こんにちは、エッセイマンガ家のこしいみほです。小学2年生の娘と年中の息子を育てています。
毎週月曜日に、娘が小学1年生のときの出来事を振り返るエッセイを更新しています。それぞれの地域や学校によって違いがある部分もあるかと思いますが、一例として楽しんでいただければと思います。
今回のテーマはこちら!
復習の習慣 〜学校での1日を話す〜
1年生の最初のころに復習することなんて、ほとんどないんじゃ…と思われましたか? 鉛筆を握って机に向かう「The 勉強」な復習ではありません。
「おうちの人に今日の出来事を話す」、これだけなのだ〜!
娘の担任の先生から出た宿題は、入学式の翌日から3学期の終業式の日まで、毎日「おうちの人に学校でどんなふうにして過ごしたかを話す」でした。
学校で楽しく過ごせているか、授業に不安がないかは、保護者としても気になるところ。
報告が終わったらおうちの人がサインをする欄があったので、娘は毎日話してくれました。
ときどき私からも質問して、授業や休み時間の様子を話してもらいました。親子のコミュニケーションのことを考えた、いい宿題だな〜なんて思っていましたが、初めての参観日のあとに行われた懇談会で、先生がこの宿題を出す理由について教えてくれました。
な…なるほどな…! 学校での1日を説明をするときには、誰が・いつ・どこで・何をしたという出来事や授業内容を整理する力、その出来事で自分はどう感じたのかを考える力、そして何を難しいと感じたのかを伝える力が必要です。
実は学習の基本的な力を鍛える宿題だったんだなぁと驚きました。
1年間やってみて、今もまだ話の内容があちこち飛んだり、主語がなかったりすることも多いのですが、2年生になった今も続けてもらっています。
学校から宿題として出されなくても、おやつの前や夕食時に「今日の報告」をすると決めて、1年生の早い時期に習慣づけられたらよいかもしれませんね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
また来週!
この記事の監修・執筆者
SNSやWEB連載をもつエッセイマンガ家。小学2年生の長女・年中クラスの長男の子育てに奮闘中。義両親と同居している。コミックエッセイ「ころんでもポジティブ 毎日を少しでも明るく楽しく生きる23の思考術」発売中。
Instagram:miho20141124
Twitter:@541miho
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