【雨具のお手入れ方法を伝授!】子ども用レイングッズを長持ちさせるコツとは?

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【雨具のお手入れ方法を伝授!】子ども用レイングッズを長持ちさせるコツとは?

傘や長靴、レインコートなどの雨具を使用していると、知らない間に壊れたり破れたりしていることがあります。特に子どもが気に入っているレイングッズの場合、肝心なときに使用できないと困りますよね。

レイングッズを長持ちさせるには、定期的なお手入れが必要です。今回はレイングッズ別のお手入れ方法をご紹介します。

文/マムズラボ

目次

【子ども用レイングッズ・雨具】お手入れ必要はなぜ必要?

レイングッズは基本的に雨の日に使うため、普段着やいつもはく靴に比べて、劣化や破損に気づきにくいことがあります。壊れたままにしておくと、いざ使うときにさまざまなトラブルの発生が考えられます。ここでは、レイングッズにお手入れが必要な理由をご紹介いたします。

1.破れや穴あきがないか確認するため

レイングッズは、体や荷物を雨で濡れないよう保護するためのものですが、破れや穴あきがあると浸水します。すぐに穴をふさぐ処置を施すことも難しいため、必要なときに雨具が使えない可能性があります。破れや穴あきがないか確認し、必要に応じお手入れすることが大切です。

2.防水・撥水機能が劣化するため

見た目ではわからなくても、防水・撥水機能が施された生地やコーティングなどが劣化していることがあります。劣化にともない防水・撥水機能も低下していることがあり、水分が浸透しやすかったり、乾きにくい状態になっていたりする可能性があります。

また、レイングッズには蒸れを防ぐ機能を備えているものもあります。生地やコーティングの汚れにより蒸れ防止効果が減少することもあるでしょう。本来の機能を発揮させるためにも定期的なお手入れは必要です。

3.ケガにつながる可能性があるため

レイングッズにはワンタッチで開く傘や、滑り止め加工が施されている長靴などがあります。ただし、傘の場合は金属がさびたり、骨が折れたりすることで子どもも周囲もケガをする可能性があります。長靴は靴底がすり減っていてる場合、転倒する危険が高まります。安全に使用するためにもお手入れをしっかりするようにしましょう。

【子ども用傘】オススメの選び方と押さえておきたいポイントはこちらから!

【子ども用レイングッズ・雨具】アイテム別のお手入れ方法3選

それでは、ここからは具体的にレイングッズごとのお手入れ方法をご紹介します。

傘のお手入れ方法

傘を使い終わったあとは傘を開き、骨が折れたり曲がったりしていないか確認します。軽い汚れがあれば、シャワーなどで洗い流しましょう。目立つ汚れがある場合は、中性洗剤を染み込ませたスポンジや布でやさしく拭き取ります。強くこすると撥水加工がはがれる可能性があるため注意してください。

洗浄後は濡れたまま放置すると布地の劣化が早まったり、カビの発生原因になったりするため、傘を開閉してしっかり水気を切ることが大切です。誤った方法で行うと傘の故障につながる可能性があります。

水気を切ったあとは風通しのよいところで陰干しして、じゅうぶんに乾かします。布地部分に破れや穴あきがあるときは、補修ができるシートや専用接着剤などを使って修繕しましょう。

お手入れするときのポイント

・金属・布地部分をチェックする
・汚れを落とす
・しっかり乾かす

お手入れ手順

1.骨の折れや曲がり、傘部分の破れなどがないか確認する
2.汚れがあれば洗う
3.洗浄後はしっかりと水気を切る
4.通気性のよい場所で陰干しし、よく乾かす
5.布地に穴あきなどがある場合は修繕する

 NGな「水気の切り方」

・傘自体を振って水を切る
・傘をトントンと地面にあて水を切る
・傘を閉じた状態でクルクル回し水を切る

レインコート・ポンチョのお手入れ方法

表面に軽い汚れがあるときは、中性洗剤を染み込ませたスポンジや布で拭き取ります。汚れがひどく、全体洗いが必要な場合は洗濯ネットに入れて洗濯機で洗うことも可能です。ただし、「デリケート洗い」などのコースで洗うか、レインコート・ポンチョの品質表示タグに沿って洗うようにしてくださいね。

コートやポンチョの表面には撥水加工がされていますが、洗濯成分が表面に残っていると撥水加工の効果に影響が出る可能性があります。すすぎは長めに行うようにしてください。
脱水は生地に負担がかかったり、加工がはがれてきたりする恐れがあるため洗濯機では行わず、洗い上がったらすぐに陰干ししましょう。このとき、バスタオルなどで全体を包み水分をある程度取っておくと干しやすくなります。

しっかりと乾いたら市販の撥水剤で仕上げ、撥水機能を維持するメンテナンスを行います。スプレータイプの撥水剤が簡単ですが、何着もある場合は水に漬け込むタイプの撥水剤を使用すると効率的です。

撥水剤を浸透させたあとは熱処理を施すことでも、撥水機能の向上が見込めます。あて布をして低温でアイロンをしたり、60度ほどの温風でドライヤーをあてたりしましょう。保管のときは、たたむと折り目部分が劣化しやすくなります。ハンガーで吊るして直射日光があたらない場所で保管してくださいね。

お手入れするときのポイント

・汚れを落とす
・陰干しする
・撥水加工をする

お手入れ手順

1.表面に汚れや破れなどがないか確認する
2.汚れがある場合は拭き取る
3.拭き取りで取れない汚れの場合は洗濯機で洗う(商品によりNGの場合あり)
4.洗浄後、陰干しする
5.乾いたあと、撥水加工をする
6.撥水加工をしたあと、必要に応じて熱処理を行う

NGな「保管方法」

・折り目をつけてたたむ
・直射日光があたる場所で保管する

レインブーツ・長靴のお手入れ方法

レインブーツや長靴を使い終わったあとは汚れていることが多いので、汚れを水やぬるま湯で濡らした布でやさしく拭き取りましょう。ひどい汚れは多めの水で洗う必要がありますが、靴の内部まで濡れると乾きづらくなったり、カビの発生原因になったりするため注意が必要です。内部が濡れた場合は市販の乾燥剤を入れて水分を取ったり、通気性のいい場所で逆さに干したりしてしっかりと乾かしてくださいね。

洗い終わったあとは表面のひび割れを防ぐため、形をきれいに保ったまま立てて陰干しをします。乾いたら丸めた新聞紙やブーツキーパーを入れると、湿気取りや型崩れ防止に役立ちますよ。そのあと、内側に除湿剤などを入れ直射日光を避けられる場所で保管してください。

内側に新聞紙を入れる場合は、長期間詰めたままにするとカビが発生する原因になることがあります。定期的に入れ替えるようにしましょう

お手入れするときのポイント

・汚れをしっかり落とす
・よく乾かす
・保管方法に気をつける

お手入れ手順

1.汚れや損傷がないか確認する
2.汚れがある場合は、やさしく拭き取る
3.汚れがひどい場合は、水洗いする
4.陰干しする
5.丸めた新聞紙やブーツキーパーを入れて保管する

NGな「保管方法」

・濡れたまま置いておく
・直射日光があたる場所で保管する
・靴の中に入れた新聞紙を長期間そのままにしておく

子どものレイングッズ・雨具は定期的にお手入れをして、雨の日も快適に過ごそう

レイングッズや雨具は、それぞれに合ったお手入れをすることで長く使うことができます。お気に入りの傘や長靴、レインウェアを使って、雨の日も快適に過ごしてくださいね

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