【全6回】子どもといっしょに美ボディエクササイズ 5月「おなか」:専門家監修
薄着の季節到来! コロナ禍でなかなか外に出られず、ゆるんだ体が気になる方も多いのではないでしょうか。おなか、腕、脚などの部位ごとに、子どもといっしょに楽しめるエクササイズを、月に一度ご紹介します。今月は「おなか」。子育て中のママだからこそできる3つの健康的な筋トレを、運動保育士の栁澤友希先生に伝授していただきました。子どもの対象年齢に合わせてトライしてくださいね。
指導:栁澤友希(運動保育士) イラスト:石崎伸子 文:こそだてまっぷ編集部
おしりでゆらゆら
〔子どもの対象年齢〕
6カ月~1歳半(おすわりが安定したら)
〔遊び方〕
① 子どもと向かい合い、おなかの上に座らせます。
② 子どもをのせたまま自分の膝の裏を両手でつかみ、おなかがプルプルするくらいまで体を後ろに倒し、おしりだけでゆらゆら揺れます。
大きく揺らしたり、小さく揺らしたり、メリハリをつけると子どもは大はしゃぎすること間違いなし!
〔注意すること〕
お子さんが落ちないよう気をつけて。ママの体に寄りかかるようにして座らせると安心です。
シーソーに乗ってギッタンバッコン
〔子どもの対象年齢〕
2~3歳
〔遊び方〕
① 脚を伸ばして座り、脚の上に子どもを寝かせ、ママの親指を子どもに握ってもらいます。
② 「ギッタン」と声をかけながら体を後ろ倒し、子どもの体を起こします。
③ 「バッコン」で体を起こし、子どもを後ろに倒します。②と③を交互に繰り返しましょう。
「ギッタン」でママが後ろに倒れるとき、背中をしっかり床につけ、「バッコン」で子どもが後ろに倒れるときは、お子さんの背中がしっかりママの脚につくようにしましょう。
ママが起き上がる動作と倒れる動作をゆっくり行ったり、起き上がるときに子どもに親指は握らせたまま、子どもの手を包んでいるママの手を開いたりするとより効果的です。
〔注意すること〕
ママが体を起こすときは、子どもの手を引っ張り過ぎないようにしましょう。
脚上げジャンケン
〔子どもの対象年齢〕
4~6歳
〔遊び方〕
① ママと子どもが向かい合って座り、それぞれ自分の体の後ろに両手をつきます。
② 「ジャンケン」のときに、手脚は床につけておきます。
③ 「ポン」のときに、両脚を床から10~15㎝程度上げて、グー・チョキ・パーのいずれかを出します。
◆グー・チョキ・パーの脚の動き
両脚を高く上げ過ぎてしまうとおなかに効きません。床から10~15㎝をキープしましょう。
また、後ろに両手をつく際、後ろにつき過ぎてしまったり両肘が曲がったりしないようにしましょう。
〔注意すること〕
勝負がつくごとに、一度床に脚をつけて休みましょう。腰に痛みのある場合は無理しないで。
いかがでしたか? 日常の中に運動の時間をつくるのはなかなか難しいですが、子どもと遊びながら行うことで楽しみながら美ボディを目指しましょう。
今回ご紹介したエクササイズは、どれも目安は10回×5セット程度。食後の場合は30分くらい経ってから行いましょう。
毎日でなくても大丈夫。お子さんの年齢や体調などに応じて、できそうなものからトライしてくださいね。
次回は6月。「二の腕」エクササイズをご紹介します。お楽しみに!
この記事の監修・執筆者
やなぎさわ ゆき/1985年長野県生まれ。松本短期大学幼児教育科卒業。運動保育士として長野県下の幼児教育機関で運動支援を行う。父である栁澤秋孝氏が考案した「栁澤運動プログラム®」をもとに、運動遊びや親子遊びを通した幼児期の支援方法を調査・研究中。2児のママ。
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