【梅雨ダル解消レシピ! 親子食育クッキング】蒸し暑い季節にオススメのさっぱりメニュー

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【梅雨ダル解消レシピ! 親子食育クッキング】蒸し暑い季節にオススメのさっぱりメニュー

蒸し暑くてジメジメとした梅雨の季節は、なんだか体がだるかったり、頭痛がしたり、食欲が落ちたりして、体調がすぐれず、悩まされる人が多いようです。そんな状態を「梅雨ダル」というそうです。
「梅雨ダル」の状態は、大人だけでなく子どもにも見られますね。
ジメジメした蒸し暑さが続いていて、最近、お子さんの食欲は落ちてはいませんか。
そこで、梅雨の時期でもしっかり食べられて元気になれる、さっぱりおいしいレシピをご紹介します。

目次

2度おいしい! 「冷やしトマトラーメン」

おいしそうな「冷やしトマトラーメン」

【材料 2人分】
中華麺・・・2玉
ミニトマト(細長いもの)・・・6個(ヘタを取る)
豚ばら肉(しゃぶしゃぶ用)・・・80g
ブロッコリースプラウト・・・1/2パック(根元を切り落とす)
とうもろこし・・・1/3本(茹でて、そぎ切りにする)

〈スープの材料〉
カットトマト缶・・・200g
水・・・150ml
鶏ガラスープの素・・・大さじ1
すりおろしにんにく・・・小さじ1
しょうゆ・・・小さじ1
オリーブオイル・・・大さじ1

〈アレンジの材料〉
ごはん・・・150g
粉チーズ・・・適量
パセリ・・・適量(みじん切りにする)

【作り方】

ボウルにスープの材料をすべて入れ、泡だて器でしっかり混ぜたら、10分ほど冷蔵庫で冷やします。

鍋に湯を沸かし、豚ばら肉を入れて、色が変わって火が通るまで茹でたら、湯切りします。

別の鍋にたっぷりの湯を沸かし、中華麺を入れて表示時間どおりに茹でたら、流水で洗ってぬめりを取り、ザルにあげて水気を切ります。

☆洗い物を少なくするために、の鍋を再利用してもだいじょうぶですが、豚肉を茹でた湯には豚肉の余分な脂がたくさん出ているので、いったん捨てて新しい水に入れかえましょう。

ミニトマトを斜め方向に半分に切り、片方を180度回転させて切り口を合わせ、ハートの形にします。

☆細長い形のトマトでないと、うまくハートの形になりません。もちろん、半分に切るだけでもOKです。

器にを入れ、を注いだら、とブロッコリースプラウト、とうもろこし、をのせてできあがり。

〈こんなアレンジも!〉

麺を食べたあと、もう少しは食べられそうなときは、残ったスープに、ごはん、粉チーズ、パセリを加えて混ぜれば、冷製トマトリゾット風のできあがり。温めてもおいしく召し上がれます。

☆スープにはトマトの栄養がたっぷり含まれているので、リゾット風にしてスープも残さず食べれば、トマトの栄養をしっかり補給できますよ。

【ポイント】

1つのメニューで2つの味を楽しめるので、最後まで飽きずに食べられます。
また、トマトに含まれるリコピンやβカロテンは、暑さによるストレスや紫外線によるダメージから体を守ってくれる抗酸化作用があり、豚肉に含まれるビタミンB1は疲労回復効果があります。どちらも梅雨ダル解消に効果的な食材です。

 

型抜きも楽しい! 「夏野菜たっぷりサラダパスタ」

【材料 2人分】
ファルファッレ(リボン型ショートパスタ)・・・150g
ツナの缶詰・・・1缶
バジル・・・4枚(みじん切りにする)
ミニトマト・・・10個(1/4に切る)
赤・黄パプリカ・・・各1/2個(半分に切り、種とワタを取り除く)
きゅうり・・・1/3本(輪切りにする)
ロースハム・・・3枚
スライスチーズ・・・3枚

