【春野菜レシピで親子クッキング】旬を味わう! 春野菜が主役のオススメレシピ

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【春野菜レシピで親子クッキング】旬を味わう! 春野菜が主役のオススメレシピ

春野菜は甘みが強く明るい色合いで、香りもよいのが特徴です。
色鮮やかでみずみずしく、皮までやわらかい「アスパラガス」。
サヤごと食べられてパリッとした食感がおいしい「スナップえんどう」。
若々しい香りとみずみずしい食感で皮ごと食べられる「新じゃがいも」。
旬の野菜は、春の訪れを感じさせてくれます。
下ごしらえが必要な春野菜も、子どもとおしゃべりしながら作業をすれば、楽しいひと時になりますよ。
今回は、スナップえんどう、アスパラガス、新じゃがいもを使った、子どもと楽しく作れるかわいくてかんたんなメニューをご紹介します。

目次

スナップえんどうの「お絵かきピザトースト」

スナップえんどうを使ったピザトースト。

【材料 2人分】
食パン・・・2枚
スナップえんどう・・・4本
スライスチーズ・・・・4枚
ピザ用チーズ・・・20g
ケチャップ・・・大さじ1
ソーセージ、ミニトマト、ウズラの卵、ヤングコーン、ブラックオリーブなどのお好きな具材・・・適宜

【作り方】

スナップえんどうのヘタを折り、上下の筋をスーッと引っ張ってむきます。沸騰したお湯で2分間塩茹でしたら冷水で冷まし、ザルにあげて水気を切ります。

☆子どもの力でスナップえんどうのヘタを折れない場合は、はさみで少し切れ目を入れてあげるとむきやすくなります。

ミニトマト、ソーセージ、ヤングコーン、ブラックオリーブ、ウズラの卵などのお好みの具材を好きな大きさに切ります。スナップえんどうは、サヤを開いて好きな大きさに切ります。

食パンにケチャップをぬりスライスチーズをのせたら、好きな具材をのせて絵をかくように盛りつけます。

具材の隙間にピザ用チーズを散らしたら、トースターでチーズが溶けるまで約3分間焼きます。

☆具材の上にピザ用チーズをのせてしまうと、せっかくかいた絵がかくれてしまうので、なるべく具材に重ならないようにのせましょう。

【ポイント】

スナップえんどうは、サヤを開くと豆が規則正しく左右に並んでいて、料理に使うと動きが出て見た目がかわいらしくなります。一つひとつ筋を取る手間はかかりますが、これも子どもたちにとっては楽しい作業。

食パンに具材をのせてかわいく絵をかけたら、食べるのがもったいなくなってしまいますね。

 

アスパラガスの「おばけパイ」

【材料 9本分】

アスパラガス・・・3本
生ハム・・・5枚(半分に切る)
冷凍パイシート(11×18㎝)・・・1枚
卵黄・・・1個分
スライスチーズ・・・1枚
のり・・・1枚
マヨネーズ・・・適量

【作り方】

① 

アスパラガスは根元を切り落とし、根元付近の固いところをピーラーでむきます。

☆春の出始めのアスパラガスは茎の部分も柔らかいので、根元を1㎝ほど切り落としたら、根元から5㎝程度の皮をむけば大丈夫です。

アスパラガスを3等分に切ったら、生ハムを巻きつけます。

解凍したパイシートを5㎜幅に切り、顔になる部分は少し隙間をあけて、②にぐるぐると巻きつけます。これを9本作ります。

☆冷凍パイシートは少し凍っている状態のほうが、包丁できれいに切れます。

④ 

表面に溶いた卵黄をハケで塗ったら、200度に予熱したオーブンで約15分焼きます。

オーブンから取り出し粗熱を取ったら、目の部分にマヨネーズをのせ、ストローで型抜きしたスライスチーズと目の形に切り取ったのりをはりつけます。

【タイトル】

一つひとつ違った表情のおばけたちが勢ぞろいすると、とってもかわいいですね。アスパラガスが苦手なお子さんも、生ハムの塩気と、サクッとした食感のパイと、おばけのかわいらしさで、パクッと食べてくれそうですね。

新じゃがで「チーズとベーコンのハッセルバックポテト」

【材料 2~3人分】
新じゃがいも・・・3~4個
チェダースライスチーズ・・・3枚(手で小さくちぎる)
ベーコン・・・2枚(1㎝幅に切る)
オリーブオイル・・・大さじ2
ガーリックパウダー・・・小さじ1/4
塩・・・少々

【作り方】

新じゃがいもはしっかり洗って泥を落とし、芽は取り除きます。

☆芽が出ていたり皮が緑色に変色したりしているじゃがいもは有害物質が含まれています。子どもは大人よりも中毒症状を起こしやすいので、芽は根元まで深くえぐり取り、緑色に変色したじゃがいもは使用しないようにしましょう。

新じゃがいもの上下に割りばしを置いて、約3㎜幅に切り込みを入れます。

☆割りばしを置くことで、下まで包丁が入らないので切り落とす失敗がなく、ジャバラの形を作れます。割りばしと接していない端の部分だけ注意して浅めに切り込みを入れ、切り落とさないようにしましょう。

新じゃがいもの切り込みを手で広げて、ベーコンとチェダースライスチーズを交互に差し込みます。

スキレットやグラタン皿に③を並べたら、ガーリックパウダー、塩、オリーブオイルを上からかけて、180度に予熱したオーブンで約30分間焼きます。

【ポイント】

ハッセルバックポテトとは、じゃがいもに細かく切り込みを入れて焼いたスウェーデンの家庭料理です。皮のまま丸ごと調理するので、皮が薄くみずみずしい味わいの新じゃがいもを使うのがオススメ。

新じゃがいもに切り込みを入れているので、フォークでかんたんに切れて子どもも食べやすいですよ。

春に旬を迎える食材を使って、子どもと楽しく作って食べて、春の訪れを感じてみませんか。

この記事の監修・執筆者

食育アドバイザー 阿知和 梨香

あちわ りか/大手食品メーカーで10年間商品開発を担当し、数多くのヒット商品を発売。内閣府食品安全委員会の専門委員の経歴を持ち、現在は子ども料理教室「食育クッキング」を主宰。自治体主催のパパと子ども向け食育講座の講師や、企業で幼児食の開発アドバイザーとしても活躍している。

食育クッキングInstagram
https://www.instagram.com/shokuikucooking/

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