【すぐ洗うのは間違っている⁉】面倒な上履き洗いがかんたんになるコツ!

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幼稚園や保育園、小学校などで毎日履き、週末に持ち帰ってくる上履き。上履きを洗うのは、汚れを落とすのが大変で面倒と感じているかたも多いかもしれませんが、ちょっとしたコツで面倒な上履き洗いを楽にできます。

今回の記事では、上履きの基本的な洗い方と、しつこい汚れをかんたんに落とす方法をご紹介します。小学生のお子さんがいるようでしたら、ぜひ自分で洗ってもらいましょう!

文/マムズラボ

目次

上履きの汚れが落ちにくいのはなぜ?

週末に子どもが持ち帰った上履きが、想像以上に汚れていたという経験はありませんか? そんな上履きを洗うのは大変ですよね。

まずは、上履きが汚れる原因について解説します。 

汚れる原因となるものが数種類あるから

上履きの汚れの種類は大きく分けると、「汗」「食べこぼし」「泥や砂などが混じったほこり」の3つです。 

子どもは大人以上に汗をかきやすく、長時間履いた上履きにも汗が付着しています。そのほかにも、給食などの食べこぼしやほこりが付着することで臭いや汚れの原因となるのです。 

基本的に週に1回しか持ち帰らないから

上履きを持ち帰るのは週末だけというケースが一般的です。なかには、持ち帰ることを忘れて数週間置いたままにする子どももいるかもしれません。 

汗や食べこぼし、ほこりなどの汚れは、時間がたつと上履きの繊維にしみこんでさらに頑固な汚れとなります。

オススメ記事:【カビ発生の危険あり!?】水筒の正しい洗い方やお手入れ方法とは? 

つけ置きでかんたん! 基本的な上履きの洗い方

子どもが持ち帰った上履きは、すぐに洗うのではなく「つけ置き」することで汚れをかんたんに落とせます。しかし、ただ上履きをつけ置きすればいいというわけではありません。 

ここでは、上履きのつけ置き洗いの手順と注意点をご紹介します。子どもには段階を踏んで伝えましょう。なお、使用するものは以下になります。 

・お湯
・洗濯用中性洗剤
・靴を洗うためのブラシ
・バケツ
・歯ブラシ 

手順1.つけ置きする前に泥やほこりを取り除く

上履きについた泥や砂などは、水にぬらすと落ちにくくなります。そのため、水でぬらす前にブラシで泥や砂を落としましょう。 

手順2.1〜2時間つけ置きする

上履きのほとんどの汚れは中性洗剤でかんたんに落とせるため、バケツに40〜50℃のお湯と記載されている分量の中性洗剤を入れて上履きを1〜2時間つけ置きします。 

その際、上履きが浮いてこないように上履き全体をお湯のなかに沈めるのがポイントです。浮いてきてしまう場合は、重しを使用するなど工夫しましょう。 

手順3.ブラシでこする

1~2時間程度つけ置きしたら、ブラシでこすりながら上履きの汚れを落とします。つま先などの細かい部分は歯ブラシを使うのがオススメです。きれいになったら水でよく洗い流します。 

洗剤のすすぎ残しがあると、汚れがつきやすくなったり臭いの原因になったりするのでしっかりすすぎましょう。

手順4.上履きを乾かす

しっかりと水気をきり、風通しのいい日陰に干します。その際につま先を上に立てかけて干すと乾きやすいです。 

直射日光に当てると生地が傷んだり、紫外線により変色したりする可能性があるため、日陰に干すよう注意しましょう。

上履きのしつこい汚れをかんたんに落とす方法

つけ置き洗いをしてもなかなか落ちない汚れもあります。続いて、しつこい汚れをかんたんに落とす方法をご紹介します。 
なお、使用するものは以下の5つです。 

・お湯
・酸素系漂白剤
・重曹
・靴を洗うためのブラシ
・バケツ
・メラミンスポンジ 

手順1.重曹をプラスして洗浄効果をアップ

上履きのしつこい汚れにも「つけ置き」が効果的です。しつこい汚れには、汚れを落とす効果の高い酸素系漂白剤と重曹を使用します。重曹には研磨作用と消臭作用があるので、より汚れが落ちやすくなります。 

前項紹介したつけ置きの方法でも汚れが落ちない場合は、以下の手順でさらにつけ置きをしてみましょう。 

1.バケツに40~60℃程度の熱めのお湯に記載されている分量の酸素系漂白剤を入れて溶かす
2.酸素系漂白剤と同量の重曹を入れて溶かす
3.上履きを入れて1~2時間ほどつけ置きする 

手順2.集中的にこすり洗いする

しつこい汚れには、こすり洗いも効果的です。しつこい汚れ部分を集中的にブラシでこすりましょう。

手順3.ゴム部分の汚れはメラミンスポンジでこする

上履きのゴム部分に付着した汚れを落とすには、メラミンスポンジがオススメです。きれいになったら、酸素系漂白剤のぬめりがなくなるまで十分に水で洗い流し、しっかりと乾燥させてください。 

汚れる前に対策! 上履きの汚れを防止する方法

せっかくきれいに洗った上履きも、翌週には汚れた状態に元どおり……。できれば汚してほしくありませんが、子どもに「上履きを汚さないで」とはなかなか言えませんよね。 

最後は、上履きの汚れを防止する方法を2つご紹介します。汚れる前に対策することで、上履き洗いの手間を減らすことができるので、ぜひ試してみてくださいね。 

防水スプレーで汚れをブロック

きれいに洗って完全に乾いた状態の上履きに、はっ水効果がある防水スプレーをしておくことで、汚れがつくのを防いでくれます。また、上履きが汚れても汚れを落としやすいというメリットもあります。 

防水スプレーを吹きかけておくだけなので、手間もかからずかんたんにできます。 

ベビーパウダーで汚れの侵入をブロック

赤ちゃんに使用するベビーパウダーも汚れ防止に効果的です。細かい粉が上履きの生地の目に入りこむことで、汚れの侵入を防いでくれます。

上履きを定期的に洗ってきれいにしよう

毎週末に持ち帰る上履きには1週間分の汚れが溜まっています。面倒な上履き洗いもつけ置きするだけでかんたんに汚れを落とせます。また、汚れにくいようにひと手間加えるだけで翌週の上履き洗いを楽にできます。 

お子さんが小学生の場合は、自分で洗ったきれいな上履きで新学期を迎えましょう。 

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