【タツノオトシゴは泳ぐのが遅い?】海の生き物〇×クイズにチャレンジ! 

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【タツノオトシゴは泳ぐのが遅い?】海の生き物〇×クイズにチャレンジ! 

梅雨明けした地域もあり、海に行く機会がふえる時期になってきました。みなさんは、浜辺や岩場で観察できる海の生き物についてどれくらい知っていますか?

そこで今回は、海でよく見かける生き物について、〇×クイズ形式でご紹介します。

文/マムズラボ

目次

何問わかるかな? 海辺にいる海の生き物〇×クイズ

浜辺や岩場で見つけられる海の生き物クイズにチャレンジしてみましょう! 気軽に家族みんなで考えてみてくださいね。全部で10問あります。 

問題1:ヤドカリは生まれたときから貝殻に入っている。〇か×か?





正解:【×】 

ヤドカリは生まれたときは、まるでエビのような見た目をしています。脱皮を繰り返し、成長してから自分の体に合う貝殻をさがします。ずっと同じ貝殻ではなく、体が大きくなるのに合わせて、見合った大きさの貝殻に引っ越しをするのが特徴です。 

ヤドカリの名前の由来は、貝殻を借りて住む、「宿(やど)を借りる→ヤドカリ」からきています。硬い貝殻に入り、柔らかい体やおなかを守っているのです。

問題2:毒のあるカニはいないので、すべての種類のカニは食べることができる。〇か×か?





正解:【×】 

毒のあるカニは日本近海でも発見されています。ほとんどのカニは触っても害はありませんが、カニの体内に毒が蓄積されており、食べることで食中毒を起こします。なかには、食べると死に至るほど猛毒のカニもいるので、くれぐれも注意しましょう。 

問題3:ウニは黒いとげのウニしか生息していない。〇か×? 





正解:【×】 

黒いとげのウニは硬い殻にとげがたくさんある見た目で有名ですが、赤いとげのウニ(赤ウニ)も生息しています。ウニのとげは体を守るために進化したと考えられており、とげの太い「パイプウニ」やとげの短い「ラッパウニ」など、さまざまな形や色をしたウニもいます。 

ウニは体の下側に口があり、主に海藻をかじり取って食べるのが特徴です。 

問題4:ヒトデは星形以外にも8本腕のヒトデなども生息している。〇か×?





正解:【〇】 

ヤツデヒトデは腕が8本前後あり、日本にも生息しているヒトデです。ヒトデは5本指の人間の手に似ていることから「人の手→ヒトデ」と呼ばれるようになりました。英語では星の形に似ていることから「Starfish」と呼ばれています。

 ヒトデの腕は、ちぎれても時間がたつとまたトカゲのしっぽのように生えてくる特徴を持っており、分裂してふえるヒトデの仲間もいます。 

問題5:クラゲは体のほとんど(90%以上)が水分でできている。〇か×か?





正解:【〇】 

クラゲの体は約90%以上が水分で構成されています。水分が多く透明に見えるクラゲには、実は脳がありません。その代わり、体中に神経が張り巡らされています。 

きれいなクラゲが海岸に打ち上げられ、砂浜で見かけることもありますが、猛毒のあるクラゲもいるので安易に触らないようにしましょう。

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問題6:ウミウシは成長すると形が変わる。〇か×か?





正解:【×】 

ウミウシは貝殻に入っていませんが、巻貝の仲間です。貝殻は退化していて、非常に小さいか、まったくありません。イモムシのような幼虫とは異なり、成長しても形は変わりません。 

きれいな色や見た目から「海の宝石」とも呼ばれています。とてもカラフルなのでぜひ図鑑などを使ってさがしてみてくださいね。 

問題7:タツノオトシゴは泳ぐのがすごく速い。〇か×か?





正解:【×】 

タツノオトシゴは泳ぐのが苦手で、非常にゆっくり泳ぎます。潮の流れに流されないように、尾をサンゴや海藻に巻きつけて体を固定します。周囲の色に同化し、敵から身をかくすことも得意です。 

カンガルーのように、育児嚢(いくじのう)と呼ばれる赤ちゃんを育てる袋があり、おなかでたまごや赤ちゃんを育てる珍しい魚です。 

問題8:イソギンチャクと仲のよい魚はクジラである。〇か×か?





正解:【×】 

クジラではなく、クマノミや甲殻類のエビなどと共生しています。共生とは2種類以上の生き物がいっしょに生活し、お互いに利益がある関係のことです。クマノミはほかの魚から身をかくすことができ、イソギンチャクは餌の一部を分けてもらっています。 

問題9:タコはカメレオンのように体の色を変えて変身できる。〇か×か?





正解:【〇】 

タコもタツノオトシゴ同様、泳ぐのがあまり得意ではありません。そのため、タコは敵である魚に食べられないように周りの風景にまぎれてかくれる「擬態(ぎたい)」という性質を持ちます。 

擬態とは、色素胞と呼ばれる器官を収縮・弛緩させ、色を濃くしたり薄くしたりして体の色を周囲の色に合わせて変化させることです。 

敵に襲われたときは、真っ黒な墨を吐いて相手から体が見えないように姿をかくすこともあります。タコはかくれんぼの達人ともいえますね。 

問題10:ナマコはウミウシの仲間である。〇か×か?





正解:【×】 

ナマコは大きなイモムシのような見た目をしています。ウミウシに似ていますが、棘皮動物(きょくひどうぶつ)の一種でウニやヒトデの仲間です。ナマコはクラゲ同様、体の90%以上が水分で構成されており、コラーゲンを多く含んでいます。 

ナマコは皮膚の硬さを自由に変えられるのが特徴です。狭い岩の間に入るときは柔らかく、敵が来たときには硬くなって身を守ります。 

クイズに出てきた海の生き物を実際に観察してみよう

クイズは何問正解できましたか? 不思議な形、色、特徴を持つ海の生き物が多いですね。子どもといっしょに海や水族館で海の生き物を観察したり、図鑑を読んだりするのもオススメです。週末や夏休みなどは、家族で海の生き物にふれる機会を設けてみてはいかがでしょうか。 

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