【語い力を高めると思考力も養える!】子どもでもできる”語い力アップ!”のことば遊び5選

更新日: 公開日:

語い力とは「どれだけ多くのことばを知っているか、使えるか」を示す能力のことです。語い力が高いと、コミュニケーションや学習にもたくさんのメリットがあります。

しかし、語い力を高めるにはどうすればいいのでしょうか。本記事では語い力を高めるメリットと、語い力向上につながるオススメのことば遊びをご紹介します。

文/マムズラボ

目次

子どもの語い力を高めるメリットとは?

まずは、子どもの語い力を高めるメリットについてご紹介します。

コミュニケーション能力が向上する

語い力が豊かであればあるほど、自分の思考や感情を人にしっかりと伝えられ、コミュニケーションがスムーズになります。自分の考えが相手にきちんと伝わることで説得力が増し、解釈の相違がなくなりやすくなるでしょう。

また、さまざまな場面で相手に配慮した言い方もできるので、信頼関係も築きやすくなります。学習面でも、グループ内での意見交換や発表をするときなどに、自分の考えを明確に伝えられるメリットがあります。

理解力が向上する

伝える力だけではなく、相手の言っていることや気持ちをより理解しやすくなります。語い力が低いと、他者の話を理解できず、会話が進まなかったり、相手を疲れさせたりしてしまう可能性があります。

コミュニケーション以外でも、国語や算数の問題文を読む読解力もつき、授業をスムーズに理解することにもつながります。

思考力が養われる

頭の中で何か考えるときも、人間はことばを使っています。知っている単語、使える単語が多いほど、さまざまな情報を頭の中で整理し、物事をより具体的に深く考えられるようになるため、思考力も向上します。

作文やレポートを書くときに必要な文章の表現力などにも活かされるでしょう。

オススメの記事:【読書量と学力は関係している?】本を読まない子どもを読書好きにするための工夫と保護者のNG行動とは?

子どもの語い力を高めることば遊び5つ

続いては、語い力を高められることば遊びを5つご紹介します。ぜひ、子どもといっしょにチャレンジしてみてくださいね。

1.しりとり

「しりとり」は、ことばの最後の一音を取って、その音からはじまることばをつなげていく遊びです。誰もが知っているであろう「しりとり」ですが、実は語い力を高めるのにぴったりな遊びなのです。

「しりとり」は、ことばを多く知っているほうが有利となるので、子どもが知らないことばをあえて使うことで、「そのことばの意味は何?」と興味を持たせやすく、語い力や知識をふやせます。

少し難易度を上げて、野菜だけ、動物だけなどの「しばり」や、文字数を決めるなどのルールを追加するのも語い力アップにオススメです。

2.なぞなぞ

クイズは知識があれば回答できますが、なぞなぞはなぞかけが含まれているのが特徴です。答えが1つではなく、たくさんあるのもなぞなぞの特徴といえます。

例として、「パンはパンでも食べられないパンってなんだ?」という有名ななぞなぞでは、フライパン、パンダ、パンツなど、複数の回答が可能です。

年齢別になぞなぞの本を購入したり、インターネットで検索したりして、さまざまなジャンルのことばを教えてあげましょう。

3.古今東西ゲーム(山手線ゲーム)

テーマを決めて、リズムに合わせてそのお題に合うものを言っていくゲームです。

例として、「テーマ:果物」の場合、「回答:バナナ、りんご、すいか……など」が挙げられます。与えられたテーマについて考える必要があり、自分以外の回答を聞くことで新しいことばを学ぶきっかけになります。

ゲーム感覚でリズムをつけると、素早く正しいことばを選ぶという作業も加わり、人との会話時にもスムーズにことばが出てきやすくなりますよ。

4.連想ゲーム

連想ゲームはお題を決めて、どんどん連想していくゲームです。

たとえば、「こんぺいとうといったら?」とはじまり、「丸い」「甘い」などと、テーマについて関連することばを言っていきます。与えられたテーマやことばから新しいことばを連想する必要があり、ことばの関連性、類似性を理解するきっかけになる遊びです。

ほかにも、「こんぺいとうは甘い→甘いといったらわたあめ→わたあめといったら白い……」などと、相手が言ったことばに関連することばを回答していくルールで遊ぶのもよいでしょう。

5.かるた

かるたは読み札と取り札があり、読まれた札をさがす遊びです。子ども向けのかるたは、最初は知らない単語でも取り札の絵でわかりやすくなっているので、小さい子どもでも気軽に遊べます。

さまざまなかるたが販売されており、子どもの好きなキャラクター、イラストのものや、子どもの興味のありそうなジャンルのかるたを選ぶと喜んで遊んでくれるでしょう。ひらがなが読めるようになったら、読み手を子どもにお願いするのもオススメです。

子どもと楽しく遊びながら語い力を高めよう

ことば遊びは、ゲーム感覚で楽しみながら子どもの語い力を高めることができます。子どもとのコミュニケーションの時間にもなるため、子どもとことば遊びを行い、たくさんのことばと出会う機会をふやしてあげましょう。

こそだてまっぷから
人気の記事がLINEに届く♪

あわせて読みたい

おすすめ情報

こそだてまっぷから
人気の記事がLINEに届く♪

関連記事