【えっ!? そこまで気になるの…】神経質なママ友に気疲れ/教えてトラブル対処法*専門家に聞きました

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【えっ!? そこまで気になるの…】神経質なママ友に気疲れ/教えてトラブル対処法*専門家に聞きました

相手の何から何までわかっているわけではないけど、子どもを介して親しくなるのがママ友の特徴。ときには思いもよらないところで、気まずくなったり、怒らせてしまったりすることも…。そんなときはどう対応したらいいか、「ママ友トラブルフォーラム ママ友110番」主宰のなかさとさんにアドバイスをいただきました。

目次

事例1)こぼすたびに拭く!きれい好きすぎるママ友

事例1)こぼすたびに拭く!きれい好きすぎるママ友

子連れでママ友の家に遊びに行ったときのこと。うちの子がお菓子をこぼすのが気になるみたいで、食べているそばから床とテーブルの上を拭き始めるママ友。
気まずくなって「ごめんね~」と言ったのですが、「いいのよ。大丈夫」と言いながら顔は笑ってない。わが子に「お菓子を食べないで」とも言えないし、「こぼしちゃだめよ」と何度も言い聞かせるしか方法がありませんでした。決してお行儀悪く食べていたわけではないのですが…申し訳ないと思いつつも、少しこぼれるたびに横から手がのびてきて掃除されると、こちらも不愉快な気分に。
逆にうちに招待するときはいったいどうなるの…完璧に掃除しなきゃと思うと、考えるだけで憂鬱です。

なかさとさんからのアドバイス
訪問したときは“原状回復”を心がけて

私は常日頃、“ママ友のお家へ訪問する際は、帰宅時にはできる限り原状回復を目標にしましょう”というお話をしています。「いらっしゃい」と笑顔で出迎えてくれた時と、なるべく同じ状態にして帰宅したいですね、ということです。
ママ友がテーブルを拭き始めたタイミングで、すぐご自身にバトンタッチできればよかったかもしれません。相手の「きれいに保ちたい」という気持ちをくんで、こまめにごみをひろう気持ちを見せると、お互いに気分よく過ごせる可能性もあるからです。
たとえ行儀よく食べていたとしても、食べこぼしたお菓子をそのままにするのはおススメしません。「こぼさないで」といっても小さなお子さんには難しいと思いますし、「子どもは汚して当たり前」という考えが、すべてのママに当てはまるわけではないのです。
誰かを自宅へ招き入れるのも大変なもの。丁寧に掃除をし、お菓子の準備もして・・・そんな中、親子でやってきて散らかったまま帰られたら、せっかく招待してくれたママもゲンナリしてしまいます。
もちろん、完璧に元に戻せるわけはありません。でも、遊んだオモチャを棚にしまう、ゴミをきちんと処分する、そして食べこぼしはきちんと拭くなど、ほんの少しの心がけがとても大切なことですよ。

事例2)出身地の話で不機嫌になったママ友

事例2)出身地の話で不機嫌になったママ友

ママ友グループで雑談していて「〇美さんは、○○県出身なのよね。自然育ちでいいなぁ」となにげなく言ったら、気を悪くしたみたい。その場の雰囲気がしらけてしまいました。私は本当に“自然たっぷりの故郷”があってうらやましい、という意味で言ったつもりだったのですが…。
出身地の話は、そのママ友の「地雷」だったようです。私の言葉に過剰に反応されて、困惑してしまいました。まさかそんなに怒るなんて…。
相手の「地雷」を思わず踏んでしまったとき、どう付き合っていったらよいでしょう?

なかさとさんからのアドバイス
時間が解決してくれるのを待ちましょう

人それぞれどこに地雷があるかわからないので、難しいですね。特に関係性がそこまで深くないママ友だと、「え? こんなことで?」というところで機嫌を悪くされたりするので、困りものです。今回のケースでは、〇美さんは出身地がコンプレックスだったのかもしれませんが、周りのママ友までしらけてしまうなんて思いもしませんでしたよね。
地雷を踏んでギクシャクしてしまったら、時間が解決してくれるのを待つのが一番です。〇美さんの出身地を直接揶揄したわけではありませんから、謝る必要はありませんよ。なるべく普段通りに接して、〇美さんの機嫌が良くなるまでそっとしておきましょう。

人の数だけ捉え方があります。今回のケースでも、違うママなら「ありがとう。空気と水がおいしいの!」という返答だったかもしれません。このように、どちらに転がるかわからない場合も多いので、あまり親しくないママ友とは、プライベートな話(出身地や出身校、過去の仕事や家族関係など)は避けて、共通項でもある子どもの話などに徹するのが無難です。

この記事の監修・執筆者

ママ友トラブルフォーラム ママ友110番主宰 なかさとさん

ママ友トラブルアドバイザー。自身の経験から、閉鎖的なママ友社会をうまく乗り切る方法を研究・伝授している。マンツーマンによる丁寧なフォローアップや、定期的に座談会などを行う。一児の母。

HP
https://mamatomo110.com

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