【反対語クイズ10問】“出発”“往復”の反対語は? 「旅行」をテーマに語彙力をアップ!

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重い↔軽い、暑い↔寒いのように、互いに反対の意味を表す言葉を「反対語(対義語)」と言います。今回は、旅行でよく使われる言葉の反対語をクイズにしました! ぜひ家族で挑戦して、語彙を増やしてくださいね。

目次

【第1問】日本より「涼しい」国へ旅行する計画を立てました。「涼しい」の反対語は?

答えは…







暖かい

涼しい:ひんやりとして気持ちがいい。

暖かい:温度の高さがちょうどよくて気持ちがいい。

気候(気温)には、「暑い↔︎寒い」、「涼しい↔︎暖かい」という、2つの反対語があります。「暑い↔︎寒い」は不快に感じる気温を表すのに対して、「涼しい↔︎暖かい」は快適に感じる気候(気温)を表します。また、「暖かい」は気侯に対して使い、「温かい」は「温かい料理」など、物の温度について使います。

【第2問】いよいよ楽しみにしていた場所へ「出発」します。「出発」の反対語は?

答えは…







到着

出発:目的の場所に出かけること。

到着:目的の場所に着くこと。

「到着」は、物が目的の場所に着くことも表します。その場合の「到着」の反対語は、「発送」です。言葉がどんな文脈で使われるかによって、同じ言葉でも反対語が変わります

【第3問】空港へ「始発電車」で向かいます。「始発電車」の反対語は?

答えは…







最終電車

始発電車:その日、最初に出発する電車。初電とも言う。

最終電車:ある鉄道路線の営業時間で、最後に出発する電車。終電とも言う。

同じ「始発」という言葉を使った「始発駅(鉄道路線で、出発地点となる駅)」の反対語は、「終着駅(鉄道路線で、最後に到着する駅)」です。「始」と「終」で反対の意味を表す言葉は、ほかにも「始業↔︎終業」「開始↔︎終了」などがあります。

【第4問】「団体」旅行に参加します。「団体」の反対語は?

答えは…







個人

団体:同じ目当てをもっている人々の集まり。

個人:一人ひとりの人。

「団体」に似た言葉に「集団」があります。「集団」は人や動物の集まりを表し、目的があって集まっている「団体」とは意味合いが変わります。「集団」の反対語は、「個人」や「個別」です。

【第5問】航空会社のカウンターで「集合」です。「集合」の反対語は?

答えは…







解散

集合:一か所に集まること。

解散:集まっていた人がそれぞれに分かれること。

「解散」には、会社や組織など、ある目的をもった集まりをなくすという意味もあります。この場合の反対語は、「設立」です。

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【第6問】飛行機がどんどん「上昇」します。「上昇」の反対語は?

答えは…







下降

上昇:上(のぼ)ること。上(あ)がること。

下降:下(くだ)ること。下(さ)がること。

「上」と「下」で反対の意味を表す言葉は、「上位↔︎下位」「上座(かみざ)↔︎下座(しもざ)」「風上(かざかみ)↔︎風下(かざしも)」「上品↔︎下品」など、たくさんあります。

【第7問】楽しみにしていた登山は「晴天」にめぐまれました。「晴天」の反対語は?

答えは…







雨天

晴天:晴れ渡った天気。晴れた空。

雨天:雨の降る天気。雨の降る空もよう。

「晴天」の反対語は、「雨天」のほかにも、曇りの日を表す「曇天(どんてん)」があります。よい天気のことを「好天」と言いますが、「好天」は「晴天」だけでなく、少し雲があっても、気温がちょうどよい状況など、過ごしやすい天気のことも表します。「好天」の反対語は、雨や風が激しい荒れた天気を表す「荒天(こうてん)」です。

【第8問】登山口までは「往復」でケーブルカーを使います。「往復」の反対語は?

答えは…







片道

往復:行きと帰り。

片道:行きか帰りのどちらか。

往復の「往」は行くこと、「復」は行った道を帰ることを表します。行って帰ってくる「往復」の反対だから、行きと帰りのどちらかを表す「片道」が答えです。

【第9問】草原や川など「自然」の環境が広がっています。「自然」の反対語は?

答えは…







人工

自然:山や川、木、星などのように、人間がつくったものでなく、この世にあるもの。

人工:人の手が加わって作られたようす。

「自然」には、人の手を加えない、もののありのままの状態や成り行きという意味もあります。この場合の反対語は、打ち消しの意味がある「不」をつけて「不自然」です。「不」がつく対義語は、「可能↔︎不可能」「完全↔︎不完全」「使用↔︎不使用」などがあります。

【第10問】旅行もそろそろ終わり、「帰国」の時がきました。「帰国」の反対語は?

答えは…







出国

帰国:自分の国に帰ること。

出国:外国へ行くためにその国を出ること。

出国の反対語は、「帰国」と「入国」があります。ある国へ入ることを「入国」と言い、自分の国に帰ることは「帰国」です。「日本を出国してアメリカに入国し、1週間後に日本に帰国した」というように使い分けます

10問中、何問正解しましたか? 文部科学省は学習指導要領で、語彙について「第2学年では、類義語と対義語、同音異義語や多義的な意味を表す語句などについて理解すること」としています。さまざまな語句を会話や文章などで使うことを通して、語彙力を豊かにしたいですね。今回のクイズが、そのきっかけのひとつになりますように!

この記事の監修・執筆者

編集部員 こそだてまっぷ編集部

未就学から中学生までの子を持つママ編集者を中心に、子どもの学びや育ちに関する様々な情報を日々発信しています!

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