
教育評論家の親野智可等先生が考えた、ちょっと変わった面白いクイズを紹介します。
まずは、親子で考えてみてください。
6年社会の教科書から作ったクイズ
江戸幕府の2代将軍・徳川秀忠(ひでただ)は武家諸法度(ぶけしょはっと)という決まりを定めて、これにそむいた大名には罰を与えた。どんな罰か?
A 漢字の書き取りを毎日1ページやらせた。
B ニンテンドースイッチで遊ぶのを一週間禁止した。
C その大名を他の領地に移したり、領地を取りあげたりした。
1年国語の教科書から作ったクイズ
犬をかぞえるとき、正しいのはどれ?
A いっぴき にぴき さんぴき よんぴき ごぴき
B いっぴき にひき さんびき よんひき ごひき
C いっぴき にびき さんぴき よんびき ごびき
3年理科の教科書から作ったクイズ
次のそれぞれの文章のうち、AとBのどちらが入るのが正しいか?
A (A時計 B方位じしん)のはりは、北と南を指して止まる。
B 人が南を向いて立つとき、左手のある方が(A東 B右)である。
C 東は(A太陽 Bおなら)が出る方位(ほうい)である。
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勉強嫌いな子でもやってくれる
以上、クイズを3つ出しましたが、いかがでしたか?
どれもこれも、超簡単ですよね。
正解を示すまでもなく大人なら答えがわかるはずです。
しかも、けっこうおもしろがっていただけたのではないかと思います。
「お笑い」の要素があるので、勉強が嫌いな子でも「やってみよう」という気になってくれると思います。
そして、1問解けば、ほんのちょっとですが、知識が増えます。
この「ほんのちょっと」が積もることで、知識が増えていき、やがてはそれが山となります。
「塵も積もれば山となる」のことわざの通りです。
それによって、「ほんのちょっとずつ」学力を上げていこうというのが「お笑い! 教科書クイズ」のねらいです。
ぜひ、親子でわいわい楽しみながら、この楽勉をやってみてほしいと思います。
教科書を見ながらクイズを作れば、学力アップ間違いなし
これを、教科書を見ながら親がクイズを作ってあげればさらに効果的です。
そして一番いいのは、子どもにクイズを作らせて、ママ、パパ、兄弟姉妹、おばあちゃん、おじいちゃんなどに出題することです。
クイズを作るには、教科書をしっかり読んで理解する必要があります。これは大変よい勉強になりますし、学力アップ間違いなしです。
10問、あるいは20問くらい作れば、自由研究として提出することもできます。
ぜひお試しください。
この記事の監修・執筆者

教育評論家。本名、杉山桂一。長年の教師経験をもとに、子育て、しつけ、親子関係、勉強法、学力向上、家庭教育について具体的に提案。『子育て365日』『反抗期まるごと解決BOOk』などベストセラー多数。人気マンガ「ドラゴン桜」の指南役としても著名。Instagram、Threads、X、YouTube、Blog、メルマガなどで発信中。全国各地の小・中・高等学校、幼稚園・保育園のPTA、市町村の教育講演会、先生や保育士の研修会でも大人気となっている。
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