【子連れでの飛行機は大変?】旅行や帰省がスムーズになるコツ、教えます(後編)

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【子連れでの飛行機は大変?】旅行や帰省がスムーズになるコツ、教えます(後編)

中長期のお休みに、旅行や帰省を考えるパパやママも多いのではないでしょうか。ゴールデンウィーク、夏休み、シルバーウィークや年末年始はいつもよりも遠い場所に移動する機会にぴったりだからこそ、移動手段に飛行機を選ぶときもあります。

この時に気をつけたいのが、子連れでの移動だという点です。子ども連れでの飛行機移動では、子どものお世話だけではなく、思っている以上に時間が足りなくなったり、思いがけない事態が起きることがあります。

今回は、子連れ旅行や旅行がスムーズになる5つのコツをご紹介します。飛行機内での手荷物リストや航空性中耳炎の注意点もまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

文/マムズラボ

目次

飛行機での子連れ旅行や帰省がうまくいくコツ6つ

飛行機での子連れ帰省や旅行がうまくいくコツ6つ

飛行機を使う子連れ旅行や帰省には、あらかじめしっかりと準備することがオススメです。事前準備のコツを6つご紹介します。

【子連れで飛行機旅行】事前対策のコツ(前編)はこちらから!

コツ(1)機内に持ち込む手荷物は2つに分けておく

短時間のフライトであっても、機内に持ち込む手荷物は、子ども用のお世話グッズが入ったバッグそれ以外の荷物が入っているバッグの2つに分けておきましょう。

飛行機の離着陸前後、ベルト着用サインが点灯している間は頭上の棚に収納した荷物の上げ下ろしができません。搭乗後から離陸後までの間に、子どもに必要なグッズを取り出せないことのないようにしておきたいものですね。

参考までに、筆者の子どもが1歳のころ、飛行機で帰省した際に準備した手荷物リストをご紹介します。フライト時間は約2時間程度でした。なお、ミルク用のお湯は機内でももらうことができました。

●飛行機内での手荷物リスト(1歳児用)
<子ども用>
・おむつセット(おむつ×5~6枚、おしりふき×新品を1パック)
・消臭効果のあるビニール袋(汚物用)
・普通のビニール袋×2~3枚
・ミルクセット(哺乳瓶、ミルクキューブの入ったスティック袋×3~5袋)
・赤ちゃん用のお菓子
・衣類×1セット
・スタイ×3~4枚
・授乳ケープ(折りたたみができるものやストールタイプのもの)
・抱っこひも
・機内で使うおもちゃ、絵本
・お昼寝用のガーゼケット(授乳ケープで代用することも)
・子ども用の飲料パック×2~3つ

<ママパパ用>
・スマートフォン
・DVDプレーヤー、イヤホン
・モバイルバッテリー
・除菌グッズ(ウェットティッシュ、除菌スプレー)
・ハンカチ、タオル
・救急セット(常備薬、絆創膏、綿棒など)
・全員分の保険証、母子手帳

コツ(2)好きなおもちゃを持っていく

大きさにもよりますが、子どもが好きなおもちゃを持っていくと、機内でぐずったときや眠れないときに、気持ちを落ち着かせることができます。普段から使いなれているおもちゃを忘れずに持参しましょう。

子ども向けにおもちゃを用意している航空会社もあります。筆者がこれまでに子連れ飛行機旅行でもらったものには、飛行機形のビニールトイ、車形のおもちゃ、絵本、塗り絵と色鉛筆のセット、シール、ミニサイズのぬいぐるみなどがありました。時期などにより変わる可能性があるので、事前に確認してみてくださいね。

コツ(3)航空性中耳炎に気をつける

離陸後の飛行機内は地上に比べて気圧が大きく変化し、鼓膜の内側と外側で気圧の差が生じるため、耳が詰まった感じがしたり、痛みを感じたりする「航空性中耳炎」になる場合があります。体調不良などが重なると、数日にわたって痛みや違和感が続くこともあるので、子どもも対策を取るようにしましょう(※1)。

●航空性中耳炎を防ぐ対策
1、 飲み物を飲む
2、 あくびをする
3、 子ども用の耳栓をする
4、 アメなどをなめる
5、 ガムをかむ
6、 首を左右に動かしたり、あごを上下に大きく動かす

子どもの年齢によりアメをなめたりガムをかんだりすることが難しいこともあるので、まずは離発着前後に「1、飲み物を飲む」「2、あくびをする」「3、子ども用の耳栓をする」で対策してみてくださいね。

コツ(4)お昼寝タイムに重なる飛行機を予約する

いつものお昼寝時間と同じ時間帯フライトを利用するのもコツのひとつです。時間に余裕を持たせて空港に到着し、子どもが眠くなる前に搭乗できれば、機内でお昼寝をして過ごすこともできます。

コツ(5)キャビンアテンダントに相談する

機内で困ったことが起きたときは、キャビンアテンダントに相談してみましょう。必要なものを手配してくれたり、子ども用の対応をしてくれるなど、力になってくれることがあります。ただし離発着前や食事の配膳前後中には、不必要な声かけは控えましょう。

コツ(6)ブランケットやストールを持参する

飛行機内の空調が寒いと感じる子どもも少なくありません。航空会社によってはブランケットの貸し出しを行っていますが、いつも使っているものを持参すると、授乳時に使ったり、おむつ交換台に敷いたりできるので便利です。お昼寝時にかけたり、ベビーカーの日よけとしても活躍してくれます。

子連れでの旅行や帰省を成功させて、一生の思い出をつくろう

子連れでの帰省を成功させて、一生の思い出をつくろう

子どもを連れての飛行機旅は慌ただしくもあり、大変でもありますが、事前準備をすることでよりスムーズな旅行や帰省ができると思います。みんなが気持ちのよい旅になるよう、また、よい思い出となるよう、しっかり備えておきたいものですね。

【引用】
※1…山口耳鼻咽喉科クリニック「航空性中耳炎」http://home.e-catv.ne.jp/jibika/sp/naze15.htm

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