小学3・4年生は低学年の時と比べて学習の範囲が大きく広がります。
さらに難易度の上がる高学年でつまずいてしまわないように、進級前に3年生・4年生で習ったことをしっかりと復習しておきましょう。
子どもが勉強好きになるコツ
小学1・2年生で「生活科」として学習していた内容が、3年生から「理科」「社会」の2つの教科となるなど、小学3・4年生は学習内容がふえてきて、一人ひとりの学力にも差が出はじめる学年です。
まだ保護者が声をかけないとなかなか勉強に取りかからない、という場合は保護者が一緒に勉強するのもひとつの方法です。自身の仕事や資格取得のための勉強でもいいですし、子どもと一緒に小学3・4年生の問題に取り組んでみてもよいでしょう。
子どもが勉強を好きになるためには、何よりも「勉強って楽しい」と思うことが大切です。子どもがゲームや遊びと同じように、勉強を「楽しいから、自分がやりたいから、やる」と思えると、主体的に取り組むようになります。
保護者が勉強する姿は子どものお手本や見本となります。また、一緒に楽しく勉強に取り組むことができたら、子どもにとって「勉強=楽しいこと」となり、やがて一人でも自主的に取り組むようになるでしょう。
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小学3・4年生の漢字学習のコツ
小学校6年間のうち、小学3・4年生で習う漢字が一番多いことをご存知ですか? 1年生では80字、2年生は160字だったものが、3年生と4年生になると200字、202字になります。
また、数がふえるだけでなく、複雑な形の漢字や抽象的な意味の漢字もふえるため、ここでつまずいてしまう子どもも少なくありません。しかし、ひたすら何回も書いて丸暗記しようとすると、ますます漢字嫌いになってしまうこともあります。
小学3・4年生の漢字の復習は、お子さんが気に入ったドリルで楽しく進めていきましょう。1日1枚でやりきれるドリルやお気に入りのキャラクターが描かれているドリル、ゲーム感覚でできるドリルなど、さまざまなドリルがあります。子どもが興味を持ったドリルを選んであげるとよいでしょう。
また、親子で「難読漢字クイズ」などに挑戦するのもよいでしょう。漢字を遊びに取り入れることで、子どもが「漢字を覚える=楽しいこと」と感じれば、学習意欲も高まります。
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小学3・4年生の漢字学習にオススメのドリルはこれ!
まだしっかりと毎日の学習習慣が身についていない、という小学3・4年生には「毎日のドリル」シリーズがオススメです。無理のない量の問題数で構成されており、「1日1枚」をやりきることができます。1冊の中でも繰り返し練習していくので、スモールステップで確実に「基礎力」を身につけることができます。
小学3・4年生の文章読解のコツ
小学3・4年生になると、文章の内容を理解して主人公の気持ちを読み取るだけでなく、それに対する自分の気持ちを話したり書いたりすることも多くなります。
文章を読んでいて、知らない言葉が出てくると話の内容を理解しにくくなります。分からない言葉があった時は、国語辞典などを使って確認するようにしましょう。
分からないままにしていると言葉が蓄積されず、語彙もふえません。語彙が少ないと表現が広がらず、自分の気持ちや考えを表すことも苦手だと感じるようになります。
知らない言葉を調べ、語彙を増やしていくことが読解力の向上につながっていきます。
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小学3・4年生の文章読解にオススメのドリルはこれ!
「毎日のドリル」シリーズは、小学3・4年生のお子さんが楽しく勉強に取り組めるよう工夫されています。アプリで点数を記録していくと成績がグラフ化されたり、賞状がもらえたりします。また、キャラクターを育てたり、コミュニケーションをとったりすることもできます。達成感が得られ、ゲーム感覚で楽しく学べます。
小学3・4年生の計算力を上げるコツ
3年生からは2桁・3桁のかけ算、そして、わり算、小数、分数が始まります。計算が複雑になってくると、より正確に丁寧に取り組むことが大切になります。
とくに、数字や記号を丁寧に書く習慣がついていないと、位がズレてしまったり、0を6と見間違えるなど、なかなか正確な答えが出せません。
お子さんが計算問題で悩んでいるようなら、まずは数字を正しく書けているか、数字がノートのマス目にきちんとおさまるように書けているかを確認してあげましょう。
また、普段の生活の中で算数につながるような場面では、保護者が積極的に声かけをしてあげましょう。
「ケーキをいくつに切ったらみんなが2つずつ食べられるかな?」「イチゴが20個あるから家族4人で分けると一人いくつかな?」など、日常の楽しい会話の中で計算する習慣ができると、自然とわり算や小数・分数への興味や深い理解へとつながっていきます。
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小学3・4年生の計算学習にオススメのドリルはこれ!
小学3・4年生が楽しく勉強に取り組むためには、勉強の成果を自覚できることが大切です。「毎日のドリル」シリーズには「できたよシール」がついており、ドリルが1回終わるごとにシートに貼っていきます。毎日のがんばりが見える化され、やる気が高まります。
小学3・4年生の図形・数を理解するコツ
長さや重さについては、生活の中の実際の体験と結び付けてあげることが大切です。「いつも飲んでいる牛乳は何ml?」「 駅まで1㎞歩くのに、何分くらいかかると思う?」など、保護者が意識して声かけをしてあげましょう。数量を具体的にイメージできるようになると、単位も自然と覚えやすくなります。
また、料理やお菓子作りなどもオススメです。野菜を切るとさまざまな形が現れます。「切り口はどんな形になると思う?」など、普段の生活で楽しみながら図形に触れていきましょう。立体切断をイメージできるようになると、中高生の学びにもつながっていきます。
お菓子作りでは、計量は子どもに任せてみましょう。「1000mlの水は、10dlの計量カップだと何杯かな?」など、楽しい雰囲気の中でクイズ形式にすると、子どもは答えを出そうと一生懸命考えます。また、反対に子どもにもクイズを考えてもらうと、より数量や単位に興味を持つようになるでしょう。
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小学3・4年生の図形・数の学習にオススメのドリルはこれ!
「毎日のドリル」シリーズは、ラインナップが豊富です。お子さんが「もっとたくさんやりたい」「上の学年の問題をやってみたい」「さきどり学習をしたい」と、やる気を見せているようであれば、ぜひ挑戦させてあげてくださいね。
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次の学年に上がる前に、総復習しよう!
普段の休みの日や春休みなどを利用して、毎日コツコツと進められるドリルで、今まで学習した内容の総復習に取り組んでみてはいかがでしょうか?
苦手な教科を選んで、1教科ずつドリルを用意してもよいですが、「全教科取り組みたい」というお子さんには、すべてが1冊にまとまったドリルがオススメです。
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【小学3・4年生】学校の授業についていけないとき、やってはいけない3つのポイント
小学3・4年生の総復習にオススメのドリルはこれ!
学研の総復習ドリル
「学研の総復習ドリル」は、1年間の総しあげを1回1ページで無理なくできるのが特徴です。算数・国語・英語・理科・社会の1年間の復習が、短期間に効率よくできます。「総復習テスト」、「全漢字まるごとチェック」で、しっかりと理解できているか確認して、自信を持って次の学年に進みましょう。
全科プリント
「全科プリント」は、主要5教科(国語、算数、理科、社会、英語)すべての内容が、切り取り式のプリントになっており、1回1枚、好きなページを切り取ってどこからでも使用できます。1冊で、1年分・全教科をカバーできるので、学年の総復習に最適です。
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