![【子どもの遠足の持ち物】グッズ選びから便利アイテムまでまとめて解説!](https://kosodatemap.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2022/09/pixta_90148486_M-1_5Nok.jpg)
子どもたちが楽しみにしている行事のひとつである遠足。当日子どもに楽しんでもらうには、事前に持ち物をきちんとチェックしておくことが大切です。
そこで本記事では、遠足の定番グッズや必要な持ち物、あると便利なアイテムなどについてご紹介します。持ち運びするリュックを軽くするコツについても触れているので、ぜひ参考にしてくださいね。
文/マムズラボ
子どもの遠足グッズの選び方
![子どもの遠足グッズの選び方](https://kosodatemap.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2022/09/pixta_50520226_M-1_NnsT-1024x683.jpg)
保育園・幼稚園と小学校では持ち物が異なることがありますが、「リュックサック」や「お弁当」など遠足の基本となる持ち物は変わりません。基本の持ち物を選ぶコツをご紹介します。
遠足グッズの使い方は、当日までに子どもへレクチャーしてあげましょう。とくにレジャーシートは日常で子どもが自分で使用することが少ないので、使い方と収納の仕方を教えておくと安心です。
遠足当日に子どもが困らないように、いっしょに何回か練習しておくことをオススメします。
1.リュックサックは子どもに合ったサイズ・容量を選ぶ
荷物を持ち運ぶリュックサックは、中に入れるもののサイズや量によって適正容量が変わります。また、メーカーやモデルによっても収納できる量に違いがあります。そのためできるだけ試着し、子どもの年齢や体格に合ったものを選んでくださいね。成長に合わせて買い替えることも大切です。
大きすぎるサイズや容量のものを選ぶと、体にかかる負担が大きくなったり、転倒するリスクが高まったりする可能性があります。
ただし園や学校によっては容量を指定することもあるので、事前のお知らせなどを確認してみてくださいね。なお小学生の場合、林間学校や課外活動、合宿、修学旅行などの場合は30L以上のものが便利なこともあるので、遠足用とは別に用意することをオススメします。
【平均身長別・遠足用リュックサイズの容量目安】
身長 約80~90cm | 2~3歳 | 5~10L前後(Sサイズ) |
身長 約90~110㎝ | 3~5歳 | 10~15L前後(Mサイズ) |
身長110~120cm | 小学校低学年 | 15~20L前後(Lサイズ) |
身長120~130cm | 小学校中学年 | 20L前後 |
身長130~150cm | 小学校高学年 | 20~30L前後 |
選ぶときのチェックポイント
・背中にフィットしているもの
・重量が軽いもの
・荷物を出し入れしやすいファスナータイプのもの
・肩ひもにクッション性があるもの
・肩ひもの調整ができるもの
・肩ひもどうしを留められるチェストベルト(肩ベルト、ハーネス)があるもの
・フロントポケット、サイドポケットがあるもの
・撥水や防水処理がされているもの
2.お弁当箱は普段より少し大きめを選ぶ
遠足でのお弁当箱は、普段より少し大きめサイズを選びましょう。遠足では、いつもよりたくさん歩くので運動量も増えます。また、普段とはちがう環境での昼食となるため、食欲が増す子どももいるかもしれません。小さなお弁当箱では食べ足りない可能性もあるため、大きめのお弁当箱で用意するとよいかもしれません。
また、園や学校のほか、遠足の行き先によりお弁当箱の素材に指定があることもあります。筆者の子どもが6年生のときの山登り遠足では、荷物を減らすために、捨てられる素材のお弁当箱にするよう指定がありました。
【遠足時のお弁当箱の容量目安】
2~3歳 | 300ml前後 |
3~5歳 | 400ml前後 |
小学校低学年 | 500~600ml前後 |
小学校中学年 | 600ml前後 |
小学校高学年 | 600~700ml前後 |
選ぶときのチェックポイント
・密閉性が高いもの
・ふたのロックが固すぎないもの
【お弁当作りでもう苦労しない!】お弁当の詰め方のポイントはこちらから
3.水筒は大きいサイズを選ぶ
園や学校側で追加の飲み物を用意する場合もありますが、持参する水筒もいつもより大きい容量をオススメします。
ただし飲み物が入った水筒は重いため、保育園児・幼稚園児はプラスチック製など水筒自体が軽いもののほうがよいかもしれません。小学生になると、金属製の保冷タイプを選ぶことが多いようです。
飲み口の形状は、園や学校のほか、遠足の行き先によりコップタイプのみなどの指定があることもあります。事前のお知らせの確認を忘れないようにしましょう。
【遠足時の水筒の容量目安とタイプ】
2~3歳 | 400ml前後 | ストロータイプ |
3~5歳 | 600ml前後 | 注ぎ口とコップ 直飲み |
小学校低学年 | 600~800ml前後 | 注ぎ口とコップ 直飲み |
小学校中学年 | 800ml前後 | 注ぎ口とコップ 直飲み |
小学校高学年 | 800~1L前後 | 注ぎ口とコップ 直飲み |
選ぶときのチェックポイント
・未就学児の場合、飲み口が変えられるパーツがついているもの(ストロー、直飲み、注ぎ口)
・ワンタッチでふたが開くもの
・ 園や子どもの年齢により、肩がけできるストラップと水筒ポーチがついていると便利な場合も
4.レジャーシートは折りたたみやすく軽いものを選ぶ
遠足では、子どもが自分でレジャーシートを出したりたたんだりするため、折りたたみしやすくて軽い1人用サイズがオススメです。子ども1人用であれば、60cm×90cmのサイズが適しています。
