不思議な感触が楽しいスライム。
キットがなくてもかんたんに材料を準備でき、お手軽におうちで作ることができちゃいます。
また、ラメや紙粘土をプラスするだけで、楽しいアレンジも!
これはお子さんが喜ぶこと間違いなしです。
基本の作り方から、アレンジやオススメの遊び方まで紹介します♪
案・製作・撮影/おおしだいちこ
準備をしよう!
- 洗濯のり(PVA入り)
- ホウ砂…ホウ砂水を作る用
- 紙コップ
- 広めの容器…スライムを混ぜる用
(今回は100均のサラダカップを使用) - 割り箸
- 絵の具
- ラメ
- 光る紙粘土
- クッキングシート…テーブルの汚れ防止用
大人が準備しておくこと
事前にホウ砂水を作ろう!
紙コップに水を入れ、ホウ砂を加えたら、割り箸で混ぜて溶かしましょう。
分量の目安は、水50mlに対して4~5gくらい。
紙コップの底に、少し溶け残りの粉がざらざらと残るような、これ以上は溶けないところまでホウ砂を溶かしてOKです。
ただ、ホウ砂には多少毒性があるので、取り扱いには注意です。
お子さんが誤って口に入れたり、ホウ砂を触った手で目をこすったりしないよう、ホウ砂水は大人が事前に準備するようにしましょう。
また、スライムで遊んだあとは、しっかりと手を洗うようにしてくださいね。
スライムを作ろう!
1 洗濯のりと水を混ぜよう!
広めの容器に洗濯のりと水を入れ、混ぜ合わせます。
容器は今回、100均のサラダカップを使いました。底が広めで浅いので、混ぜるときに安定しやすく、蓋もついているのでスライムの保管にも使えてオススメです!
洗濯のりと水の割合は、作りたい分量に合わせて1:1になるようにしましょう。
油性ペンで、どこまで入れるとよいかの目安線を容器の側面にかいておくといいですよ。
続けて慎重に水を注ぐお姉ちゃん。
洗濯のりと同じくらいの分量になるように、目安線に合わせて入れていきます。
2 ホウ砂水を少しずつ加えよう!
お好みの硬さになるまで、大人が少しずつホウ砂水を入れていきましょう。
初めは、写真のように塊ができますが、気にせず混ぜ続けてOK。
ホウ砂水を足しながら混ぜていくうちに均等になっていきますよ。
力いっぱいに混ぜる弟くんのスライムは、ブリンブリンと弾力たっぷりになりました!
寒天くらいの硬さに仕上げたようです。
お好みの硬さになったら、透明スライムの完成です。
スライムにアレンジを加えていこう!
絵の具をプラス!
透明のスライムに絵の具を加えて、好きな色にしてもよいですね。
「わたしは、エメラルドグリーンにする!」とお姉ちゃん。
ランドセルと同じ色をチョイスしていました。
「ぼくはピンクにする~!」
ふたりともお気に入りの色を選んでいました。
絵の具は、写真のように少しずつ入れて様子を見ながら足していくと◎。
スライムの柔らかな感触に、とっても楽しそうなふたりです。
今回は一色だけにしましたが、ここで小さくいくつかに分けて、違った色のスライムを複数作ってもよいでしょう。
「なんかおいしそう…」と弟くん(笑)。
こんなにきれいな色のスライムができました!
ラメをプラス!
アレンジでラメを混ぜるのもオススメ!
キラキラ感をプラスできて楽しいですよ。
ラメは、スライムとの相性もよく、とてもかんたんに混ざります。
お姉ちゃんのラメは、さりげない感じでとってもかわいくなりました。
今回は、スライムの感触があまり変わらない程度のラメを使用しましたが、お好みでスパンコールなどを加えるのもよさそうです。
光る紙粘土をプラス!
紙粘土を混ぜると、スライムの感触を変化させることができます。
今回は「光る紙粘土」という、通常の紙粘土と違って太陽光や蛍光灯に当てると暗闇で光るものを使用。
スライムの感触は変えずに光らせたい場合は、100均で売っているレジン用の蓄光パウダーを使ってもよいですよ。ラメと同じ要領で混ぜることができます♪
紙粘土は、ラメに比べてしっかりと混ざるまでに少し時間がかかりました。
しっかりと混ぜ込んでいくと、このようにだんだんと全体が白っぽくなっていきます。
感触は、まるではんぺんのようなふわふわに!
そして、光に当てたあと、部屋を暗くしてみると…こんなふうに光ります‼
ふたりはこの光るスライムが気に入ったらしく、光に当てては暗いトイレにこもって楽しんでいたようです(笑)。
スライムでいろいろな遊び方をしてみよう!
絵の具&ラメでアレンジしたスライムはこんなによ~く伸びます♪
ファスナーつきポリ袋に入れて遊ぶのもオススメ♪
汚れる心配がないので安心ですね。
写真のように顔にペタッとして遊ぶこともできちゃいます。
紙粘土を混ぜたスライムは、硬さがあるのでラップに包んで遊んでも。
カプセル容器に入れても楽しそうですね。
目に見えて、みるみると姿を変えていくスライム作り。
作り方もかんたんで、アレンジも豊富なので、お子さんが喜ぶこと間違いなしです。
ぜひ、試してみてくださいね♪
この記事の監修・執筆者
子ども向けの工作や、赤ちゃん向けのおもちゃの製作アイデアなどを、雑誌や書籍で提案している。
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