人とスムーズにお風呂に入るポイントとは?

ワンオペで子ども2人とスムーズにお風呂に入るポイントとは?

手伝ってくれる大人がいない中で、子ども2人と入浴するには念入りな準備が大切です。最初に、入浴前に準備しておくとよいことをまとめました。

脱衣所に全員分の着替えをスタンバイ

まずは、脱衣所に全員分の着替えを置いておきます。赤ちゃんの分は、座布団やマットの上に着る物とオムツを置き、その上にバスタオルを広げて重ねておきましょう。そうすると、赤ちゃんをタオルに包んで体をふいたあと、スムーズにオムツと服を着せられます。

赤ちゃんの待機場所を脱衣所に

上の子を洗うときに、赤ちゃんを安全に待たせられるようなアイテムを脱衣所に準備しましょう。クーファンやバウンサー、ハイチェアなど、赤ちゃんが動き回る心配のない物が便利です。ただし、赤ちゃんが寝返りやズリバイをするようになると事故につながる可能性があるので、成長に合わせて活用するアイテムは見直しましょう。

浴室内でバスチェアを使うという手もありますが、できれば浴室内よりも脱衣所がオススメです。大人が髪や体を洗っているときに赤ちゃんが倒れてしまった場合、濡れた床に顔を打ちつけるだけでなく、呼吸できなくなってしまう危険があります。

お風呂場のドアを開けて赤ちゃんの様子を見られるようにしたうえで、赤ちゃんを脱衣所で待たせるとよいでしょう。その際、赤ちゃんのお気に入りのおもちゃや動画などを活用するのもよいと思います。

使う物はすべて手の届くところに用意

入浴後に使う物は、脱衣所にすべて置いておきます。赤ちゃんの入浴後のケアに使う物も、すぐに手が届くよう着替えセットの横にスタンバイしておくと便利です。

全員分の着替え以外に、次の物を用意しておくとよいでしょう。

・バスタオル(1、2枚多めに)
・赤ちゃんを洗う用のガーゼ
・保湿剤(大人と子どもがいっしょに使える物がオススメ)
・おしりふき
・赤ちゃん用綿棒(必要な場合)
・赤ちゃんの予備用お着替えとオムツ(オムツをはく前におしっこをしてしまい、着替えが濡れてしまうこともあるため。広げておかなくてOK)
・タオルキャップ(ママや上の子の髪が長い場合はあると便利)
・大人用バスローブ(必須ではないものの、あると便利)

ミルクや飲み物の準備

お風呂上がりは喉が渇くので、水分補給の準備もしておきます。ミルク育児の赤ちゃんは、入浴前に粉ミルクを計量して、お湯を沸かしておくとよいでしょう。その際、上の子の飲み物もマグやコップに注いでおくと、お風呂から上がった子どもが自分で飲めます。

入浴後はすべきことがたくさんあり、大人も自分の水分補給を忘れがちです。ご自身の分も用意して、しっかり水分を取るようにしましょう。

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ワンオペで子ども2人とお風呂に入るオススメの手順

ワンオペで子ども2人とお風呂に入るオススメの手順

ワンオペで赤ちゃんと上の子を入浴させていた手順の一例をご紹介します。

1.赤ちゃんを待機場所で待たせる(その際、赤ちゃんはできるかぎり薄着にしておく)
2.上の子を洗い、湯船に入れる
3.ママ(パパ)が自分を洗う
4.赤ちゃんの服を脱がせ、洗う
5.3人で入浴
6.赤ちゃんとママ(パパ)がお風呂から上がり、赤ちゃんのお世話(着替え、髪を乾かすなど)をする
7.ママ(パパ)がパジャマやバスローブを着て、かんたんに顔の保湿する
8.赤ちゃんを待機場所で待たせ、上の子をお風呂から出してお世話(着替え、髪を乾かすなど)をする
9.ママ(パパ)が自分のケア(髪を乾かすなど)をする

上記の手順は、上の子が湯船の中で自由に歩き回れる程度の年齢(おおむね2歳半~3歳以上)を想定しています。この手順を参考に、子どもたちの発達に応じた入浴の手順を考えてみてくださいね。

