【2026年版】「ひな祭り」とは?意味や由来、ひな人形を飾る時期や場所などをわかりやすく解説

更新日: 公開日:

ひな祭りは、毎年3月3日に行われる日本の伝統行事。ですが、その由来や意味など意外と知らないことも多いのではないでしょうか? 本記事では、ひな祭りの由来や歴史、ひな人形の意味、飾る時期や場所などをわかりやすく解説します。

文/こそだてまっぷ編集部

目次

ひな祭りはいつ?

ひな祭りは毎年3月3日に行われます。

五節句のひとつ「上巳(じょうし)の節句」にあたる日で、「桃の節句」とも呼ばれています。ひな人形を飾り、女の子の健康や幸せを願う行事です。

▶関連記事「【2026年3月3日は皆既日食】今年のひな祭りは夜空を見上げよう!〈子どもと読みたい科学のおはなし〉」

ひな祭りの由来と歴史

ひな祭りは「上巳の節句」

季節の節目となる日を「節句」といい、かつてはさまざまな節句が存在しました。

今でも5つの節句が残っており、「五節句」ともいわれています。五節句とは、1月7日の人日の節句七草の節句)、3月3日の上巳の節句桃の節句)、5月5日の端午の節句菖蒲の節句)、7月7日の七夕の節句、9月9日の重陽の節句菊の節句)のことです。

3月3日の「上巳の節句」は、桃が咲くころでもあったことから「桃の節句」とも呼ばれています。

もともとは、人形に自分の災厄をうつして厄を払う行事でした。やがて、貴族の子どもたちが行っていたお人形遊び(ひいな遊び)と結びつき、人形や段飾りが豪華になり、現在のひな祭りのかたちになったといわれています。

ひな人形の意味とは?

ひな人形は御慶事(結婚式)を表現しており、女の子の健康や幸せを願うという思いが込められています。また、全部で15体の人形には、それぞれ意味が込められています。

一段目は内裏雛

ひな祭りで歌われる歌詞のなかに「お内裏さまとお雛さま」というフレーズがありますが、正しくは、最上段に飾られる人形は内裏雛(だいりびな)といいます。内裏雛には、衣冠束帯をまとっている男雛と十二単をまとっている女雛がおり、天皇・皇后のお姿を模しています。

関東では男雛は向かって左、女雛は右に飾りますが、関西では男雛は右、女雛は左に飾ることが多く、歴史的な背景から地域によって違いがあるようです。

二段目は三人官女、三段目は五人囃子

二段目は、お世話係の三人官女(さんにんかんじょ)です。それぞれ、長柄(ながえ)、三方(さんぽう)、提子(ひさげ)というお酒をそそぐための道具を持っています。

三段目は、音楽隊の五人囃子(ごにんばやし)。歌を担当する謡(うたい)は扇を持っており、楽器担当は太鼓、大鼓、小鼓、笛を持っています。

四段目は随身、五段目は仕丁

四段目は、右大臣と左大臣からなる随身(ずいしん)。ボディーガードの役割があるので、刀や弓矢を持っています。

五段目は、仕丁(しちょう)という雑用を担当する庶民。ほうきやちりとりなどの掃除道具、または台傘や靴台などの外出道具を持っています。

六段目は嫁入り道具、七段目は御輿入れ道具

六段目はタンスや鏡台などの嫁入り道具、七段目には御駕籠や牛車などの御輿入れ道具(おこしいれどうぐ)が並びます。

ひな祭りに何をする?現代の過ごし方

ひな人形を飾る

ひな人形を飾る時期に明確な決まりはありません。一般的には、2月の立春から飾り始め、ひな祭りが終わったら早めにしまいます。しまうのが遅くなると「婚期が遅れる」という言い伝えがありますが、特に根拠はありません。カビや虫食いが起こらないように、天気の良い乾燥した日にしまうようにしましょう。

ひな人形を飾る場所についても、とくに明確な決まりはありません。家族が集まるリビング、和室や玄関など、ひな人形が目に留まる場所に飾るといいでしょう。

ひな人形を飾る場所として避けた方がよい条件としては、直射日光が当たる、湿気が多い、エアコンなどの風が常に当たる場所です。ひな人形をよい状態に保っておくために、これらの条件に注意しましょう。

家族で食事を楽しむ

ひな祭りでは、ちらし寿司、お吸い物、ひし餅、ひなあられなどをいただくのが定番です。

ひな祭りの食べ物の意味

ちらし寿司

彩り豊かなちらし寿司は、見た目の華やかさからお祝いの日によく食べられます。具材にも意味があり、えびは長寿、れんこんは見通しがきくといった縁起のよいものが使われます。

はまぐりのお吸い物

はまぐりは「良縁」や「夫婦円満」の象徴とされており、はまぐりを使ったお吸い物も、ひな祭りによく食べられる料理のひとつです。

ひし餅

緑、白、桃色のひし餅は、それぞれの色に意味があります。緑は健康、白は清浄、桃色は魔除けという意味があり、重なっている順番にも意味があります。

下から緑・白・赤の順で重なっている場合は、新芽が雪の下で芽吹き、梅の花が咲いている情景を表しています。
下から白・緑・赤の順で重なっている場合は、雪の中から新芽が芽吹き、桃の花が咲いている情景を表しています。

ひなあられ

緑、白、桃色のひなあられも、それぞれの色に意味があります。緑は自然のエネルギー、白は大地のエネルギー、桃色は生命のエネルギーを表しているといわれています。

自然の恵みから力をもらい、子どもが健やかに育つようにという意味が込められています。

ひな祭りは男の子は関係ない?

ひな祭りは女の子の節句、男の子の節句は5月5日の「端午の節句」がありますが、近年は家族イベントのひとつとなっています。家族みんなで楽しみましょう。

まとめ

ひな祭りは、3月3日に行われる女の子の健やかな成長を願う日本の伝統行事です。今年のひな祭りは、ぜひ子どもと一緒にひな祭りのを話しながら、心あたたまるひとときを過ごしてみてください。

こそだてまっぷから
人気の記事がLINEに届く♪

あわせて読みたい

おすすめの本

おすすめ情報

こそだてまっぷから
人気の記事がLINEに届く♪

関連記事