【園児の進級時に!】子どものやる気がアップするオススメの声かけとは?

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【園児の進級時に!】子どものやる気がアップするオススメの声かけとは?

さくらの開花も始まり、出会いと別れの季節がやってきました。卒園するお兄さんお姉さんを見送ったあとは、いよいよ自分たちが進級する番です。

本記事では、進級の時期にオススメする子どもへの声かけや、避けたほうがよい声かけについて、文部科学省にも勤めていたことのある、元心理学者の筆者がその理由をそえてご紹介します。

文/マムズラボ

目次

進級する際に行っておくこと

進級は、子どもたちが大人への階段をのぼる大きな一歩となります。小さかった子どもたちにとっても「お兄ちゃん(お姉ちゃん)になるんだ」「いろんなことをやってみたい」とワクワクする気持ちが芽生える機会になるでしょう。

一方、今まで過ごしてきた環境から変わるため、「先生が違う」「いつものお部屋じゃない」などと、不安な気持ちになってしまいがちです。子どもの不安を軽減し、ワクワクする気持ちをより味あわせてあげるためには、どうすればよいのでしょうか。まずは、進級する際に、行っておくこと・意識することをご紹介します。

喜ぶ気持ちに共感してあげよう

進級することでお兄ちゃん・お姉ちゃんになる事実を子どもに伝え、「大きくなったね」といっしょに喜び、進級を実感させてあげましょう。

さらに「〇〇組さんになると、こんなこともできるようになるかもよ!」と、子どもが今まさにがんばっている物事が達成される可能性があると教えてあげれば、子どものやる気を引き出すことができます。

進級の準備をしよう

子どものワクワク感を増幅するのに、進級準備はピッタリの機会です。鞄やコップなど新しいクラスで使うものを新調し、子どもに見せてあげてみてください。それだけで、きっとキラキラとした笑顔になるはずです。新調する必要がなければ、たとえば新しい名入りワッペンをつけるといったかんたんなリメイクをするだけでも、子どもの気持ちを盛り上げられます。

また、進級前日に子どもといっしょに登園準備をするのがオススメです。そうすれば、子どもは「明日からは1つお兄ちゃん(お姉ちゃん)になるんだ!」と心の準備ができるでしょう。

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進級を控えた子どものやる気をアップさせる声かけ4選

進級は子どもたちにとって喜びであり、さまざまな期待に胸を躍らせる一大イベントです。しかし喜びも不安も含めて、環境の変化が子どもに与えるストレスは大きいもの。「もう一人で寝ないとだね」「好き嫌いしたら恥ずかしいね」など、子どもにプレッシャーを与えることばは控え、進級に対するハードルを下げることに努めることが大切です。

ここでは、子どもの進級に向けた「喜び」の感情に注目します。子どものポジティブな感情に寄りそって共感する声かけができれば、子どもは安心して進級を受け入れられます。そして、それは進級後も意欲的に活動していく助けとなるはずです。

お兄ちゃんorお姉ちゃんだね!

「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」と呼んでもらえることに大きな喜びを感じる子どもは多いです。そのため、子どもが「お兄ちゃん(お姉ちゃん)だからね!」と意気揚々と言っていたら「そうだね、大きくなったもんね!」と、共感してあげることが大切です。

ただし、「お兄ちゃんなんだから」「お姉ちゃんなのに」「小さい子でもできる」といった声かけはやめましょう。子どもが「比較されている」「強要されている」と反感を抱くだけでなく、いわゆる赤ちゃん返りのきっかけにもなりかねません。あくまでも子どもの成長をほめたり、問いかけで促したりする程度にとどめ、無理をさせないことが大切です。

〇〇組さんがんばったね!

進級前のクラスでがんばって取り組んでいたことを、ほめてあげるのもよい方法です。このとき大事なのは、できた・できないという結果ではありません。努力の過程を「がんばったね」とほめることで、子どもたちは進級しても継続してがんばろうと思えるようになります。

また、4歳前後の子どもは、他者の気持ちを理解する能力が著しく成長する時期です。「あの子もできるようになるまではすごくがんばったんだな」というように、他者視点獲得のきっかけにもなりえるでしょう。

こんなことができるようになったんだね!

先ほどご紹介したように努力の過程をほめることは大切ですが、それにあわせて、子どもの努力によって実際にできるようになったこともほめてあげると効果的です。子どもは「努力が結果につながった」とより実感できます。

さらに、「お片づけが一人でできるようになってすごい! 今度は小さい子に教えてあげられるね」のように進級後の行動につなげられることばをそえると、子どもの進級に対する意欲がより湧きやすくなります。

〇〇組さんになったら△△ができるね!

「進級したらこんな遊びもできるよ」と声かけし、進級によってできることがふえると子どもに伝えてあげましょう。そうすれば子どもの興味をかき立てられ、意欲も刺激できます。

ときには「今年はいちご狩りに行けるよ!」と、子どもがとくに楽しみにしているイベントを話題に取り上げ、ワクワクとした気持ちを感じさせてあげることも大切です。

子どもの気持ちに寄りそい、進級の喜びに共感しよう

学年が1つ上がることで、子どもに対する期待や不安が高まるママパパもいるかもしれません。しかしながら子どもも、環境が変化することでママパパ以上にストレスを感じやすくなっています。そのため、楽しみになるようなことばをかけてあげると、子どもは安心感を得ます。ワクワクした気持ちを抱けるようになれば、進級後もきっと意欲的にチャレンジを続けられるでしょう。

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