上の子がまだこの条件に当てはまらない場合には、安全のためにも子ども2人を別々に入浴させるのがオススメです。

ママが生理中にワンオペで子どもをお風呂に入れるには

ママが生理中にワンオペで子どもをお風呂に入れるには

ママが生理中のときは、子どもといっしょに入浴するのをためらうかもしれません。そこで、ママが生理のときの子どもとの入浴方法について解説します。

基本的にはいつもどおりでだいじょうぶ

ママがしっかり体を洗ってから湯船に入れば、子どもといっしょに入浴しても衛生面の問題はありません。さらに、入浴中は水圧で経血が出にくい状態になるので、いつもどおりの入浴と考えてよいでしょう。

入浴後のママの準備をしっかりしておく

子どもたちの準備はしっかりしていても、ママはつい自分のことをあと回しにしがち。しかし、生理中は入浴後のママの準備をしっかりしておく必要があります。

入浴前に、下着にナプキンをセットして、脱衣所に用意しておきましょう。ナプキンよりもかんたんに着用できる生理用品もあるので、利用してみるのもオススメです。

出血が気になるときは別々に入浴するのもあり

基本的に問題ないとはいえ、出血が多いときは抵抗を感じるママもいると思います。そんなときは、タンポンを使用するか、先に子どもたちだけを入浴させ、ママはパパが帰宅してからお風呂に入るのでもよいでしょう。

生理中は体も心も敏感です。あまり無理せず、パパとも協力しながら子どもたちをお風呂に入れてあげてくださいね。

ワンオペで子ども2人とお風呂に入るときの注意点

ワンオペで子ども2人とお風呂に入るときの注意点

ワンオペでお風呂に入るときにいちばん注意したいのは子どもの安全です。1歳児の死亡事故の原因としては、浴槽での溺水が第2位と高い位置を占めます。また、お風呂場はすべるので転倒の心配もしなければいけません。

子どもが安全に入浴できることを第一に考える必要があるため、ここからは子どもとの入浴で注意することをご紹介します。

転倒を予防する

お風呂場はすべりやすく、転倒の危険があります。石鹸やシャンプーのぬめりが床に残らないように、髪や体を洗ったあとは床もよく流すように意識しましょう。

すべり止めのマットを洗い場の床に敷くのもオススメです。子どもだけでなく、赤ちゃんを抱っこしての入浴になる大人も、転倒にはよく注意してください。

水温・水量を調整する

ワンオペで子ども2人をお風呂に入れる場合、どうしても上の子を湯船に入れている時間が長くなります。のぼせないように水温は低めに設定し、湯量も少な目にしておきましょう。

子ども2人から目を離さない

大人自身の洗髪中や上の子のお世話中は、お風呂場のドアを開けて、赤ちゃんの様子を常に気にかけるようにしてください。そして、赤ちゃんのお世話をしているときも、上の子の安全に気を配りましょう。

脱衣所で赤ちゃんの世話をしているとき、まだ湯船の中にいる上の子が寒いのではないかと心配になるかもしれませんが、浴室のドアを閉めず、上の子の様子もすぐに確認できるようにしておいてください。

不安がある場合は無理をしない

赤ちゃんと上の子をいっしょに入浴させるのが不安なら、子ども2人を別々に入浴させたり、ママ(パパ)は子どもの世話に徹したりして、自分の入浴は別のタイミングにするのも検討してみるのもよいでしょう。

また、赤ちゃんのお世話に不慣れな人の場合や、大人の体調が優れないときなどは、別々に入浴したり、1日くらいであればシャワーのみやタオルで体を拭く程度にしておいたりなど、無理をしないことが大切です。

ワンオペで子ども2人をお風呂に入れる際は、安全に配慮し入浴させよう

ワンオペで子ども2人をお風呂に入れる際は、安全に配慮し入浴させよう

ワンオペのお風呂はやることが多くて大変ですが、お風呂は危険な場所にもなりえるので、油断は禁物。不安な場合は子どもを別々に入れましょう。
安全で楽しい親子のバスタイムになるように、安全には十分配慮してくださいね。

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