1年生は小学校生活にもすっかり慣れ、ひらがな、カタカナ、たし算、ひき算、と、少しずつ学習することも増え、2年生はそれぞれのレベルが上がってきたと感じるころではないでしょうか。
3年生・4年生になるとかけ算やわり算も本格的に始まり、難易度も上がってきます。
次の学年に上がる前に、1年生・2年生で習ったことをしっかりと復習し、学習の土台となる基礎を固めておきましょう。
子どもが勉強好きになるコツ
小学校に入学してから1年、2年が経とうとしていますが、お子さんは前向きに勉強に取り組んでいますか?
子どもが勉強を好きになるためには、何よりも「勉強って楽しい」と思うことが大切です。「分からないことを知る」「できなかった問題が解ける」など、勉強は本来子どもにとって楽しい体験です。
しかし、テストの点数が悪いことを保護者が叱ったり、ミスをとがめたり、遊びたい時に「勉強しなさい」と強制されたりすることで、楽しいと思っていたことが、いつしか苦手なものとなり、「勉強嫌い」になってしまいます。
勉強は、子どもがゲームや遊びと同じように「楽しいから、自分がやりたいから、やる」と思えると、主体的に取り組むようになります。
1年生や2年生の頃は、保護者がクイズやなぞなぞのような形で「遊び」を演出してみると良いでしょう。子どもは「勉強とは遊びのひとつなんだ」ととらえ、自ら進んで勉強するようになります。
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小学1・2年生の漢字学習のコツ
小学1年生で習う漢字は、まだ画数も少なく数もそれほど多くありませんが、2年生になって覚える数が増えたことで、少し漢字学習がしんどいと感じているお子さんも多いかもしれません。
しかし、3年生・4年生とさらに数は増え、画数の多い難しい漢字も増えてきます。お子さんが漢字嫌いにならないためには、小学校中学年になる前に、1・2年生で習った漢字をしっかりと復習し、完璧にしておくことが大切です。
また、低学年のお子さんが漢字を覚える場合には、「ひたすら書かせない」ようにしましょう。何度も何度も同じ文字を書かせてしまうと、単純作業に疲れ、漢字嫌いになってしまうことも。
小学1・2年生の漢字の復習は、お子さんが気に入ったドリルで楽しく進めていくとよいでしょう。
1日1枚でやりきれるドリル、カラーイラストやお気に入りのキャラクターが描かれているドリル、クイズ形式になっていてゲーム感覚でできるドリルなど、さまざまなドリルがあります。子どもが喜んで学習に取り組めるものを選んであげましょう。
↓小学校低学年の「漢字学習のコツ」はこちら↓
【漢字嫌いにさせてる⁉】1年生のうちに身につけたい効率的な漢字の覚え方とは?
小学1・2年生の漢字学習にオススメのドリルはこれ!
まだ集中できる時間が短い小学1・2年生には、「毎日のドリル」シリーズがオススメです。無理のない量の問題数で構成されており、「1日1枚」をやりきることができます。1冊の中でも繰り返し練習していくので、スモールステップで確実に「基礎力」を身につけることができます。
小学1・2年生の文章読解のコツ
「このとき、たろうくんはどんなきもちだったでしょう?」。小学1・2年生では、お話を読んで主人公の気持ちを考えたり、お話の内容について答えることはまだ苦手だというお子さんも多いのではないでしょうか。
文字が読めることと、文章の内容を理解できることは違います。中学年になると文章も長くなり、より読み解く力が必要となってくるため、小学1・2年生の間に「しっかりと読む」ことを身につけておくとよいでしょう。
低学年の子どもがしっかりと読めるようになるには、「音読」と「視写」がオススメです。
声に出して読んだり、文章を書き写すことで、文字を読み飛ばしたり、書きもらしたりしていることに気づけるようになります。自分ではしっかりと読んでいるつもりでも、目で見ているだけでは違いが分かりません。
読み書きで確認することで、「しっかりと読むとはこういうことか」と実感できるようになります。
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【主人公の気持ちなんて分からない?】文章読解には『視写』と『音読』がオススメ
小学1・2年生の文章読解にオススメのドリルはこれ!
