義母、義父、義理のきょうだい…。個人と個人が結婚しただけなのに、なぜかついてくるのが義実家がらみのアレコレ。割り切って付き合いたいけど割り切れられない、義実家へのあんな思い、こんな思い…溜まっていませんか? 子どもが幼児期を迎えたとて変わらない、義実家からの過干渉や口出し、めんどうな関わりに、ますます嫌気がさしている方も多いのでは?
子育て中のみなさんに、義実家に対するイライラやモヤモヤについてアンケート! ゴールデンウィークを前にナーバスになっているあなた、ぜひ共感してモヤモヤをいっしょに晴らしましょう。
今回は3・4・5歳自の子育て中に起こったイライラする話をお送りします。
私、やっぱり義実家にイライラしてます!
古い価値観を押しつけるのはやめて!
子どもにはなるべく「〇〇だから悪い」「△△はダメ」といった、大人の古い価値観を植えつけたくないと考えている私。ところが、義母は平気で自分の意見を押しつけてくることが多く…。たとえば、特定の国や産地のことをなにげない会話のなかで悪く言うのもしょっちゅう。そのたびに、あとから子どもに「あれはおばあちゃんの考えだからね」と補足するようにしています。また、夫の弟が独身で実家住まいなので、早く結婚してほしくて心配している、という義母の気持ちはわかりますが、「〇〇くん(義弟)になんで結婚しないの、って聞いてみて」とうちの子にけしかけているのを見てびっくり。生き方なんて自由なのに、そうやってさりげなく固定観念を押しつけたり、孫を巻き込もうとするのはやめてほしい! (40代・Sさん)
お湯でなんでもは落ちないよ!
生まれつき皮膚が弱い、義妹の子。うちの子から見るといとこで、同じ年代なので長期休みにはいっしょにお泊りをしたりもしますが、義母(義妹の母)の方針で、お風呂では石けんを使わないし、体も洗わない…。「お湯でだいたいの汚れは落ちるんだよ」と、湯船にいきなりドボーン。それを真似して、うちの体を洗うのをめんどうがるようになり…。皮膚が弱いのはわかりますが、いくらなんでも入浴マナー的にどうなんでしょうか。 (20代・Tさん)
ぽっちゃりがかわいいのに…
ぽちゃっとした体型の我が子。成長曲線からはみ出すほどでもなく、育つうちに標準体型になるだろうと思っているのに、義父は孫に会った一言目に「なに食べさせたらこんなになるんだ」。孫が太っているのをとにかく嫌がり、帰省すると4歳児なのに5キロ以上いっしょに歩かされます。身長も体重もまだまだ成長途中なのに…。ほかにも「頭がよくなるから魚だけ食わせろ」など、極端すぎる考えを押しつけないで! ( 30代・Yさん)
せっかくの学びのチャンスが台無し
義父母とは近距離に住んでいて、保育園のお迎えに行ってくれることもたびたびあり、そこは感謝しているんです。だけど、義父母はとにかく車移動。子どもには、園の行き帰りは歩いてほしいのに、絶対に車。とくに雨の日は傘をさして長靴で歩いたり、水たまりをよけて歩いたり、と絶好の学びのチャンスなのに、車でビューン。「雨の日は大変だから車だよね」と子どもまでその気になっているし、あんまり子どものうちからラクを覚えさせないでほしい。だけどお願いしている立場なので、お礼だけは伝えています。 (30代・Rさん)
甘いものをやたら与えないで!
孫がおいしいそうに食べているのを見るのが好きらしく、義父母はとにかく甘いものを孫に与えます。もともと食が細く、晩ごはんをしっかり食べられないタイプなのに、とくに食べない日は案の定「おじいちゃんちでドーナツもらった」「いっしょにおまんじゅう食べた」と…。孫をかわいがるのはありがたいですが、ごはんが食べられないほど与えるのはやめてほしい! (20代・Cさん)
子どもの創作にイヤな口出し
お絵かきが大好きなうちの子が4歳のとき。クレヨンで好きなようにお絵かきしていたら、義母が横から「腕はそんなところから生えないでしょ」「髪の毛が紫はおかしいよ」「肌の色はこれで塗ってごらん」と、ありえない口出しをしていてドン引き! 夫から余計なことは言わないように伝えてもらいましたが、「正しいことを教えてあげているだけ」と言い返していました。考えが古すぎます。 (40代・Nさん)
いい幼稚園の選び方…とは?
元幼稚園教諭の義母。私が出産する病院に口出ししてきたときからこれはヤバいと思っていましたが、子どもが3歳になる前に「いい幼稚園の選び方、教えてあげるね」と言ってきました。私たちは娘に合った雰囲気の幼稚園を見学した中から選んでいたのに、「あぁ、そこはダメよ」と認めてくれませんでした。一瞬、義母の言うことを聞きそうになっていた夫にも幻滅。なんでも自分の指示どおりになると思わないでほしいです。 (30代・Tさん)
女の子だから…って…言った?
お盆で親戚が集まっていたとき、義母が娘に「〇〇おじちゃんにお茶を出してくれる?」とお手伝いするように言ってきました。いい機会だし、ほほえましく見ていましたが、次も「はい、次は△△おばちゃんだよ」と娘に指示。「(いとこの)●●くんはずっと遊んでいる」と娘が言うと、「アナタは女の子だから、お茶を出さないとダメ。●●くんは男の子だからやらなくていいの」と義母が言って…。悪しき風習を受け継いでほしくないので、さっと私がお茶出ししました。こういうのってどうにかならないんですかね…。 (40代・Eさん)
プールへの謎の嫌悪感
5歳の長男がスイミングスクールに通うようになり、義母の家に行ったときに「泳げるようになったよ」と誇らしげに話していた我が子。すると、義母が「小さい子はみんなプールでおしっこするから、汚い!」と即答してびっくり! 「そんなことないよ」と長男が言うと、「みんなはおしっこしているの。スイミングのあとはおばあちゃんちに来ないでね」とものすごい嫌悪感。なにがあったかは知りませんが、偏見が強すぎて…。帰ってから悲しそうに「ママ、プールって汚いの?」と聞いてきてうちの子が不憫でした…。ええ、お申し出のとおり、おばあちゃんちには行きません。 (40代・Oさん)
孫よりも優先するものって…それ?
お盆と正月くらいしか帰省できない遠方の義実家。久しぶりに孫に会えるということで、義母もいつも喜んでくれています、そう、特定の曜日以外は…。大好きな俳優が出演する大切なドラマの放送日に私たちの帰省日がかぶると、「その日はちょっと…」と…。 あれ? もしかして孫の帰りを嫌がっている…? スケジュールの都合でその曜日に帰ると、それまでは孫に夢中だったとしても、時間になるとと表情も変わり、「あ、おばあちゃんの邪魔しないでね」と自室にこもって大音量でドラマを満喫。「ぼくよりドラマなんだね」。5歳ともなれば、なんでもわかってますって! (40代・Mさん)
孫が成長すれば、義父母もそのぶん年を重ねるわけで…。減りそうにないイライラですが、少しずつ慣れて、諦めて、だましだましやっていきましょうね! ファイト、ゴールデンウィーク!
この記事の監修・執筆者
未就学から中学生までの子を持つママ編集者を中心に、子どもの学びや育ちに関する様々な情報を日々発信しています!
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