【木村佳乃さんインタビュー】二児の母が大切にする❝頑張りすぎない子育て❞とは

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【木村佳乃さんインタビュー】二児の母が大切にする❝頑張りすぎない子育て❞とは

明るく前向きで、凛とした佇まい。まるで太陽のよう――そんな印象を持たれることの多い木村佳乃さんですが、「私も普通の母親ですよ」とやわらかく笑います。
二児の母として日々子育てに向き合いながら、俳優としてのお仕事もされている木村さん。子育てと向き合うリアルな母親だからこそ、説得力のある言葉をかけてくださいました。その言葉、❝頑張りすぎない勇気❞とは――⁉

ヘアメイク/平元敬一 スタイリング/中井綾子 撮影/田辺エリ 取材・文/細川麻衣子 

目次

親も人間ですから。無理しなくていいと思う

木村佳乃さんは現在、二人の女児の母親で、『こそだてまっぷ』の読者世代のほんの少し先をいく、先輩ママ。

ドラマ『名前をなくした女神』、『恋する母たち』をはじめ、大河ドラマ『真田丸』、『青天を衝け』、連続テレビ小説『ひよっこ』などで、数々の母親役を演じてこられています。

また一方で、バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』では、激しすぎるロケに挑戦する姿が大きな反響を呼んでいて、俳優のイメージと素の姿の両方から、好感度&共感度は抜群! まさに『こそだてまっぷ』保護者世代の憧れでありながらも、等身大のママとしても親しみ溢れる木村さんに、その子育ての秘訣について伺いました。

―――木村佳乃さんは「太陽のよう」「ポジティブ」というイメージだと、こそだてまっぷの読者から声が上がりましたが、ご自身ではどのように思われますか?

「ありがとうございます。じゃあそのイメージのままでいきましょう(笑)! 実際もそのイメージ通り……ではないですよ。イライラすることもありますし、怒ることもいっぱいあります。家でも『なんでこんな所で靴下脱いだんだぁ⁉』って、地獄からきた人みたいな声を出すこともありますよ! でも『あ、私じゃんか。この靴下』みたいな。とっても普通の母親――むしろ❝ずぼらな母ちゃん❞です。楽しいときもあれば、余裕がないときもあります。家族って、ずっといっしょにいるからこそ、いろいろあって当たり前なのかなと。親も人間ですから。」

―――ご自身をどんな母親だと思いますか?

「しっかりしているタイプ、ではないと思います。疲れているときは無理しない、が鉄則。『疲れたー!』って、思ったときはいつでも言っています。あまり気を張らず❝頑張りすぎない❞がちょうどいい、っていつも心に留め置いています。」

―――子育てをしていて、気持ちが沈んだときはどうしていますか?

「これといって特別な切り替え方法はないんですが、日々、起こることは良いことも悪いことも受け入れます。私は❝こうしなきゃ!❞っていうものがある方が、それに囚われて疲れてしまう気がするので、いわゆるストレス解消法や切り替えスイッチ、みたいなものが無くて。なにごとも深く考えすぎたりしないようにしている、という感じです。」

―――子どもとの関わりで大切にしていることはありますか?

「子どもの考えを聞いて、尊重することです。子どもって、親目線でははかり知れない考え方をしていたり、感性を持っていることって、実はすごく多いと思うんです。だから、まずは❝聞いてみる❞。……でもそんなときに、聞いたら聞いたで『ええーそっち⁉』なんてこともあるある(笑)。でも、それがおもしろいんですよね!

あともうひとつ。子どもに対して謝るべきことは素直に謝ることです。たまに私自身の機嫌で怒ってしまうことがあります。心に余裕があるときなら怒らないようなことなのに、別のことでイライラしていて、過度に怒鳴ってしまったり……。あとで冷静になったときに『しまった!』なんてことも。そんなときは『さっきはこう言ってしまったけれど私が間違っていたよ、ごめんなさい』と正直に。親も子どもも、お互いひとりの人間として尊重し合える関係を大切にしています。」

―――子育ての❝学び❞や❝支え❞になっているものや人はいますか?

「子どもができてから、❝ママ友❞という存在が私にもできました。娘の学校で知り合ったママさんたちと話すと、❝子育て❞という同じ軸があるからこそ、『こう考えていらっしゃるんだ』『そういう接し方もあるんだ。すごいなぁ』と、刺激をいただくことが本当にたくさん。親として学ぶことが多く、ありがたいです。子育てに悩んだり考えたりすることがあるとき、ママ友の存在が、大きな支えになっています。」

―――親子で映画を見に行くことはありますか? そのとき気にかけることは?