小学1・2年生のお子さんには、アプリで楽しく勉強できるドリルがオススメです。「毎日のドリル」シリーズでは、アプリを使用して点数を記録していくと、成績がグラフ化されたり、賞状がもらえたりします。また、キャラクターを育てたり、コミュニケーションをとったりすることもできます。達成感が得られ、ゲーム感覚で楽しく学習に取り組めるでしょう。
小学1・2年生の数を理解するコツ
「数」というと、大人は何を思い浮かべるでしょうか。一般的な答えだと、「0~無限」かもしれませんね。では、1つだと「1」、2つだと「2」だけれど、「じゅう」は「1」と「0」で表すのはなぜでしょう? 「0」とはなんでしょう?
大人にとっては特に意識もしていない、当たり前の「数」ですが、初めて覚える子どもにとっては難しいものです。
これは、十の位には10のかたまりが「1」つ、一の位には何もないから「0」で、「10」となるためです。
このことを理解するためには、「数には量がある」ことを知る必要があります。
そのためには、外遊びやトランプなどの遊びが効果的です。石や葉っぱ、トランプなどを使って、実際に並べて数えてみましょう。「1つ、2つ…」と数えられると、具体的な数量のイメージがつかみやすくなります。
そして、「今数えた個数を表す数字はこれだよ」と数字を示して確認してあげるとよいでしょう。
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【幼児・低学年にどう教えたらいい?】専門家が伝える「数」を具体的にとらえるコツが分かりやすい!
小学1・2年生の図形・数・単位の学習にオススメのドリルはこれ!
小学1・2年生が楽しく勉強に取り組むためには、自分ががんばっていることが“分かる”ことが大切です。「毎日のドリル」シリーズには「できたよシール」がついており、ドリルが1回終わるごとにシートに貼っていきます。毎日のがんばりが見える化され、やる気が高まります。
小学1・2年生のたし算・ひき算のコツ
「1+1=2」から始まるたし算。おはじきやブロックなどを数えながら学んでいくと、初めはそう難しくはないでしょう。しかし、最初につまずきやすいのが、「くり上がり」です。さらに、ひき算が始まると「くり下がり」で悩んでしまうお子さんも多いようです。
こちらも、「楽しくゲーム感覚で」勉強してみましょう。まずは、親子で「足して10になるゲーム」に取り組んでみてください。保護者が「7」と言えば、子どもが「3!」と素早く答える、いつでもどこでもできるゲームです。反対に、お子さんが「6」と問題を出して、保護者が「4!」と答えてあげても盛り上がります。
これらの、足して10になる「補数」が瞬時に言えるようになると、10を作ったり分けたりすることに苦労せず、「くり上がり」「くり下がり」のたし算、ひき算が簡単にできるようになります。
↓小学校低学年の「たし算・ひき算のコツ」はこちら↓
【補数が瞬時に出る子は計算が早い】くり上がり、くり下がりでつまずかない勉強法
小学1・2年生の計算学習にオススメのドリルはこれ!
「毎日のドリル」シリーズは、ラインナップが豊富です。お子さんが「もっとたくさんやりたい!」と言うようであれば、どんどん挑戦させてあげてくださいね。
次の学年に上がる前に、総復習しよう!
普段の休みの日や春休みなどを利用して、毎日コツコツと進められるドリルで、今まで学習した内容の総復習に取り組んでみてはいかがでしょうか?
苦手な教科を選んで、1教科ずつドリルを用意してもよいですが、「全教科取り組みたい」というお子さんには、すべてが1冊にまとまったドリルがオススメです。
↓進級前にチェックしておくべきポイントはこちら↓
小学1・2年生の総復習にオススメのドリルはこれ!
学研の総復習ドリル
「学研の総復習ドリル」は、1年間の総しあげを1回1ページで無理なくできるのが特徴です。また、オールカラーで小学1年生からさきどりできる、英語・理科・社会つきです。「総復習テスト」、「全漢字まるごとチェック」で、しっかりと理解できているか確認して、自信を持って次の学年に進みましょう。
全科プリント
「全科プリント」は、算数、国語、生活の3教科すべての内容が、切り取り式のプリントになっており、1回1枚、好きなページを切り取ってどこからでも使用できます。1冊で、1年分・全教科をカバーできるので、学年の総復習に最適です。
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