今回は、100均で売っている風鈴を自分好みにアレンジする「リメイク風鈴」を紹介。
使うのは、安く手に入る既製品の風鈴なので、いちから作るといった難しい工程はありません。
アクリル絵の具や色画用紙&シールなどを使って、自分好みに作り替えることで、世界に一つだけの風鈴を飾ることができますよ♪
とっておきの「リメイク風鈴」で涼しい風を呼び込みましょう。
案・製作・撮影/おおしだいちこ
準備をしよう!
- 色画用紙
- 100均の風鈴
- アクリル絵の具
- 紙コップ(試飲用サイズ)
- 綿棒
- シール
- ペンなど
■あると便利
・ウェットティッシュ(アクリル絵の具の拭き取り用)
大人が準備しておくこと
風鈴のパーツをバラバラにしておこう!
元どおりにできるよう、写真を撮っておくのがオススメ。
今回は、ダイソーで100円の風鈴を購入したのですが、いちばん上の結び目を解くと、本体とひもに分解できました。
ひもの先につるされている短冊状の紙も、ひもから外して、同じ大きさの色画用紙を準備しましょう。穴を開けるのも忘れずに。
リメイク風鈴を作ろう!
1 アクリル絵の具で模様を描こう!
アクリル絵の具とは、水彩絵の具と異なって、木材やガラスなど、紙以外の素材にもかくことができる絵の具です。乾くと耐水性になり、耐久性が強いのが特徴。
今回は、100均で購入したアクリル絵の具を使いました。
写真のように、紙コップに使用する分のアクリル絵の具を出します。試飲用サイズの紙コップが、パレット代わりにちょうどよい大きさでオススメです。綿棒も立てることができ、使用後はそのまま捨てられるのがうれしいですね♪
水は足さずに、チューブから出してそのまま使用します。もし、乾いてきてしまったら、ほんの少しだけ水を足してもよいですが、多く入れ過ぎると、かいているときに垂れてきてしまうので気をつけてくださいね。
今回は、筆の代わりに綿棒を使います。筆でもよいのですが、小さい子には綿棒のほうが扱いやすいのでオススメです。
どの色を使おうか、わくわくのふたり。ここからリメイクペイントがスタートです。
ガラス部分に模様をかくときは、内側からかくと、表から見たときに凹凸がなく、ガラスならではのツルッとした感じが出て涼しげです。
お姉ちゃんがしているように、風鈴の口を下にして模様をかくと、つるすときと同じ向きになります。
4歳の弟くんは、風鈴の口を上にしてかきました。小さい子は、このほうがかきやすそうですね。つるすときと同じ向きに返したとき、どんな模様になるかが楽しめそう♪
もし、失敗してしまってもだいじょうぶ。乾く前にウェットティッシュなどで拭くと消すことができます。ただし、隣の模様まで、いっしょに消してしまわないよう慎重に!
そして、ふたりのペイントが完成!
お姉ちゃんはうさぎちゃんを、弟くんはカラフルな模様をかきました♪
2 短冊部分を作ろう!
ガラス部分の絵の具を乾かしている間に、準備しておいた色画用紙に、模様をつけていきましょう。お姉ちゃんは、そのまま絵の具で模様づけに挑戦♪
弟くんは、ペンでお絵かき。おだんごをかいたそうで、とても満足気です。
さらにデコレーションしたいときは、シールをはってもOKです。
ふたりとも真剣な様子でシールをはっていますね。
これで短冊部分の完成です!
2枚ずつ作ったので、どちらをつるすかゆっくり考えるそう。
ガラス部分といっしょに、しっかりと乾かしておきましょう。
3 パーツを元どおりに組み立てて完成!
小さい子には難しいので、今回は大人が組み立てました。
そして、完成した「リメイク風鈴」がこちら!
とてもカラフルで、ふたりのこだわりが詰まった風鈴に大変身です!
飾ってみたら、さっそく、子どもたちが風鈴を鳴らしに来ました(笑)
天気がわるかったこともあり、窓を開けられなかったので、サーキュレーターで風を送ってみたり、手で揺らしたりして鳴らしていたそう。
梅雨が明けて夏がやってくるのが待ち遠しいふたりでした。
自分だけのリメイク風鈴を楽しもう!
100均の風鈴をアクリル絵の具でアレンジした「リメイク風鈴」。今回は、金色、アクアグリーン、赤、白の4色の絵の具を使ったのですが、色選び次第で、また違った雰囲気が演出できそうですね。自分だけの風鈴を飾れば、夏のきもちよい風も倍楽しめるはず。ぜひ、試してみてはいかがですか?
この記事の監修・執筆者
子ども向けの工作や、赤ちゃん向けのおもちゃの製作アイデアなどを、雑誌や書籍で提案している。
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