【プロに聞く! ママ友トラブル解決法】第2回 ママ友とうまく付き合う方法って?

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【プロに聞く! ママ友トラブル解決法】第2回 ママ友とうまく付き合う方法って?

ママ友トラブル解決のプロ・なかさとさん(ママ友トラブルフォーラム ママ友110番 主宰)に、ママ友付き合いの心構えや、ポイントをズバリうかがいました。

4回にわたってアドバイスいただきます。

今回はその第2回。テーマは「ママ友とうまく付き合う方法は?」です。

目次

質問1)学生時代の友だちと、ママ友との違いって?

なかさと:どんなママ友も「自分の子ども中心」です

ママにとって自分の子どもは、何にも代えがたい大切な存在ですよね。自分の人生が子ども中心に回っているといっても過言ではないくらい。
ですから、価値観もなにもかもピッタリで、一生お付き合いできそうなママ友に出会えた!と思っても、愛しいわが子に何かあろうものなら、簡単に仲が壊れてしまうことも。

楽しくお付き合いができていくうちに深入りをしてしまい、いつの間にかママ友との付き合いが【自分のためのコミュニティ】になってしまうことはよくあることです。
その結果、複雑な人間関係のトラブルに発展してしまい、それが子どもにまで影響を及ぼしてしまう…そんなケースも少なくありません。

楽しいママ友との付き合いはよいものですが、“子どものため”という一線を引いておくこと。それがお互いのためでもあるのです。

質問2)具体的にどんな付き合い方がありますか?

なかさと:いろいろ試して、わかったことも!

わたし自身もママ友との付き合いで楽しかったことや辛かったこと、
さまざまな経験をしました。
その中でわかったことをお伝えしますね。

【1】積極的にママ友づくり→夫よりもママ友とやりとり!?

ママ友との付き合いが始まった当初は、LINEグループを積極的に作成して季節のイベントを計画し、悩んでいるママの身の上話を聞き、父母会役員に手をあげて、学校とママたちとのかけはし役を率先して引き受けました。

楽しいこともありましたが、大変なことも盛りだくさん
スマホにかじりつき、夫よりもママ友とやりとりしていることのほうが多かったかも…。

【2】疲れて距離をおく→トラブル回避もイベント呼ばれず

濃すぎる付き合いに疲れ、その後はLINEのやりとりを少しずつ減らし、食事の誘いもなんだかんだと理由をつけて断り、保護者会は遅刻ギリギリで入室し、終わったらダッシュで帰宅するようにしました。

いろいろなお誘いをお断りしたせいで、子どもに少々寂しい思いをさせてしまいましたね…。
自分だけイベントに呼ばれないこともしょっちゅうでしたが、そこは「面倒なコミュニティから、フェードアウトできずに悩むよりはマシかな」と考えて、子どもを連れて外のイベントに積極的に参加していましたよ!

ママ友との付き合いを断ることは、子どもにも影響がありますが、デメリットだけ、というわけでもありませんでした。

質問3)どこまで付き合うのがいいですか?

なかさと:自分なりの距離感を見極める、でも無理はしないで!

最初に「ママ友との付き合いは自分の子どものため」と述べました。
少し冷静になって、「付き合いの面倒」に対する「自分の子どもにもたらされるメリット」を考えてみましょう。

無理をして、周りに合わせて付き合うのがしんどいのであれば、一歩ひいて「これは、うちの子のためになっているかしら?」と考えてみるとよいと思います。

質問4)ママ友の前でどう振る舞えばいいのか悩みます…

なかさと:笑顔で、挨拶だけはする!印象は薄くてOK!

ママ友への振る舞い方、それは、とにかくニコニコ元気に、大きな声であいさつをすること、それだけで十分です!

アクの強い人、自己中心的な人、独特の考え方をする人…いろいろなママがいますが、ニコニコとあいさつをされて悪い気がする人はいないでしょう。

特別何かを話さなくても、ただ気持ちよくあいさつをする。
「あのママ、誰のママだったか思いだせないけれど、すごく感じがいいよね!」
と思われれば、しめたものです!

ママ友がいると、いろいろな情報が得られます。
そのために頑張ってママ友とお付き合いしている方もいるでしょう。

ですが、アドバイザーとしての経験から申し上げますと、10人の同級生ママよりも、1人の上級生のママ友を作ったほうが、よほど有益な情報が手に入るのではないかと思っています。

ママ友トラブルフォーラム ママ友110番
https://mamatomo110.com

この記事の監修・執筆者

ママ友トラブルフォーラム ママ友110番主宰 なかさとさん

ママ友トラブルアドバイザー。自身の経験から、閉鎖的なママ友社会をうまく乗り切る方法を研究・伝授している。マンツーマンによる丁寧なフォローアップや、定期的に座談会などを行う。一児の母。

HP
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