【あっという間に夏休み】お出かけ・SNS…ママ友のちょっと困った! にアドバイス/教えてトラブル対処法*専門家に聞きました

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【あっという間に夏休み】お出かけ・SNS…ママ友のちょっと困った! にアドバイス/教えてトラブル対処法*専門家に聞きました

夏休み到来ですね。ママ友と個人的な関わりが増えたり、家族ぐるみで交流したりする機会もありそうです。そんなときのちょっとした戸惑いごとについて、「ママ友トラブルフォーラム ママ友110番」主宰のなかさとさんにアドバイスをいただきました。

イラスト:やまぎしみゆき

目次

事例1)ママ友にわが子をピクニックに連れていってもらったら、私もお返しするべき?

事例1)ママ友にわが子をピクニックに連れていってもらったら、私もお返しするべき?

夏休みに入り、子どもの仲よしのAちゃんママから「来週末、ピクニックに行くんだけど、うちのAが△△ちゃんといっしょに行きたいっていうの。穴場の屋外だから、人混みの心配もないし、よかったら△△ちゃんを一日預かるけど、どう?」という連絡をもらいました。娘(△△)に話したら、「行きたい!」というので、お言葉に甘えることに。当日は先方の家まで行って、手土産を渡して帰ってきました。

娘は喜んで出かけたのですが、もしかして、今度は私がお友だちをどこかに連れて行かなくてはいけないかしら…と心配です。夫は仕事が忙しいし、下の子もいるので、私一人でお友だちを預かって出かける勇気がありません。でも、預かってもらっておいて、自分は預かれないとママ友にも言いづらくて…。どうしたらよいでしょうか。

なかさとさんからのアドバイス
必要以上に心配するより、お出かけ時のマナーを子どもと話し合っておきましょう

「お友だちとのお出かけ」、子どもは大喜びですね。ママ友からのピクニックのお誘いはありがたいものです。「同じように、自分も預からなきゃいけないの?」と考えがちですが、ママ友は「預かってあげている」という感覚ではないと思いますので、必要以上に心配しなくて大丈夫。気持ちよく送り出してあげましょう。

それよりも「Aちゃんママの言うことを、よく聞こうね」「楽しいからといって電車やバスで大声を出しては周りの迷惑になるし、車から顔や手を出すのも危険だよ」「嬉しいことをしてもらったら、大きな声でお礼を言おうね」など、ママ友の負担を減らすことを意識して、お出かけのマナーをきちんとお子さんに分かるよう話し合っておくことをおススメします。

預かってもらう機会が増えてしまった場合は、お友だちが喜びそうな提案をしてみてはいかがですか? 暑い今の時期は、ご自宅で「かき氷パーティー」なんて楽しいかもしれません。どこかへ出かけなくても、できる範囲で楽しめることもたくさんありますよ。

事例2)教えていないInstagramのアカウントにフォローリクエストが!?

事例2)教えていないInstagramのアカウントにフォローリクエストが!?

Instagramを非公開で投稿しています。ところが夏休みに入った途端、同じクラスのママ友からフォローリクエストが。確かにママ友何人かは承認しているのですが、どうして彼女に私のアカウントが分かったのでしょうか…。

彼女のことは嫌いなわけではないのですが、最近話すようになったばかりなので、承認するのに抵抗があります。先日、ばったり会ったときに「インスタやってるのね。リクエスト送ったからよろしくね!」と笑顔で言われました。「え~気づかなかった!」とごまかしたものの、夏休みが終わると、顔を合わせる機会も多くなるので、悩んでいます。

なかさとさんからのアドバイス
曖昧にしないで、自分のスタンスを決めておきましょう

SNS上でママ友を区別してしまうと、今回のように「あのママは承認したのに、自分のことは承認してくれない」といったトラブルの原因になりがちです。特定のママだけに情報共有したい場合でも、「あくまでも非公開」ということを念押しするくらいしか方法がありません。そのくらい、SNSの非公開は曖昧なのです。

「気がつかなかった」とごまかしながらもママ友から承認を依頼され続けてしまったら、諦めて承認をするか、ハッキリと「非公開なの」と伝えるしかありません。また、新しくアカウントを作ってそちらをメインにする方法もありますが、そこでもママ友の区別をつけてしまえば、結局イタチごっこになってしまいます。

SNSに限らず、ママ友間では「白」か「黒」のどちらかにするのが無難です。公開するなら誰でも承認する、それが嫌なら非公開を貫く。区別をつけたいお気持ちはとても分かりますが、何かあった時に頭を悩ませるのはご自身なのですから。

この記事の監修・執筆者

ママ友トラブルフォーラム ママ友110番主宰 なかさとさん

ママ友トラブルアドバイザー。自身の経験から、閉鎖的なママ友社会をうまく乗り切る方法を研究・伝授している。マンツーマンによる丁寧なフォローアップや、定期的に座談会などを行う。一児の母。

HP
https://mamatomo110.com

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