こんなママ友は要注意!?いいママ友だと思っていたのに…!【教えてトラブル対処法*専門家に聞きました】

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前回に続き、「ママ友トラブルフォーラム ママ友110番」主催のなかさとさんにお話を伺いました。今回は、お付き合いをやめたい!?と思ってしまうような、2つの事例についてアドバイスをいただきました。

イラスト:やまぎしみゆき

目次

事例1)家庭内のことをアレコレ詮索されて…

子どもが同じクラスになり、顔見知りから少しずつ話をするようになったTくんママ。
おしゃべり好きで、楽しい人だなって思っていたんだけど…。
だんだん、家庭内のことをあれこれ聞かれるようになって…。

「ご主人の会社って●●駅の近くよね?」とか、「あの会社、お給料いいって聞いたわよ。旦那さんのお給料どれくらい?」とか、「お休みの日によく出かけてるけど、どこに行ってるの?」とか、しまいには義理の両親の住まいのことまで…。

自分の家と他の家を比べたがっているみたいで、恐怖さえ感じます。
どうしたらいいでしょうか?

なかさとさんからのアドバイス)
「聞きたがり、知りたがりママ」ですね。要注意です!

もちろん、上に兄弟がいる先輩ママに園や子育てについて相談をする・・・など、問題ない質問もあります。しかし、意に反してプライベートなことまでママ友と共有する必要はありません。

ママ友に限らず、自身のことは一切話さず相手の情報を上手に引き出す人がいます。
勝手に比べられることは目をつぶるとしても、情報を他言される可能性もあるわけですから、プライベートはむやみに話さないほうが無難です。

このようなママとの会話には、常に注意を払いましょう。詮索が始まったら、明らかに嘘であっても、のらりくらりと「よく知らない、分からない」を貫きます。おかしな人だと思われるかもしれませんが、個人情報をバラまかれるよりはマシです。

自分が“質問する側”になった場合も、配慮が必要です。
お相手ママと仲よくなりたい一心で、悪気なくぶしつけな質問をしていませんか?
例えば、家計のことや家族の病歴、出身校(兄弟・姉妹の出身校も含め)などもそうですね。

自分にとっては問題ない内容でも、万人がそうとは限りません。
相手のプライベートにまで足を踏み入れることがないよう、常に心がけたいものですね。

事例2)親切な人だと思って頼っていたら…いつの間にか子分扱い!?

人見知りで、気の弱い私にとって、ママ友との付き合いはなかなか大変です。

でも、行動力があってなおかつ親切なKちゃんママに出会えて、ホッとしていました。
係を頼まれそうになった時や、持ち物で困った時なども、サラリとフォローしてくれて、とっても頼りにしていたんです。

でも、ふと気がついたら、「あれ持ってきて」「これ調べて…」「ついてきて…」と、まるで子分扱い。「あれ?」「なんで?」と、気にはなっていたのですが、ついつい言われるがままになってしまって…。

どうしたら、この関係から抜け出せるのでしょうか?

なかさとさんからのアドバイス)
ママ友との関係が窮屈になったら、一度「NO」を伝えてみませんか?

こちら側が、今の状態に不満があることを、相手は気づいていないかもしれません。
むしろ“私がいろいろ動きを決めた方が、○○ちゃんママは楽なのかも”と勘違いされてしまっている可能性すらあります。

曖昧な断り方はせず、「それは、難しくてできないよ。ゴメンね」などと、ハッキリ断る。
「わかったよ、了解!」と返事がくれば、少しずつ自分の意見を伝える機会を増やしていき、お互いが心地よいバランスでお付き合いできるところまで持っていけるかもしれません。

そして、残念ながらお相手ママが気分を害して離れてしまうのならば、それまでの関係だったのだとサッパリ諦めましょう

少なくとも、今の関係を継続することには賛成できません。
それは、子どもたちの目があるからです。
まだ小さな目ですが、実はいろいろなことを見て感じ取っているものです。
ママ同士の間で明らかな上下関係が見られる場合、その影響を100%受けないとは限りません

子どもたちのためにも、「できないものは、できません」と勇気を出して伝えましょう。

この記事の監修・執筆者

ママ友トラブルフォーラム ママ友110番主宰 なかさとさん

ママ友トラブルアドバイザー。自身の経験から、閉鎖的なママ友社会をうまく乗り切る方法を研究・伝授している。マンツーマンによる丁寧なフォローアップや、定期的に座談会などを行う。一児の母。

HP
https://mamatomo110.com

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