「娘が小さい頃はありました。映画を観たあとは、娘から話をしてきたら「そう思ったんだね。どうしてかな?」とさらに聞いて、どう思ったのか? 何を感じたのか? というところを、深堀りする質問をしていました。極力、大人の考えを押しつけないようにしたかったので、私の感想はあまり言わずにいました。

あと、映画は周りにも見に来られている方がいらっしゃいますから、「前の席を蹴らないようにしようね」など、最低限のマナーについては伝えてから見ていました。ただ、小さいうちは映画館が暗くなると怖がることもありますし、長時間座っていることが難しい場合もありますよね。ですので、その子に合った楽しみ方でいいと思います。無理をさせないことがいちばん大切です。こんなふうに、幼い頃はいっしょに観に行きましたが、今、娘たちはお友だちといっしょに観に行っています。私が置いてけぼり(笑)。成長を感じますね。」

―――今後挑戦してみたい、子ども向けのお仕事はありますか?

「子育てや教育、子どもに関わるお仕事にはとても興味があります。以前、長女を妊娠していたときは、家族で楽しんで見られる番組に、私がまだあまり出たことがなかったので、テレビを見ていて『~イッテQ!』に出てみたいな……、と思ったことがきっかけで出演させていただくことになりました。出産後は子育てをしながら、お仕事でもさまざまな子ども向けの作品に携わらせていただいているので、今後もそのときに出会える作品を大切に、俳優・母としても成長できればうれしいなと思います。」

―――いま、子育て奮闘中の『こそだてまっぷ』保護者へ、エールをお願いします。

「私も、子育てに奮闘する母親のひとりです。娘たちの成長とともに、子育てについて本当に多くの方法・視点・考え方に出会ってきました。もちろん、今もその刺激を受けながら母親として日々、学ばせていただいています。

みんな悩みながら子育てをしているんですよね。親も人間です。多くの保護者の方は、子どものためにとつい、頑張りすぎてしまうことがあるかもしれません。でもそこで、無理だけはせずに! 親としての自分を大切にしてほしいなと思います。

❝頑張りすぎない❞ことに勇気をだして、ほどよく肩の力を抜きながら、子どもたちとそしてみなさんといっしょに、私も成長していけたらいいなと思います。」

『映画 きかんしゃトーマス いっしょに歌おう! ドレミファ♪ソドー島』
3月27日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、全国のイオンシネマほかでロードショー!

© 2026 Gullane (Thomas) Limited. 配給:東京テアトル

木村佳乃さんが主題歌を歌う『映画 きかんしゃトーマス いっしょに歌おう! ―ドレミファ♪ソドー島』は❝音楽❞をテーマにした物語。劇中では10曲以上もの歌が流れ、子どもたちが自然とリズムに乗って楽しめるミュージカルムービーになっています。

木村さんが歌うエンディング曲『みんなでひとつになる!』は、映画の余韻をやさしく包み込む一曲。あたたかさを感じさせる歌声が印象的です。

また、こちらの作品にはイモトアヤコさんが声のゲストとして出演。バラエティ番組でも共演し話題になったお二人が、トーマス作品で再会し、現在話題沸騰中!

―――同じ母親、そして俳優でもあるイモトアヤコさん(声のゲスト)とは、今回の映画でWゲストとしての共演ですね。

「イモトアヤコさんとは、『~イッテQ!』で共演させていただきまして、イモトさんのお子さんが小さいときから知っています。海外長期ロケが多いようなので、本当に母としても頑張っていらっしゃって。気力も体力も両方必要なお仕事ですから、小さいお子さんを育てながら生活をされていて、本当に尊敬しています。」

―――主題歌『みんなでひとつになる!』に込めた想いは?

「この曲が持つ、あたたかいメッセージをどう歌声に乗せるか、繰り返し聴きながらイメージを膨らませました。曲はエンディングに流れるので、映画を観終わったお子さんや保護者の方々が、親子でゆったりと優しい気持ちになれるようにと、心を込めて歌わせていただきました。❝みんなそれぞれ魅力的。そんなみんながひとつになることで、とても素敵なことが起こるんだよ――❞そんなメッセージが込められた、とてもすてきな楽曲です。
また、映画本編は、大人が見ても心に響くメッセージが込められていますので、ぜひ親子でいっしょに楽しんでいただけたらうれしいです。」


音楽や物語を通して、❝つながる気持ち❞のあたたかさを感じられる作品。未就学児から大人までが楽しめ、学べる内容なので、親子での映画デビューにもおすすめです♪ ぜひこの春休みはトーマスに会いに映画館へ、行ってみてはいかがでしょうか。

木村佳乃さんプロフィール

木村佳乃●きむらよしの/1976年4月10日生まれ、東京都出身。俳優。ドラマ『名前をなくした女神』、『僕のヤバイ妻』、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、NHK大河ドラマ『真田丸』『青天を衝け』をはじめ、映画・ドラマ・舞台・声優・ナレーションなど幅広く活躍。二児の母。

【アクセサリー】
・リング 34,100円
・ピアス 57,530円
・バングル 52,800円
問い合わせ先:イヴェットinfo@yvette.jp

この記事の監修・執筆者

編集部員 こそだてまっぷ編集部

未就学から中学生までの子を持つママ編集者を中心に、子どもの学びや育ちに関する様々な情報を日々発信しています!

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https://kosodatemap.gakken.jp/

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