【子どもとの海外旅行は何歳からがいい?】海外旅行で得られることや注意しておくべきこととは? 

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家族で海外旅行を計画している場合、子どもと海外旅行に行けるのか不安に感じるかたもいるでしょう。しかし、子どものうちから海外旅行を経験することで「ことばが通じにくい」「文化が日本と異なる」など、さまざまな体験を通じて得られるものも多いです。

そこで今回は、子どもとの海外旅行は何歳からがよいのか、子どもと海外旅行へ行くとどのような意義があるのかを解説します。注意すべきことも解説しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

文/マムズラボ

目次

子どもとの海外旅行は何歳からがいい?

海外旅行へ行くためには飛行機に乗りますが、実は生後すぐの赤ちゃんも乗せることが可能です。しかし、海外旅行へ出かけるためには赤ちゃんのパスポートも必要となります。このパスポートを申請してから受け取るまでに1週間程度はかかってしまうため、理屈の上では赤ちゃんが搭乗できるのは最短でも生後8日以降になるでしょう。 

ただし、これはあくまでも最短で飛行機に乗れる日数であり、実際には生まれてからパスポートを取得するまで1週間以上はかかってしまう可能性が高く、産後すぐだとママの体調も戻っていないため海外旅行は現実的には難しいですよね。 

また、生後数か月だという場合、授乳やおむつ替えをする場所を確保したり、旅行先となる国の気温やフライトにかかる時間などを考慮したりする必要があり、制限も多くなります。 

子どもが3~5歳程度だと保護者の言うことをきちんと聞くことができ、なおかつ自分の状況を伝えられる年齢なので保護者の負担も少なくなります。また、海外旅行へ行くことを理解することもでき、思い出としてあとから振り返ることもできるでしょう。 

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子どもと海外旅行をする意義とは?

「海外旅行」という体験を通じて、子どもの成長にもさまざまな影響を与えられます。ここでは、子どもと海外旅行をする6つの意義をご紹介します。

子どもの興味や関心を広げられる

旅行は日常生活と異なる場面が多く、さまざまな刺激を得られる機会でもあります。同じ日本国内だと似ている風景もあるかもしれませんが、海外なら文化や風景が大きく異なる場所もあり、多くの刺激を得られるでしょう。

多様な価値観に触れることで、子どもの興味や関心、世界観を広げられます。 

自己肯定感や感受性を高められる

海外旅行では、子どもにとって初めて見るもの・触れるものが多く、非日常的な体験ができます。こうした体験は子どもにとって感動的であり、感受性を高められるでしょう。

また、海外旅行へ行ったあとに記録を見返しながら「自分は海外でこんなことをしてきた」「いろんな体験をしてきた」と感じることで、自己肯定感を高めるきっかけになります。 

計画性や主体性を育てられる

旅行の内容を充実させるためには、ある程度計画も必要です。

 ・目的地までどのくらいあるの
・どのような交通手段が使えるのか
・宿泊先はどうするのか など 

とくに海外旅行となると、綿密に計画を立てておかないと現地で困ってしまう可能性もあるため、なるべく計画を立てておこうと考える人は多いです。この計画を立てる段階から子どもを参加させることで、計画性が育ちます。 

また、子どもが中心となってどこに行きたいか、どのような体験をしたいかなどを話し合うと、主体性もいっしょに育てられます。子どもが中心となって計画を進めることで、旅行に対するモチベーションも上がるはずです。 

コミュニケーション能力を養える

知らない場所で知らない人とコミュニケーションを取ることは、日常生活においてそう体験できるものではありません。海外旅行では、店員さんやホテルのフロントマンなどと話す機会もあり、場合によっては子どもが直接コミュニケーションを取ることもあります。 

こうした知らない場所・知らない人との触れ合いがふえることは、コミュニケーション能力を養うことにもつながります。また、旅行中に感動したことなどを家族で話すこともふえ、会話も弾みやすくなるでしょう。 

価値観を広げられる

海外の国々と日本は文化や常識が異なります。たとえば、日本では食事の際に箸やスプーン、フォークなどを使いますが、海外には箸がない国も多いです。また、海外ではバスタブを使わない国も多々あるため、高級ホテルでもシャワールームのみの場合があります。 

大人にとってはこうした海外と日本の違いについて理解していることも多いですが、子どもにとっては文化の違いに初めて触れる機会となるかもしれません。日本とは異なる海外の文化に触れ、多様性を学ぶことで子どもの価値観を広げられます。

