【子育ては手を抜くことも必要】ストレスをためないコツや活用できるサービスとは?

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【子育ては手を抜くことも必要】ストレスをためないコツや活用できるサービスとは?

「子どもはかわいいし、いっしょにいて幸せなのに、最近すごくストレスがたまっている」そう感じるママパパは、多いのではないでしょうか。乳幼児との生活は、子どもから目を離すことが許されないため、思ったように時間を使えず、ストレスがたまりやすくなります。

そんなママパパのために、子育てでストレスをためないコツや、リフレッシュ方法を心理学者でもある筆者がご紹介します。

文/マムズラボ

目次

子育て中にストレスをためないコツ

子育て中にストレスをためないコツ

まずは子育て生活の中で、以下のことを意識的に実行してみましょう。これによって、ある程度ストレスの蓄積を遅らせたり、軽減できたりすると考えられます。

1人時間を確保する

まだ子どもが小さいときに1人時間を確保することは、難しいですよね。そこで、子どもを早めに寝かしつけたり、自身がいつもより早めに朝起きたりと工夫し、少しだけでもよいので1人の時間を確保するとよいでしょう。

1児のママである筆者は、子どもといっしょに8時ごろ眠りにつき、夜はパパの1人時間とし、ママは早朝4時からを1人時間として利用したり、夜を夫婦の時間として楽しんだりするようにしていました。

ここで大切なポイントが1人時間の使い方です。1人時間はなるべく家事や仕事に使わないようにしましょう。子どもが起きていると家事が進まず、眠っている間にササッと済ませたいという気持ちは、どんなママパパでもあるかと思います。

しかし、わずかな1人時間まで家族のために使っては、自分の心身を追い込むことにつながります。それでストレスが蓄積すれば、大切な家族の時間にも負の影響がでてくるかもしれません。

そのため、家事や仕事が残っていても、1人時間はなるべくドラマを見たり、まんがを読んだりなど、自分のために使うよう心がけ、リフレッシュするように努めましょう。

家族以外の人と話す

ほとんどの時間を子どもと過ごす子育て中だからこそ、ママ友とのランチ会など、家族以外の人と話す時間をつくることも大切です。これはストレスをためないだけでなく、たまったストレスの軽減にも有効です。

子どもが小さかったり、預け先がなかったりする場合は、互いに子ども同伴で会うことも検討してみてください。お店で会うことが難しければ、互いの家や公園、児童館などでもよいでしょう。短い時間でも、どのような場所であっても、お互いの悩みを話すだけでも、多少気持ちはスッキリするはずです。

「〜すべき」と考えない

「毎日食事を手作りするべき」「どんなときも子どもを優先するべき」など、「~すべき」という観念にとらわれず、手を抜くことも覚えましょう。たとえば、冷凍食品やデリバリーを使う、便利家電やハウスキーパーに頼るなど、家事だけでも手を抜く術は多々あります。

適度に手を抜くことは決して悪いことではありません。そうすることでママパパの心に余裕が生まれ、いつもより子どもに笑顔で接することができるなら、それは子どもの発達にもよい効果をもたらすでしょう。自分自身を大切にすることは、子どもを大切にすることにもつながります。

【関連記事】子育てを楽しむコツと育児に向いていないと感じたときに試したい対処法4選

子育ての息抜きに活用できるサービス5選

子育ての息抜きに活用できるサービス5選

次に、ママパパが頼ることのできるサービスをご紹介します。家事から育児まで自分に合ったサービスがないか、ぜひ確認してみてください。

宅食サービス

宅食サービスは、疲れたときや時間に余裕のないときに利用することで、家事の負担を減らせます。特別な日の気分転換として、子どもといっしょに楽しむのもよいでしょう。

また、子どもがまだ乳児であれば、自分用として楽しむのもオススメです。乳幼児のワンオペ育児をしていると、好きなときに好きなものをおいしい状態で食べるという、当然のことが難しくなります。困ったときに利用するだけでなく、たとえば週に一度のプチ贅沢として利用しても、きっとよいリフレッシュになるに違いありません。

家事代行

子育てと家事のうち、家事が負担と感じているかたには、家事代行サービスがオススメです。料理や掃除だけでなく、買い出しやちょっとした育児のお手伝いまで、業者によって幅広いサービスを提供してくれます。

比較的安価な利用料でサービスを受けられる会社もあるので、まずは比較サイトなどで調べてみるとよいでしょう。

一時保育

公立保育園などで行っている一時保育なら、コストをあまりかけずに子どもを預けられます。一時保育のメリットは、ママパパの時間を確保できることだけではありません。

子どもにとっても、同年代の友だちと関われる機会になります。また、子どもが0~2歳児で自宅保育が主であれば、保育園や幼稚園などの集団生活に向けた練習にもなるのでオススメです。

ファミリーサポート

ファミリーサポートとは、自治体が運営する地域の子育て支援サービスで、地域の中で子育ての助け合いができる制度のことです。会員登録をして支援をお願いすると、支援の提供が可能な会員とマッチングされ、安価に家事などのサポートをしてもらえます。

幼保無償化の対象でもあるため、子どもの年齢や保育状況によっては、無料でサービスを受けられる可能性もあります。ただし、それには支給認定などの手続きが必要です。

無償化を受けない場合でも、事前の面談や打ち合わせが必要な場合もあるため、なるべく早めに登録したうえで、お願いできる支援の詳細について把握しておきましょう。

ベビーシッター

一時保育が定員だったり、ファミリーサポートで支援者が見つからなかったりするときは、会社や個人による家庭訪問型の保育サービスを利用するのもひとつの方法です。ベビーシッターは、研修を受けている人や保育士などの資格を持っている場合が多いため、子どもを任せやすいです。

ただ、保育者によって金額が異なること、シッター代のほかに交通費や手数料などが必要な場合があり、一時保育やファミリーサポートよりも金銭的な負担が大きくなる可能性があります

また、サービス内容も依頼先によって異なります。そのため、緊急時用にあらかじめ調べておいたり、一度利用してお抱えのベビーシッターを見つけたりしておくのも、ひとつの手でしょう。

息抜きしながら無理なく子育てを楽しもう

息抜きしながら無理なく子育てを楽しもう

子育てするママパパが、ストレスをため過ぎない方法や負担を軽減するサービスなどについてご紹介しました。

現在、ワンオペ育児ということばが浸透していますが、少し前まで子育ては地域のさまざまな人の力を借りながら、助け合って行うものでした。それほど子育てとはそれほど大変なものだからです。

保護者だからといってすべてを1人で背負い込まず、適度に手を抜き、助けを借りながら、無理のない子育て生活をおくりましょう。

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