【学習モチベーションがアップする!】集中力を上げる子ども部屋のインテリアと実例3選

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【学習モチベーションがアップする!】集中力を上げる子ども部屋のインテリアと実例3選

子ども部屋のレイアウトは、視覚的な効果が学習効率に大きな影響を与えるといわれています。子どもがより集中できる環境を作るために、子ども部屋の模様替えをしてみませんか?

この記事では、心理学者の筆者が、人間の五感の中でとくに集中力に関与している「学習時の視覚」に着目し、集中力を高めやすい子ども部屋のレイアウトをご紹介します。

文/マムズラボ

目次

学習机の位置が重要! 子ども部屋のインテリアのポイント3つ

学習机の位置が重要! 子ども部屋のインテリアのポイント3つ

子ども部屋のレイアウトの中でも、学習机の位置は重要なレイアウトのひとつです。ここでは、学習机を配置するにあたってNGな場所とその理由について、対応策を交えながらお伝えします。

窓向きに学習机を配置しない

学習机を窓向きに配置すると、常に窓の外が見えてしまい、集中力が散漫になりやすくなります。同様の理由から、視線を向けやすい利き手側が窓になる配置も、あまりオススメできません。

理想的な窓の位置は、利き手と反対側です。自然光も入り込み視界にも入りづらいため、ベストな配置といえます。

もし、どうしても利き手側や正面が窓になってしまう場合は、窓の外が見えにくいように家具や植物などを配置するとよいでしょう。

ドアを学習机の背にしない

窓とは逆に、部屋の出入り口であるドアは見える位置にあるほうが、安心感を得られ集中できます。

人は、防衛本能的に後ろを気にするといわれています。出入りがあるドアが自分の背面にあると、自己を守るための防衛本能がマイナスに働き、集中力が散漫になってしまうのです。そのため、ドアを背にしないことも集中力を高めるうえで大切なポイントです。

部屋のレイアウト上ドアが背面になる場合は、ドアと学習机の間に収納棚などの家具を設置するとよいでしょう。

壁を背面に学習机を設置する

学習机の向きは、壁を背にしてドアが見える位置になるように配置するのがオススメです。

壁が正面になるよう学習机を配置すると、狭くて暗い印象をうけて気分が沈んだり、圧迫感を感じたりすることがあります。また、壁を背にすることで、視界が広がり開放感が生まれるだけでなく、ドアが見えるので安心感もあります。

もし正面を壁にしたい場合は、淡い色のクロスにするだけでも、圧迫感を抱きにくくなりますよ。

ここまで学習机の配置に関するレイアウトのポイントをご紹介しましたが、実際にレイアウトを考える際は、子どもの意見を聞いてあげることも大切です。子ども自身が使いやすい部屋となるよう、いっしょにレイアウトを考えてあげてくださいね。

オススメの記事:【ランドセル置き場はどこが正解?】子どもが片づけやすいオススメ収納方法

子ども部屋のインテリアにオススメのカラーは?

子ども部屋のインテリアにオススメのカラーは?

学習机の配置が決まったら、次は学習時に必ず視界に入り込む、壁紙の色についてご説明します。

青系のクロスで集中力アップ!

集中力を高めるなら、青系のクロスがオススメです。とくに、水色のような濃すぎない青色は、集中力を持続させる効果があるといわれています。

もし、部屋全体を青系にすることに抵抗がある場合は、学習机の正面の壁だけにアクセントクロスを使ったり、カーテンに青色を取り入れたりするのもオススメです。

流行りのベージュ系カラーで居心地よく

小・中学校の受験勉強など、子ども部屋で過ごす時間が長い場合は、ほどよくリラックスもできるブラウンやベージュ系カラーもよいでしょう。

また、ベージュ系には学習効率を上げる効果もあるといわれています。木や肌の色に近いナチュラルカラーであるベージュ系は、長時間の勉強で緊張し疲れた心をほぐしてくれるでしょう。

暖色カラーには要注意

赤系や黄色系といった暖かみのある暖色は、子ども部屋のカラーとして人気があります。赤系の暖色カラーは、脳を活性化させる効果があり、短時間で集中して学習したいときにオススメです。

その一方で、血圧や脈拍が上がったり、疲れやすく勉強意欲を低下させたりすることもあるので、長時間の学習にはあまり向いていません。

赤系をクロスに使用する場合は、学習机の背面など、学習時は視界に入らない位置に用いるとよいでしょう。

電気の色は昼白色か昼光色を

学習時に使うライトは、脳を冷静にする効果がある白に近い昼白色や昼光色のライトがベストです。壁紙同様、暖かみのある黄色やオレンジ色のような色合いは、脳をリラックスさせる効果があるため、学習時には不向きといえます。

部屋のライトを落ちついた色合いにしたい場合は、手元を照らすスタンドライトなどを昼白色・昼光色にしたり、調光調色の照明を設置したりすることもオススメです。

先輩保護者が作った色彩効果を活用した子ども部屋インテリア3例

先輩保護者が作った色彩効果を活用した子ども部屋インテリア3例

最後に、先輩保護者の手がけた子ども部屋をInstagramよりご紹介します。どれも学習に集中できるよう工夫が凝らされたオススメのレイアウトなので、ぜひ参考にしてみてください。

ホワイト × ベージュで集中力を持続

「MAYU | ライフオーガナイザー」さんのInstagramより(@ouchi.39)
https://www.instagram.com/p/CL0OCGDgnN6/

最初にご紹介するのは、MAYUさんが紹介している小学2年生の子どものデスクまわりです。学習机は壁向きに配置されていますが、ナチュラルな木目や正面の白い壁紙により、圧迫感を感じにくくなっているので、リラックスして学習に取り組めそうですね。

観葉植物は癒しだけでなく目隠しにも最適

「𝕄𝕀𝕊𝔸𝕂𝕀 │ 暮らしとインテリアˎˊ˗」さんのInstagramより(@misaki.ie)https://www.instagram.com/p/CoW-zlXPzYQ/

2児のママであるMISAKIさんが、「大人になっても使える子ども部屋」をテーマに作ったお部屋です。机の右後ろにある窓には、観葉植物がうまく視線を遮るよう設置されていて、集中力の妨げになりにくくなっています。ベッドが視界に入らないことも、集中力を継続させるうえでうれしいポイントですね。

収納を活かして視線を遮り集中力アップ

「kana」さんのInstagramより(@kiku_....
https://www.instagram.com/p/Cgdvs8ZP-p4/

kanaさんの小学生のお子さんがご自身でレイアウトを考えたお部屋です。カラフルでポップなアイテムは引き出しや箱に収納することで、白やベージュを基調とした、集中して学習しやすい色合いのお部屋になっています。

学習机の隣に置かれた収納は、ドアから学習机への視線を遮ることができるので集中力アップにつながりそうですね。

色彩効果を上手に使って、学習しやすい子ども部屋にしよう

色彩効果を上手に使って、学習しやすい子ども部屋にしよう

子どもの意見を聞きながらお部屋を整えれば、きっとこれまで以上に、子ども部屋での学習を有意義なものにできるかもしれません。
本記事を参考に、子ども部屋のインテリアを集中して学習しやすい配置に整えてみてくださいね。

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