日本のよさに気づける

海外旅行へ行くと、普段生活しているだけではわからなかった日本のよさに気づけることもあります。世界から見た日本は、「食事がおいしい」「店員さんの接客が丁寧」「街中がきれい」などのイメージを持たれることもあります。しかし、こういったよさは、日本で生活しているとなかなか実感できないことも多いです。 

海外へ行ってみると、日本とのさまざまな違いを体験できます。違いを体験した上で、日本のよさを実感できることもあるはずです。帰国してからも子どもといっしょに日本のよさについて話し合えますね。

子どもとの海外旅行で注意しておきたいこと

子どもと海外旅行へ行く際には、いくつか注意して準備すべきことがあります。今回は、飛行機に搭乗する際に注意したいことと、現地で過ごすために準備したいことの2つに分けてご紹介します。 

飛行機に搭乗する際に注意したいこと

行きたい国によって、飛行機のフライトが長時間かかる場合もあります。長時間飛行機に乗ることも考え、子どもといっしょに海外旅行へ行く場合はどのようなことに気をつければよいのかをご紹介します。 

夜のフライトを選ぶ

長時間飛行機に乗らなくてはいけない場合、なるべく夜のフライトを選ぶのがオススメです。昼間のフライトを選んでしまうと機内が明るいため、子どもが機内で眠れない可能性があります。しかし、夜のフライトでは消灯時間が早いため、子どもも寝つきやすくなります。 

搭乗前に空港内のキッズスペースで遊ばせる

飛行機に乗ってからすぐに子どもが寝られるよう、空港内にあるキッズスペースで思い切り遊ばせるのも1つのポイントです。体力を使うことで少しでも長く機内で寝てもらえれば、保護者も機内で過ごしやすくなるでしょう。

子どもが夢中になれるものを持ち込む

昼間のフライトしかあいていなかったり、夜のフライトでも子どもがなかなか寝つけなかったりすることもあります。こうした事態に備えて、子どもが夢中になれるものを機内に持ち込むことも大切です。 

ただし、子どもが夢中になれるものであっても持ち込まないほうがよいものもあります。 

・音や光が出るおもちゃ
・パーツがバラバラになるおもちゃ 

とくに夜のフライトだと、画面が光るゲーム機はほかの人の迷惑になってしまう可能性が高いです。昼のフライトであれば使用しても問題ありませんが、オンライン通信ができないことや音を出せないことを子どもに伝える必要があります。 

また、パーツがバラバラになるおもちゃは座席の下やほかの人の席に転がる可能性もあるため、持ち込まないほうがよいでしょう。 

持ち込むのにオススメなのは、新しいおもちゃや本、シールブックです。すでに持っているおもちゃは子どもも飽きてしまいますが、新しいものだと夢中になってくれやすいです。ただし、新しいおもちゃでも、そもそも子どもの好みでないと興味を示してもらえないため、慣れ親しんだおもちゃに近いものを選んでみましょう。

現地で過ごすために準備しておきたいこと

現地で安心して過ごすために気をつけたいことは、以下の3つです。これらに注意しつつ海外旅行の準備を進めていきましょう。

子どもが食事しやすいメニューを提供しているレストランを調べておく

日本と海外は食文化が大きく異なることから、場合によっては子どもの口に合わなかったり、慣れないものを食べたことで体調を崩したりする可能性もあります。こうした事態を防ぐためにも、あらかじめ子どもが食べやすそうな食事を提供するレストランを調べておきましょう。

行程にオプショナルツアーを詰め込み過ぎない

慣れない環境だと急に体調が悪くなったり、ぐずったりする子どももいます。行程にオプショナルツアーを詰め込み過ぎてしまうと、臨機応変に対応することも難しくなってしまうかもしれません。このような事態も想定しておき、余裕を持って行動できるよう計画を立てておきましょう。 

現地の病院を確認しておく

万が一の事態に備えて、旅行前に現地の病院についても確認しておくとよいです。海外の医療費は日本と比べて高額になりますが、健康保険で後ほど「海外療養費」として一部、医療費の払い戻しを受けることもできます。 

また、病院にかかることも考えて予防接種記録や出生記録などがわかる母子健康手帳のコピーを持参しておくと、スムーズに治療を開始できる場合もあります。 

子どもとの海外旅行を楽しもう!

今回は、子どもと海外旅行を楽しむ場合は何歳からがよいのか、子どもと海外旅行へ行くとどのような意義があるのかなどをご紹介しました。

注意すべきポイントはいくつかあるものの、それでも子どもが小さいうちに海外旅行へ連れて行くことでさまざまなメリットが得られます。子どもといっしょに海外を訪れ、現地の文化や多様性を学びながら旅行を楽しみましょう。

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