コロナ禍でオンライン診療・薬の受け取りの希望が増加

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コロナ禍でオンライン診療・薬の受け取りの希望が増加

コロナ禍が始まってからは特に、子連れで病院や買い物などに出かけていくのは出来れば避けたい、と考える人は多いのではないでしょうか。子育て中の多くの人がオンラインで病院の受診や薬の受け取りができたら便利なのに、と考えていることが日本調剤株式会社の「パパママの家事・育児の悩みと通院・処方薬に関する調査」でわかりました。

文/マムズラボ

目次

時間の使い方への影響が大きいのは「子どもの体調不良」

コロナ禍で「発生すると使える時間への影響が特に大きいものは?」という質問に対して、以下のような結果になりました。

1位「子どもの体調不良」(54.6%)
2位「ご自身か同居人の体調不良 ※子どもを除く」(38.0%)
3位「子どもの用事やイベント」(35.1%)

コロナ禍前と比較して「子どもの体調不良」は13.6ポイント増。
「ご自身か同居人の体調不良 ※子どもを除く」も13.0ポイント増。
つまり、家族の体調不良が時間的負担になっていることがわかります。

コロナ禍では、誰か1人の体調不良や感染が同居している家族全員に影響を及ぼすという状況があちこちで聞かれました。家庭内での病気のまん延を防ごうとすれば、精神的負担はもちろん時間的負担も大きい、と多くの人が感じた結果の表れでしょう。

新型コロナウイルス流行前後比較

また、回答には男女で大きな違いがありました。

女性の1位は「子どもの体調不良(63.1%)」で、お子さんに関することとなっています。

一方、男性の1位は「ご自身の残業、追加出勤など突然の仕事の依頼(50.2%)」で、ご自身の仕事に関することとなっています。

男女比較

女性にとっては特に子どもの体調不良の負担が大きいことが明らかになりました。
女性は子育て、男性は仕事と、男女間で時間的負担に対する考え方に違いがあるようです。

買い物や病院、薬の受け取りで「オンラインを活用したい」

すでに利用しているものを含めて、「新型コロナウイルス感染症の感染リスクを考慮して、できるだけオンラインを活用したいものは何か」と質問したところ、次のような結果になりました。

1位「買い物(49.7%)」
2位「病院の診療(37.9%)」
3位「処方薬の受け取り(36.0%)」

買い物に関しては、すでにネットショップを活用している人も半数近くにのぼっており、少なくないことがわかります。
それに次ぐ病院や調剤薬局の利用に関しては、今後ますますのオンライン化のニーズが高くなることが予想されるのではないでしょうか。

買い物や病院、薬の受け取りで「オンラインを活用したい」

また同調査によると「病院の診療にオンラインを活用したい」と答えた人のうち、約7割は「処方薬の受け取りでもオンラインを活用したい」と回答しています。
つまり、診療から処方薬の受け取りの一連の流れにおいて、オンライン化を希望する層が一定数いることがわかりました。

「オンライン服薬指導※」の魅力について聞いたところ、以下のようにオンライン服薬指導へ期待する声がありました。

※オンライン服薬指導:スマートフォンやパソコンなどのビデオ通話機能を利用して、自宅にいながら薬剤師から処方薬の飲み方の説明を受けられ、外出しなくてもお薬を受け取ることもできるサービス

1位「時間短縮になる(66.6%)」
2位「新型コロナウイルス感染症の予防になる(55.8%)」
3位「子どもを医療機関へ連れていく必要がない(48.0%)」
となっており、時間や手間が省け、コロナ感染のリスクも減ることを魅力と感じていることがわかります。

オンライン診療からオンライン服薬指導の流れと、病院の探し方

オンライン診療からオンライン服薬指導の流れと、病院の探し方

感染の心配もあり、長時間待たなければならないこともあるため、お子さんを病院につれて行くのはなかなか大変なことでしょう。診察が終わってやれやれと思ったら処方箋を持って薬局へ…そこでも再び、感染の心配、長い待ち時間…もうくたくたという経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
コロナ禍になってからオンライン化が進み、オンラインでできることはオンラインで済ませたい、という声が多く寄せられたのは、ある意味当然の結果なのでしょう。

では、実際にオンライン診療を受けるには、どうしたらよいのでしょうか。まずは、かかりたい病院が、服薬指導も含めてオンラインに対応しているかどうか調べるところから始めます。

オンライン診療とオンライン服薬指導の利用の手順

1 診療内容の確認
オンライン診療に対応している病院は増えつつあります。診察してもらいたい医療機関のホームページや電話などで、オンライン診療を行っているか確認します。

厚生労働省でも都道府県別にオンライン診療に対応している病院のリストを公開していますが、かかりつけ医がある場合は、まずはそちらに相談するとよいでしょう。

2 予約
電話または医療機関のホームページで診療予約をします。保険証や診察券を手元に用意しておくとスムーズです。また、このときに支払い方法についても確認しておきましょう。

3 オンライン診療
本人確認が終わったら、電話やオンラインで受診することになります。
医師に、直接医療機関にかかるよう推奨されたら、従いましょう。

4 処方薬の受け取り
薬の処方がある場合は、薬を出してもらう薬局を医療機関に伝え、受診した病院から薬局に処方箋を送付します。
薬は、直接受け取りのほか、薬剤師からオンライン服薬指導を受けて、自宅にいながら郵送等で受け取ることも可能です。

オンライン診療に対応している病院、オンライン服薬指導に対応している薬局は、都市部だけでなく、地方でも増えています。
病院が少ない、あるいは自宅から遠いために、つい通院をためらってしまうような地域にお住まいの方でも気軽に受診できるようになれば、時短や負担軽減だけでなく、医療格差の是正など社会全体に対しても大きなメリットがあるでしょう。今後のさらなる拡大が期待されます。

<調査元>
パパママの家事・育児の悩みと通院・処方薬に関する調査
https://www.nicho.co.jp/corporate/newsrelease/20220323_nr2/
期間:2022年2月25日(金)~2月28日(月)
方法:インターネットモニター調査
対象:全国の、子どもと同居しており、かつ本人または同居する家族が病院に通っている(直近1年で3回以上)20~49歳の男女652名、男性321名、女性331名

日本調剤オンライン薬局サービス NiCOMS
NiCOMS(ニコムス)はスマホやパソコンを使って服薬指導を受けられるオンラインの薬局サービスです。

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