【まだ着られる子ども服、どうする?】子ども服寄付プロジェクト

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【まだ着られる子ども服、どうする?】子ども服寄付プロジェクト

成長が早く、すぐにサイズアウトしてしまう子ども服。まだまだ着られてもったいない、思い出が詰まっているなど「処分するのは抵抗がある」「誰かに着てもらえたら」というご家庭もあるのでは? まだ着られる子ども服を必要な誰かへ届けませんか?

お子さんが自分の着ていた服を通して、地球環境や持続可能な社会に思いを巡らせることもできそうですね。SDGsへの取り組みなどを子どもと一緒に考えるよい機会になるかもしれません。心豊かに暮らす生活スタイルを学べるプロジェクトとイベントを紹介します。

文/マムズラボ

目次

まだ着られる子ども服、みんなどうしてる?

子ども服はすぐにサイズアウトしてしまいます。成長期は「ワンシーズン着ただけなのに、もう小さくなって入らない」ということもありますよね。ほとんど袖を通さなかったという服があったご家庭もあるのでは?

お下がりを着てくれる弟や妹がいない場合は、お友達にもらってもらう、という方法もありますが、気をつけないと善意の押しつけになってしまうことも。

中古衣料品を販売するフリマサイトの活用もさかんですが、出品や発送に手間がかかります。だからといって、思い出が詰まった子ども服を捨てるのも心が痛みます。

そこで、「地域で必要としている誰かへ」届けてみるのはいかがでしょうか。

「子ども服寄付プロジェクト」で子ども服を必要なご家庭に

「子ども服寄付プロジェクト」スタート!!~まだ着られる子ども服を必要なご家庭に届けるプロジェクト~
引用元:PR TIMES『「子ども服寄付プロジェクト」スタート!!~まだ着られる子ども服を必要なご家庭に届けるプロジェクト~』

東京都豊島区の「サンシャインシティ」では、必要とするご家庭に子ども服を届ける「子ども服寄付プロジェクト」を実施中。

このプロジェクトは「子どもの成長が早く、まだ着ることができる子ども服を処分するのはもったいない」という声が子育て中の社員より多数あったことから企画されました。そして、「認定NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」が地域からも子ども服を必要とする声が多くあがっていると聞き、これらをマッチングするプロジェクトを始めました。

「サンシャインシティ 専門店街アルパ」1F北広小路には、まだ着られる子ども服の回収ボックスを2022年9月30日(金)まで設置しています。寄せられた子ども服は「認定NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」の協力で必要としている地域の家庭に届けられます。

株式会社サンシャインシティのプレスリリース「子ども服寄付」プロジェクトはじめての寄付
引用元: 株式会社サンシャインシティのプレスリリース「子ども服寄付」プロジェクトはじめての寄付

また、2022年7月1日時点で、このプロジェクトで集まった約900着は、サンシャインシティのグループ社員がサイズ別に梱包し、「認定NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」へ寄付されました。

ロハスフェスタ 「お金」ではなく「想い」のやりとり xChange

ロハスフェスタ『「お金」ではなく「想い」のやりとり xChange』
引用元:ロハスフェスタ『「お金」ではなく「想い」のやりとり xChange』

ロハスフェスタは「みんなの小さなエコを大きなコエに」がテーマの大型野外イベントです。会場には手づくりの雑貨や家具、フード&スイーツなどのブースが出店。授乳室・おむつ交換室・ベビーカー用スロープも設置しています。エコを意識した工作、スタンプラリーやクイズなどは親子で参加して楽しめます。

ロハスフェスタは大阪・広島・淡路島・東京・福岡の自然を感じられる公園などで、春と秋に開催されます。

東京会場は練馬区光が丘公園で、2022年9月30日、10月1日、2日、大阪会場は吹田市の万博記念公園で11月3日、4日、5日、6日と11日、12日、13日に開催予定です。

xChangeはロハスフェスタ内のブースで、モノが循環する豊かな社会作りを目指した洋服の物々交換会です。子ども服に限らず、大人の洋服やカバン、靴、ベルトなどのファッションアイテムも交換できます。自分の出品するアイテムにまつわる思い出や次の方へのメッセージを「エピソード・タグ」に書いて付け、コーナー担当者に渡したら、それぞれが好きなアイテムを持って帰れる、という仕組みです。

参加者は「小さなシミや汚れ、ほつれなどがあっても、洗濯済みで補修していれば交換できます。エピソード・タグに書かれたメッセージは思い出の他に、その服のおすすめポイントや、お気に入りだった理由などが伝わってきて楽しかったです」と話してくれました。

参加するとクローゼットの整理ができて社会貢献にもなります。モノやお金だけではない「人とのつながり」というあたたかさも体感できるイベントです。

まだ着られる子ども服の活用を通して学べること

まだ着られる子ども服の活用を通して学べること

小学校ではSDGsへの取り組みを学習する機会も増えています。自分の着ていた思い入れのある服を処分してしまうのではなく、「なぜ再利用したほうがよいのか?」「ファッションアイテムの他に、再利用できる素材や、再生可能なエネルギーにはどういったものがあるのか?」「関わる人たちが、どういった考えや思いで参加しているのか?」など、お子さんと話し合う機会にしてみてはいかがですか?

自治体をはじめ、地域の企業や団体でも地球環境やエコを学べるイベントを開催するところもあります。心豊かに暮らす生活スタイルを、お子さんと一緒に楽しみながら学びたいですね。

<出典>
株式会社サンシャインシティのプレスリリース 『「子ども服寄付プロジェクト」スタート!!まだ着られる子ども服を必要なご家庭に届けるプロジェクト』https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000654.000020364.html

株式会社サンシャインシティのプレスリリース「子ども服寄付」プロジェクトはじめての寄付
https://co.sunshinecity.co.jp/archives/007/202207/88b705d579defb5ddb8138654d672262.pdf

ロハスフェスタ「お金」ではなく「想い」のやりとり xChange https://lohasfesta.jp/896/xchange-news

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