[野菜クイズ*10問]食べているのはどの部分?

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[野菜クイズ*10問]食べているのはどの部分?

毎日の食卓で大活躍の野菜。家族の健康のためにも欠かせませんね。
普段なにげなく食べている野菜ですが、葉・根・茎・花・実、どの部分を食べているか知っていますか?
お子さんがよく知っている野菜をクイズにしました。ぜひ親子で挑戦してください。
お子さんが野菜に興味を持つきっかけになりますように!

目次

食べているのは葉・根・茎・花・実のどこ?

カボチャは?

カボチャ







カボチャはウリ科のつる性一年草です。主に実を食べます。
茎はつる状になって広がり、7m以上伸びます。花や実は葉のわきから出て、茎にぶら下がったり、地面についたりして大きくなります。
カボチャは大きく分けて西洋カボチャ・日本カボチャ・ペポカボチャの3種類があります。現在、日本でよく食べられているのは西洋カボチャで、ホクホクとしてあまいのが特徴です。

茎にぶら下がるカボチャ

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ジャガイモは?

ジャガイモ







ジャガイモはナス科の多年草です。土の中の茎の先が大きくなった塊茎(かいけい)を食べます。
食べている部分が根ではなく、茎だということに驚くかもしれませんね。
土から掘り出したジャガイモを観察すると、土の中の茎から細い茎が枝分かれして、その先端にジャガイモがついていることがわかります。

収穫したジャガイモ

ニンジンは?

ニンジン







ニンジンはセリ科の一年草です。根を食べます。
オレンジ色の部分の、細く短い根(側根)が生えているところが根です。葉がついている上部は茎で、茎と側根を切り落として食べます。
ニンジンを収穫しないでそのままにしておくと、茎が伸びて、初夏に白い小さい花がたくさん咲きます。

ニンジンの花

キャベツは?

キャベツ







キャベツはアブラナ科の一年草です。丸く巻いた葉を食べます
20枚ほど葉をつけたころから、中の葉がたくさんの葉を何重にも巻きこむように育ちはじめ、やがて大きな球状になります。
収穫をしないでそのままにしておくと、球状の葉の中から花芽が伸びて茎が立ち上がり、巻きこまれた葉にもすき間ができてきます。さらに茎が成長すると、上のほうに黄色い花をつけます。品種によっては、葉が巻かないキャベツもあります。

キャベツの収穫

サツマイモは?

サツマイモ







サツマイモはヒルガオ科のつる性多年草です。大きくなった根を食べます。
栽培するときは、種をまくのではなく、種イモから出た芽を育てて苗にして畑に植えます。春に苗を植えて、秋に大きくなった根の部分を収穫します。
サツマイモは病気や虫の被害が出にくい作物です。日本では江戸時代初期に栽培が始まり、米の不作などに備える作物として各地に広まりました。

収穫したサツマイモ

トウガラシは?

トウガラシ







トウガラシはナス科の一年草です。主に実を食べます。
夏ごろに白い花を多数つけ、開花から20日ほど経つと子房(めしべの下端の袋のようになった部分)が膨らみ、緑色の実になります。実が熟すと赤くなり、赤くなった実は辛味が強くなります。熟すとオレンジ色や黄色になる品種もあります。
トウガラシの葉は佃煮やおひたしにして食べることができます。

赤く熟したトウガラシ

ショウガは?

ショウガ







ショウガはショウガ科の多年草です。土の中の茎(根茎)を食べます。
古い根茎を種ショウガとして植えつけると、その上に新しいショウガができます。
地上には緑色の茎のようなものがたくさん伸びますが、これは茎ではありません。葉を茎などにつなぐ葉の一部で、葉柄と言います。

土の中のショウガ

ブロッコリーは?

ブロッコリー







花(花のつぼみ)

ブロッコリーはアブラナ科の一年草です。主に花のつぼみを食べます
太い茎から細い茎が枝分かれして広がり、成長して先端に花蕾(からい:つぼみのかたまり)ができます。花蕾をよく見ると、だ円形のつぼみがたくさん集まっていることがわかります。秋から冬に収穫しますが、収穫しないでそのままにしておくと、次の春に花が咲きます。
太い茎も、かたい皮をむけば、ゆでたり炒めたりして食べることができます。

ブロッコリーの花蕾

タケノコは?

タケノコ







タケノコはイネ科の多年草です。地上に伸びる茎を食べます。
タケノコはタケの新芽(茎と皮)で、地下に伸びる茎から地上に出てきます。掘らずにそのままにしておくと、タケの稈(かん:節があり、内部が空になっている茎)に成長します。
タケの成長は速く、種類によっては1日に1m以上伸びたという記録もあるそうです。

地上に出てきたタケノコ

タマネギは?







タマネギはユリ科の越年草です。鱗茎(りんけい)という葉の部分を食べます。
鱗茎には“茎”という字が入っていますが、茎ではなく、何枚も葉が重なった部分のことで、土の上に育ち、大きくなります。根の上に丸い茎があり、この茎から葉が出て厚くなり、丸く巻いたものが鱗茎です。タマネギの茶色い皮は葉が変化したものです。

土の上に育つ鱗茎

何問正解できましたか?
今回は、主に食べる部分が葉・根・茎・花・実のどれかに当てはまる野菜を紹介しました。
ダイコンやカブのように、根と茎が大きくなった部分とともに葉も食べる野菜もあるので、いろいろな野菜について、どの部分を食べているか調べてみてくださいね。

この記事の監修・執筆者

編集部員 こそだてまっぷ編集部

未就学から中学生までの子を持つママ編集者を中心に、子どもの学びや育ちに関する様々な情報を日々発信しています!

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