おうちで親子いっしょに楽しめる、工作アイデアを紹介していく「おうちでつくろ!」。
11月のテーマは、「クリスマス」です。
ツリーやリースなど、クリスマスシーズンを楽しむ飾りつけはさまざま。今回は、クリスマスまでの日にちをカウントダウンして楽しむ、「アドベントカレンダー」をご紹介します。一つひとつのおうちに日付が書いてあり、扉を毎日めくってクリスマスまでのわくわく感を味わえる日めくりカレンダーです。
案・製作・撮影/おおしだいちこ
〈11月号・おうちでつくろ!〉
準備をしよう!
- 色画用紙
- 柄入り折り紙、両面折り紙、キラキラ折り紙など
- マスキングテープや丸シール、クリスマスのシールなど
- マーカー
- のり
〈事前に〉パーツを切って用意しておこう!
色画用紙をおうちの形に切り抜きます。
12月1日から作る場合は、25枚、2週間前から作る場合は14枚、などのように、カレンダーの期間に合わせて切りましょう。作る枚数が多いので写真のように無駄なく切るのがオススメです。
また、おうちの扉部分は、1/2サイズに切った折り紙。おうちと同じ数だけ用意しておきます。
そのほか、
・星
・スノーマン
のパーツも用意しておけば、華やかに飾ることができますよ。
※型紙は、こちらからダウンロードができます。
⇒おうち/星とスノーマン
アドベントカレンダーを作ろう!
1 おうちの扉をはろう!
扉用の折り紙を半分に折り、おうちにはります。このとき、上部の角を円く切ってアレンジしても◎。
このように折って、観音開きにしてもいいですね。
2 扉の中に絵を描こう!
お姉ちゃんは、おばけ、ユニコーン、くま、カメレオンなど、おうちに住ませたい生き物を描いたようです。弟くんは、自分やママのことを描きました。
2歳くらいのお子さんなら、動物やクリスマスのシールを活用するのもオススメ。
また、「きょうはいい日だよ!」のような、メッセージの扉を作っても楽しいですよ。
3 おうちを自由にデコレーション!
マスキングテープやシールをはったり、マーカーで模様を描いたりして、自由に装飾しましょう。枚数が多いので、家族で分担したり、何日かかけたりして作るのがよさそうです。特に、子どもたちは、一つのおうちを作るのに全力になりがちなので…(笑)。
いっしょに、周りに飾るスノーマンもデコレーションを。折り紙でマフラーや帽子を作ってはってもいいですね。
4 日付を書こう!
扉や屋根など、好きなところに日付を書きましょう。
まだ数字が書けないお子さんは、大人がシールに書き、お子さんがそれをはってもOK。
扉が開かないよう、シールをはります。はがしやすいようにマスキングシールを使いました。
6 壁に飾って、完成!
1段目…2枚
2段目…3枚
3段目…4枚
4段目…5枚
5段目…5枚
6段目…6枚
のように並べると、25日分を全長120㎝くらいで飾れます。てっぺんの星から順にはっていくと飾りやすいですよ。おうちをツリー形にはり終わったら、周りにスノーマンや星を自由に飾って、
クリスマスツリー風アドベントカレンダーの完成~~~!
25日の扉をめくってみると…?
「Merry Christmas!」のメッセージとともに、サンタさんが!
お子さんが数字の順番を理解できるようになってきたら、日付をランダムに並べてみるのもオススメ。その日にめくる扉を探し出す楽しさも味わえますよ。
ミニサイズのアドベントカレンダーにアレンジも!
アドベントカレンダーを貼る広いスペースがなかったり、もう少しかんたんに作りたいという人には、茶封筒で作る「ミニアドベントカレンダー」がオススメ。茶封筒ならではのクラフト素材の色合いがお部屋にも自然にマッチして、おしゃれに飾れますよ。
ミニアドベントカレンダーの作り方
封筒は長形4号を用意し、白線部分を切ります(長形3号でもOK)。
手前の1枚だけ、山折りをして袋の内側に折り込みます。
ここへ、1/3に切った折り紙を半分に折って貼ります。そして、同様にデコレーションをして、日付を書けば完成です。
こちらはサイズが小さいので、2~3歳くらいのお子さんでも、椅子を使わずに飾ることができるのもいいところ。
茶封筒の、袋状になっている形を利用して、中にシールやメッセージ、おみくじなどを入れておいて、ちょっとしたプレゼントを楽しむこともできますよ。ぜひ、試してみてくださいね。
クリスマスまでのカウントダウンを楽しもう!
大人も子どもも楽しみながらクリスマスを迎えられること間違いなし!
手作りアドベントカレンダーで、クリスマス気分をさらに盛り上げてみませんか?
この記事の監修・執筆者
子ども向けの工作や、赤ちゃん向けのおもちゃの製作アイデアなどを、雑誌や書籍で提案している。
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