たくさん時間がある夏休み。この機会に、新たなお手伝いに挑戦を実践してみるのはいかがでしょうか? 夏休みの自由研究の題材としてもオススメです。
今回の記事では、ミサワホームの「お手伝い年齢別調査」をベースに、7〜8歳の低学年の子どもの50〜75%が実践しているお手伝いについてご紹介します。
文/マムズラボ
小学校低学年が実践している「料理」のお手伝いは?
まずは、料理や食事のお手伝い例をご紹介します。
かんたんな調理のお手伝い
ミサワホームが実施した調査によると、7~8歳の75%の子どもが「たまごを割る」、盛りつけるなどのお手伝いをしています。なかでも、「こねる、まぜる」お手伝いは、3歳ごろから実践している子どもが多いようです。
ほかにも、「野菜洗い」や「野菜の下ごしらえ」「ごはんをよそう」包丁やピーラーを使う調理は50%の子どもがお手伝いしています。なお、包丁やピーラーなどを使用する際は、指を切らないように注意しましょう。
反対に「お米とぎ」や「ごはん炊き」のお手伝いをしている子どもは少ない結果になっています。夏休み中に挑戦してみるのもよいですね。
また、食品ロス対策の一環として、食材を無駄なく使える料理を調べて作ってみるのもオススメです。
食事の準備・片づけ
「食後の食器運び」や「テーブル拭き」「お箸並べ」「家族分の配膳」は、小学校に入学する前からお手伝いしている子どもが多いです。
コップ洗いやすすぎのみなどの「かんたんな食器洗い」は、8歳になると50%の子どもが実践しています。
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小学校低学年が実践している「掃除・ごみ捨て」のお手伝いは?
続いて、掃除やごみ捨てのお手伝い例をご紹介します。
拭き掃除とお風呂掃除
飲みものなどをこぼしたときや、テーブルの上などのかんたんな拭き掃除は、小学校入学前から実践している子どもが多いです。7~8歳になると、「床・窓拭き」「お風呂掃除」のお手伝いをしている子どもがふえてきます。
お風呂掃除は、洗剤の使い方やお風呂の洗い方を保護者が教えながら行うとよいかもしれません。
ごみ捨て・リサイクル分別
「おもちゃの収納」や「ごみ箱にごみを入れる」「ごみ拾い」は、75%の子どもが小学校入学前から実践しています。
また、「リサイクル分別」も子どもが取り組みやすいお手伝いのひとつです。お手伝いを機に、ごみを分別する大切さやリサイクルについて学び、環境問題に興味を持つきっかけにもなりますし、自由研究のテーマにしてもおもしろいかもしれません。
低学年が実践している「洗濯」のお手伝いは?
洗濯物たたみ・収納
タオルなどのかんたんな「洗濯物たたみ・収納」は、低学年ですでに実践している子どもが多いです。
洗濯物干し・上履き洗い
7~8歳になると「洗濯物干し」、「上履き洗い」をしている子どももいます。「洗濯物干し」は、靴下やタオルなどのかんたんなものをピンチハンガーにはさむことからはじめてみるのもオススメです。
「上履き洗い」は洗剤を使用する場合もあるので、手袋をつけるなどの手荒れ予防をすることも大切です。
低学年の子どもでもできる「そのほか」のお手伝い
料理や掃除、洗濯にも、かんたんにできるお手伝いがあります。
「玄関の靴をそろえる」「新聞・郵便運び」、「カーテンの開け閉め」は、75%の低学年生がすでに実践しています。
花や野菜を育てている場合は、水やりや草むしりのお手伝いをしている家庭もあります。夏休み中は、学校で育てているアサガオや夏野菜を自宅へ持ち帰る場合もありますね。なお、夏場の水やり・草むしりは、短時間の予定だとしても、熱中症予防のために必ず帽子をかぶり、朝の涼しい時間に行うのがよいでしょう。
夏休みに新しいお手伝いをはじめてみよう
低学年の子どもでも実践しやすいお手伝いについてご紹介しました。お手伝いと自由研究を組み合わせてみるのも楽しそうですね。
夏休みの機会に、まだしたことのない新たなお手伝いをはじめてみてはいかがでしょうか。
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