【専門家監修】子どもといっしょに美ボディエクササイズ 最終回 「ふくらはぎを引き締めて足首のくびれを手に入れよう!」
月に1回、子どもといっしょに楽しめるエクササイズを、体の部位ごとにご紹介していたこの連載、最後のテーマは「ふくらはぎ」です。運動保育士の栁澤友希先生に、子どもの年齢に合わせてできる3つの筋トレを伝授していただきました。エクササイズでしっかり引き締めて、秋のファッションを楽しみましょう!
指導:栁澤友希(運動保育士) イラスト:わたなべふみ 文:こそだてまっぷ編集部
3、2、1ですべり台
〔子どもの年齢〕
6か月~1歳
〔遊び方〕
① ママは椅子に浅く座り、足をまっすぐ伸ばします。そして、子どもを太ももの上に座らせます。
② 子どもの両脇を支えながら、「3、2、1」とカウントダウンをして、「シュー!」とママの足の上をすべらせます。このとき、ママはふくらはぎに力を入れましょう。
③ ママの足首のほうまで子どもを支えながらすべらせ、子どもは両足を開いてママの足をまたぐように着地します。
5回×3セットを目安に行います。
かかとを上げ、つま先を床につけて行うと、ふくらはぎに負荷がかかってより効果的です。
〔注意すること〕
ぶつからないよう、広い場所で行いましょう。また、子どもの両脇をしっかり支え、離さないようにしてください。
抱っこでトントン、ストンッ!
〔子どもの年齢〕
2~3歳
〔遊び方〕
① ママは子どもを抱き、両足を軽く開いて立ちます。
② 「トン トン」と言ってリズムを取り、「ストンッ!」でひざを深く曲げ揺らします。
5回×3セットを目安に行います。
はじめはゆっくり行い、慣れてきたら「トン、トーーーーン、ストンッ!」「トーン、トーン…(間を開けて)、ストンッ!」など、リズムを変えると、子どももさらに楽しめます。
ママはつま先立ちで行う(少しかかとを上げるだけでもOK)と、よりふくらはぎに負荷がかかるのでチャレンジしてみましょう。
〔注意すること〕
つま先立ちで行うときは、バランスをくずさないように気をつけましょう。ママの体から子どもが離れないようにしてください。
パタパタアヒルさん
〔子どもの年齢〕
4~6歳
〔遊び方〕
① 両脚を軽く開いてひざを曲げてしゃがみ、両手を下ろします。
② 左右の足を交互に出しながら前に進みます。アヒルをイメージして「パタパタ」と言いながら手のひらを上下にパタパタと動かしましょう。
重心を後ろにかけ、お尻にかかとがつくように前進します(お尻が床につかないように注意)。
股関節が開いているか意識して行うといいでしょう。
10歩×5セットを目安に行います。
慣れてきたら、歩幅を少し大きくしましょう。
子どもと競走しても楽しいです。
〔気をつけること〕
競走するときはとくに、広い場所で行いましょう。ひざなどに痛みがあるときは控えてください。
これまでご紹介してきたエクササイズはいかがでしたか? これからも親子でいっしょに楽しくエクササイズを続けてくださいね!
この記事の監修・執筆者
やなぎさわ ゆき/1985年長野県生まれ。松本短期大学幼児教育科卒業。運動保育士として長野県下の幼児教育機関で運動支援を行う。父である栁澤秋孝氏が考案した「栁澤運動プログラム®」をもとに、運動遊びや親子遊びを通した幼児期の支援方法を調査・研究中。2児のママ。
こそだてまっぷから
人気の記事がLINEに届く♪