【材料は4つだけ!】簡単にできる割れないシャボン玉の作り方【自由研究にもオススメ】

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【材料は4つだけ!】簡単にできる割れないシャボン玉の作り方【自由研究にもオススメ】

子どものころ、だれでも遊んだことがあるシャボン玉。今回は、自由研究のテーマとしても人気の「割れないシャボン玉」の作り方をご紹介します。
おうちにある材料でかんたんにできるので、ぜひ子どもといっしょにトライしてみてくださいね!

文/マムズラボ

目次

割れないシャボン玉作りに必要な材料

まずは、必要な材料をご紹介します。

(1)水

沸騰させて冷ました水を用意しましょう。なお、精製水があるとより望ましいです。精製水は不純物を含まず、シャボン玉をより割れにくくする効果があります。ドラッグストアやホームセンターで購入が可能です。

(2)台所洗剤(界面活性剤入り)

食器洗い用の台所洗剤を使用しますが、界面活性剤40%以上のものがオススメです。界面活性剤は水と油を混ざりやすくする働きがあり、シャボン玉の強度を上げて割れにくくします。

台所用洗剤のなかには、界面活性剤不使用のものや濃度の低いものもあるので、商品の成分表示を見て配合量を確認するとよいでしょう。界面活性剤の割合が少ない場合は、洗剤の量を多めに入れることで調整できます。

(3)洗濯のり

洗濯のりは、衣類の型崩れやシワを防ぐためものですが、シャボン玉液に入れることで増粘剤として働き、シャボン玉をより丈夫にします。PVA(ポリビニルアルコール)の記載があり、弱酸性のものがオススメです。100円ショップやドラッグストアで購入できます。 

(4)砂糖(ガムシロップ・はちみつ)

砂糖には水の分子を抱え込んで離さない性質があります。シャボン玉液に砂糖を加えることで、シャボン玉の膜から水分が蒸発するのを抑えます。
ガムシロップ・はちみつなど粘度のあるものを入れると、より強度が増しますよ。

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割れないシャボン玉作りに必要な道具

シャボン玉の液を作るときに、使用する道具は以下のとおりです。液を混ぜる容器は、混ぜやすいようにボウルや洗面器など口の広いものを用意するとよいでしょう。

【準備する道具】
・シャボン玉液を混ぜる容器
・計量カップ・計量スプーン・はかり(キッチンスケール)など
・混ぜるための細長い棒(スプーンなど)
・シャボン玉液を保存する容器

【自由研究にもオススメ】割れないシャボン玉作りの手順

割れないシャボン玉は自宅の庭やベランダで手軽に遊べるため、自由研究のテーマとしても人気です。必要な材料を用意したら、実際にシャボン玉液を作ってみましょう。

【手順1】使う分量を計る

必要なものがそろったら、分量をそれぞれ計ります。計量カップや計量スプーン、はかりなどを使って計測しましょう。

水100mlでシャボン玉液を作るのに必要な分量は以下のとおりです。大きめのシャボン玉を作りたい場合は、等倍量で計って混ぜ合わせるとかんたんです。

【水100mlに対する分量】
・水:100ml
・台所用洗剤:50ml
・洗濯のり:10ml
・砂糖(はちみつ):5g

【手順2】水・砂糖・洗濯のりを混ぜる

混ぜるときは、必ず「水→砂糖→洗濯のり」の順番で入れてください。割れにくいシャボン玉液を作るコツは、砂糖を液体にしっかりと溶かすことと、泡立てないようにゆっくりとかき混ぜることです。

ポイントを押さえると、より割れにくいシャボン玉液が完成します。

【手順3】洗剤を入れる

最後に洗剤を入れ、混ぜ合わせたら完成です(洗剤は必ず最後に入れます)。気泡が入るとシャボン玉の膜の強度が下がり割れやすくなってしまうため、気泡が立たないように静かにゆっくりと混ぜましょう。

割れないシャボン玉をもっと楽しむアイテム3つ

シャボン玉遊びをもっと楽しみたいかたに、オススメのアイテムと遊び方のコツをご紹介します。

軍手

軍手を着用することで軍手の表面の細かな繊維がシャボン玉に触れて力が分散され、シャボン玉に触れても割れません。シャボン玉を手のひらにのせたり、ポンポン弾ませて遊んだりできるので、子どもも夢中になりますよ。

針金ハンガー

巨大なシャボン玉を作りたいときは、針金ハンガーがオススメです。まずは、針金ハンガーを引っ張って変形させ、丸い形を作りましょう。柄の部分を持ち手にし、口の広い容器でハンガーにシャボン玉液をつけてゆっくり持ち上げると、巨大なシャボン玉ができます。

すぐに割れてしまうときは、針金ハンガーに毛糸を巻き付けると、シャボン玉液をよく吸って大きなシャボン玉が作りやすくなりますよ。

うちわの骨組み

うちわの骨組みを使うと、一度に多くのシャボン玉ができます。まずは、うちわの骨組みが入る大きめの容器にシャボン玉液を入れます。うちわの骨組みをシャボン玉液につけてから、空中でパタパタと振ると、さまざまなサイズのシャボン玉ができ上がります。

うちわの骨組みをシャボン玉液につけるだけなので、小さな子どもにもぴったりです。使わなくなったうちわが自宅にあれば、捨てる前に活用してみてくださいね。うちわの紙がはがれにくい場合は、水かお湯につけ、ふやかしてからはがすとよいです。

割れないシャボン玉をいっしょに作って楽しもう!

家にあるもので場所を選ばずかんたんに作れる「割れないシャボン玉」。液の配合量を変えてみて、どうしたらシャボン玉がより割れにくくなるか実験するのもよいですね。楽しみながら実験することで自然や科学への興味も持ちやすくなり、自由研究にもぴったりです。ぜひ一度、親子で試してみてはいかがでしょうか。

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