<調味料>
エキストラバージンオリーブオイル・・・大さじ3
すりおろしにんにく・・・小さじ1
レモン汁・・・小さじ1
塩・・・小さじ1/2
こしょう・・・少々

【作り方】

赤・黄パプリカ、きゅうり、ロースハム、スライスチーズは、好きな形の型でぬきます。

☆きゅうりは、型抜きしやすいように太めのものを選びましょう。パプリカは、内側から型抜きするとぬきやすいです。好きな「形の型を選んだら、親子で手分けして型抜きしていきましょう。

          

ボウルにすべての調味料と、ミニトマト、バジル、ツナの缶詰を加え、しっかり混ぜたら冷蔵庫で冷やします。

沸騰した湯に塩(分量外)を加え、ファルファッレを表示時間+1分長めに茹でます。氷水に取り出して冷やしたら、ザルにあげて水気を切ります。

☆冷製パスタの場合は、表示時間よりも少し長く茹でることで、芯が残らずちょうどよい食感に仕上がります。

に、を加えて軽く混ぜ合わせたら、器に盛りつけてできあがり。

【ポイント】

リボンの形をしたファルファッレと型抜きした具材がとてもかわいくて、子どもの食欲を増してくれそうですね。シンプルな味つけですが、トマトとツナのうま味に、レモンの酸味で満足感がありながらも、最後までさっぱりと食べられますよ。

夏でもおいしい! 「夏野菜の冷やしおでん ジュレ仕立て」

【材料 2人分】
トマト(中玉)・・・2個
オクラ・・・4本(ヘタとガクを切り取り、塩もみする)
とうもろこし・・・1/2本(皮をむき3㎝幅に切った後、縦半分に切る)
なす・・・2本
ゆで卵・・・2個
ソーセージ・・・4本
さつま揚げ・・・2枚
粉ゼラチン・・・5g

<調味料>
だし汁・・・600ml
みりん・・・大さじ3
酒・・・大さじ2
しょうゆ・・・大さじ1
塩・・・小さじ1/2

【作り方】

トマトはヘタをくり抜き、反対側に十字の切り込みを入れます。沸騰した湯に30秒ほど入れたら氷水に取り出し、皮をむきます。

☆氷水に入れたトマトは、皮がスルスルとむけていくので、子どもでも楽しく取り組めます。ただし、皮をむいたあとのトマトは、形が崩れやすいので、やさしく持ってあげるよう伝えましょう。

なすはピーラーでしま模様になるように皮をむき、縦半分に切って包丁で斜めに細かく切り込みを入れたら、水にさらします。

鍋に調味料を入れて中火にかけ、沸騰させたら弱火にして、さつま揚げ、ソーセージ、なす、とうもろこしを入れ、10分ほど煮込みます。

☆さつま揚げを型抜きすると、かわいく仕上がりますよ。

トマト、オクラ、ゆで卵を加えて3分ほど加熱したら火を止めます。200ml分の煮汁を取り分けておき、残りの煮汁と具材は粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やします。

取り分けた煮汁は熱いうち(80℃以上)に粉ゼラチンを加えてかき混ぜます。粗熱が取れたら、冷蔵庫に入れて冷やし固めます。

器におでんの具を盛りつけ、フォークで崩したを上からかけたらできあがり。お好みでゆず胡椒やからしを添えてお召し上がりください。

【ポイント】

おでんといえば、冬に食べるのが定番ですが、冷たいジュレで食べるおでんは、新感覚の味わいではないでしょうか。あっさりしていて夏にピッタリです。

「梅雨ダル」解消レシピを子どもといっしょに食べて、親子ともにジメジメとした梅雨の季節を元気に乗り切りましょう。

この記事の監修・執筆者

食育アドバイザー 阿知和 梨香

あちわ りか/大手食品メーカーで10年間商品開発を担当し、数多くのヒット商品を発売。内閣府食品安全委員会の専門委員の経歴を持ち、現在は子ども料理教室「食育クッキング」を主宰。自治体主催のパパと子ども向け食育講座の講師や、企業で幼児食の開発アドバイザーとしても活躍している。

食育クッキングInstagram
https://www.instagram.com/shokuikucooking/

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