また、飲み物やお弁当などをこぼしてしまう可能性もあるため、撥水性や防水性の高いナイロン製やポリエステル製、ラミネート地などのものがいいでしょう。収納用ポーチがついているものだと、使用後にリュックサック内部が汚れることもなく便利ですよ。
選ぶときのチェックポイント
・ナイロン製やポリエステル製、ラミネート地などのもの
・1人用サイズ
・子ども一人でも折りたたみしやすいもの
・収納ポーチがついているもの
子どもの遠足の持ち物リスト
![子どもの遠足の持ち物リスト](https://kosodatemap.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2022/09/pixta_57047285_M-1_ALE7-1024x683.jpg)
基本の持ち物のほかに必要な準備品には何があるのでしょうか? 子どもが遠足を思いきり楽しめるように、忘れ物がないようしっかりチェックしておきましょう。
基本の持ち物
・リュックサック
・お弁当
・水筒
・レジャーシート
基本の持ち物以外に準備するもの(一例)
・おやつ(金額や内容に指定があることも)
・遠足当日にはく靴(はきなれたスニーカーなど)
・レインウェア(レインポンチョ、雨がっぱなど)
・折りたたみ傘
・帽子
・着替えセット(子どもの年齢により紙おむつも)
・タオル
・衛生用品
…濡れタオル、ウェットティッシュ
…除菌スプレーや除菌ジェル
…ばんそうこう
・ハンカチ、ティッシュ
・虫よけグッズ
・日焼け止め
・保冷グッズ
・酔い止めの薬や常備薬
・ビニール袋
・エチケット袋
・遠足のしおり
・筆記用具
・遊び道具(種類に指定があることも)
「おやつ」「衛生用品」は小学生の遠足では準備が必要なことがありますが、保育園・幼稚園では、施設側が用意することも多いようです。
また、日焼け止めや虫よけスプレーは持参できない場合もあります。そのような場合は、事前におうちでぬっておき対策をしておきましょう。薬についても子どもには持たせず、必要な薬は事前に先生に渡し、飲み方や取り扱い方を事前に伝えておくなどのルールを設けているところもあるため、事前に確認しておきましょう。
親子遠足であると役立つグッズリスト
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園や学校によっては、親子遠足を実施しているところもあります。親子遠足では、予備も兼ねて保護者がプラスアルファの持ち物を持参しておくと、万が一の事態に対応でき安心です。
なお動画や写真の撮影でいつもよりスマートフォンの充電が減りやすい可能性があるので、モバイルバッテリーも持参するとよいですね。
親子遠足であると便利なグッズ
・子どもの予備の着替えセット(子どもの年齢により紙おむつも)
・健康保険証、子どもの医療証
・ビデオカメラ、予備の充電池やバッテリー
・スマートフォンなどを充電できるモバイルバッテリー
・常備薬
・大きめサイズのばんそうこうなど救急セット
・予備のお箸、カトラリー類
・ビニール袋
遠足で子どものリュックサックを軽くするコツ
![遠足のリュックサックを軽くするコツ](https://kosodatemap.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2022/09/pixta_88476318_M-1_56Xn-1024x683.jpg)
遠足は子ども自身がリュックサックを背負って歩かなければいけません。荷物が重すぎると子どもの負担になってしまい、疲れやすくなることもあります。
リュックの上のほうに重たい物を入れる
荷物を少しでも軽くするには、軽量タイプのリュックサックを選び、リュックの上のほうに重たいものを入れるようにしましょう。ただし重いものを上部に入れるとバランスを崩しやすくなるので、リュックサックを背負ったとき、肩甲骨~肩くらいまでの部分に重いものを入れるのがポイントです(※2)。荷物が軽く感じられ、楽に運ぶことができます。
チェストベルトでリュックの揺れを抑える
歩いたり動いたりするときにリュックサックが揺れることも重さを感じる原因のひとつです。肩ひもどうしを留められるチェストベルト(肩ベルト、ハーネス)がついているタイプを選び、揺れをできる限り抑えるのも工夫のひとつです。チェストベルトは、後づけできるものも販売されているのでチェックしてみてください。
事前準備をしっかりして、思いっきり楽しい遠足を!
![事前準備をしっかりして、思いっきり楽しい遠足を!](https://kosodatemap.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2022/09/pixta_81161865_M-1_XzTq-1024x683.jpg)
遠足は特別な行事であると同時に、準備するものも多く、当日は体力や気力を使う面もあります。遠足の前日には荷物をリュックサックに詰め、重さや動きやすさのチェックをしてみるのがオススメです。子どもが遠足を楽しめる一日になるよう、しっかり準備を行ってくださいね。
【引用】
(※1)e-Stat「学校保健統計調査 年次統計 /年齢別 平均身長・平均体重・平均座高の推移」
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003147022
(※2)警視庁 災害対策課 災害警備情報係「重い物が軽くなる(?)方法」
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/saigai/yakudachi/outdoors/1009569114124251136.html
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