こんにちは、エッセイマンガ家のこしいみほです。小学2年生の娘と年中の息子を育てています。
毎週月曜日に、娘が小学1年生のときの出来事を振り返るエッセイを更新しています。それぞれの地域や学校によって違いがある部分もあるかと思いますが、一例として楽しんでいただければと思います。
今回のテーマはこちら!
【親子で完成させた読書感想文】〜カフェで執筆〜
小学1年生の娘が臨んだ夏休みの宿題シリーズ。前回、前々回の自由研究に続いて、今回は読書感想文です。読書感想文の宿題は任意でしたが、娘が先生に「やる!」と宣言したらしく、夏休み前に学校の図書館で課題図書を借りてきました。
読書感想文……。私が小学生のころは面倒に思っていた宿題でした。でも大人になって、自分が興味を持ったものの魅力を人に紹介するスキルの大切さをしみじみ感じているので、その練習となる読書感想文は、できれば嫌いになってほしくないなというのが私の願いでした。
なので、なるべくラクに、楽しく完成させる方法はないかなと考えました。
そこで、やってみたのが以下の2つです。
1 書く労力を減らす
本のどの部分が気に入ったか、読んで考えが変わったことはあったかなど、私から娘に質問形式でインタビューし、箇条書きでメモしました。
娘本人が手書きでメモを作れればいちばんいいのですが、初めての読書感想文でそれはハードルが高いのでは?ここで疲れてしまうのでは?と思い、やめました。
インタビューのメモは私がiPadのメモアプリに打ち込みました。
なんとなく全体の構成を考えながら、お風呂上がりに30分ほどでやりました。
2 お気に入りの場所で書く
インタビューのメモを組み合わせて文章を完成させ、原稿用紙に清書するのは、自宅ではなく娘が好きなカフェですることにしました。娘に提案すると「えっ! カフェでやるの?」とわくわくしていました。よしよし、狙いどおり…。
ドリンクを注文して、少しずつ飲みながら、「ここのことばはどうする?」と相談しながらいっしょに文章を完成させました。
平日のお客さんが少ない時間に行ったので、店員さんが娘に「夏休みの宿題やってるの? すごいね〜!」と声をかけてくださって、娘もホクホク。
書き終わったらケーキ食べる!と言って集中して原稿用紙に清書。お店に入ってから1時間半で完成〜!
とてもおいしそうにケーキを食べていました。
終わりよければすべてよし、という感じで、少なくとも読書感想文を嫌いにはなっていなさそうですが、今年、2年生では書かないそうです(ズコーッ)。
読書感想文だけでなく、自分がラクなやり方を考えることや、場所をかえてやる気を出すといった工夫が、娘の人生のどこかでヒントになればいいなと思っています。
今回は私と娘の1年生の夏休みの宿題のやり方をご紹介しましたが、「こそだてまっぷ」では、ほかにもいろんな記事で夏休みの宿題について紹介しています。
お子さんのタイプに合うやり方を見つけてみてくださいね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
また来週!
この記事の監修・執筆者
SNSやWEB連載をもつエッセイマンガ家。小学2年生の長女・年中クラスの長男の子育てに奮闘中。義両親と同居している。コミックエッセイ「ころんでもポジティブ 毎日を少しでも明るく楽しく生きる23の思考術」発売中。
Instagram:miho20141124
Twitter:@541miho
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