【恐竜好きの子ども大興奮!】古代を学べるオススメ恐竜博物館7選

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【恐竜好きの子ども大興奮!】古代を学べるオススメ恐竜博物館7選

恐竜は、子どもに人気のテーマがあるひとつ。迫力ある見た目はもちろん、もう絶滅した生物だからこそ、謎に包まれた生態に興味をひかれる子どももたくさんいると思います。

そんな恐竜を身近に感じるには、恐竜を展示している博物館がぴったりです。本記事では、全国から特にオススメの施設をお伝えします。あわせて、鑑賞時における注意点や、持っていくと役立つアイテムなどもご紹介しますので、ぜひお出かけの参考にしてみてください。

文/マムズラボ

目次

恐竜博物館ってどんなところ?

恐竜博物館ってどんなところ?

恐竜博物館ではどんなものを見たり、知ったりすることができるのでしょうか? その魅力をご紹介します。

1.恐竜の模型や化石などを見られる

恐竜博物館では、恐竜の骨格や模型のほか、化石や標本なども見ることができます。恐竜は実在した生き物であり、博物館の展示を見ると大きさや迫力を体感できるでしょう。

あわせて、復元ジオラマや映像で恐竜たちの暮らしぶりや当時の環境なども紹介されており、恐竜が生きていた時代を肌で感じることができます。

2.恐竜博物館でしか体験できないことがある

施設によっては、化石掘りや、化石のレプリカ作りなどを体験できるところもあります。春・夏・冬休みの期間中はテーマ別の体験教室を開いている施設も多く、いろいろな角度から恐竜について学ぶことが可能です。

実際に恐竜の調査・研究を行っている様子や、化石のクリーニングを見学できる施設もあり、今なお研究が続いている恐竜の生態がわかる瞬間に立ち会えるかもしれません。

恐竜博物館に行くときの注意点やお出かけグッズ

恐竜博物館に行くときの注意点やお出かけグッズ

恐竜博物館は公共の施設のため、マナーに則って鑑賞するようにしたいものですね。鑑賞するときの注意点や、持っていくと役立つアイテムなどをご紹介します。

鑑賞時の注意点

展示物には、触ってもよいものと、触ってはいけないものがあるので、展示物ごとに定められている表示に気を付けて鑑賞しましょう

展示物保護の観点から、写真撮影のときにフラッシュや、三脚、自撮り棒(セルカ棒)の使用を禁止している施設もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

あると便利なアイテム

サブバッグ

子ども連れだと荷物が多くなりがちなので、ロッカーがある場合は荷物を預け入れるのがオススメ。その場合、鑑賞中に使用するサブバッグと、ロッカーに使用する100円玉の用意を忘れないようにしてくださいね。

A4サイズのファイル

サブバッグには、入館チケットや施設マップなどをしまうA4サイズのファイルを入れておくと、紙類をまとめておくことができます。

オペラグラス

大きな模型の細かいところや、距離がある展示物を見るときにはオペラグラスがあると便利です。

【全国】オススメの恐竜の展示が見られるオススメの博物館7選

【全国】オススメの恐竜の展示が見られるオススメの博物館7選

全国に多数ある博物館の中でも、今回は特にオススメの施設を7つご紹介します。子どもはもちろん、大人も楽しめるはずです。

施設によっては、新型コロナウイルス感染症などの状況次第で休館しているところや、完全事前予約制のところもあります。あらかじめ確認してくださいね。詳しくは各施設の公式サイトをご確認ください。
※2022年8月時点の内容になります。

【北海道勇払郡むかわ町】むかわ町穂別博物館

昭和52(1977)年に発掘されたクビナガリュウ化石「ホベツアラキリュウ」の保存と公開を目的とし、昭和57(1982)年に開設された博物館です。地域で産出されたさまざまな海と陸の古生物化石を展示しており、多くの展示物が本物です。また、平成25(2013)年と平成26(2014)年にかけて発掘された日本産恐竜全身骨格で最大で、新属新種の恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称:むかわ竜)の実物化石を所蔵し、その一部を公開しています。(※1)。

化石について学び、この土地の成り立ちと生命のつながりについて理解を深めることができます。むかわ町穂別地区には、博物館のほかにもたくさんの古生物スポットがあるので、ぜひ周遊してみてください。

入場料大人:300円
小学生から高校生:100円
小学生未満:無料
営業時間9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日月曜日
祝日の翌日
年末年始
住所北海道勇払郡むかわ町穂別80番地6
公式サイトhttp://www.town.mukawa.lg.jp/1908.htm

【岩手県盛岡市】岩手県立博物館

昭和55年に開館した総合博物館で、5億年以上前の地質時代から現代までの地質・考古・歴史・民俗・生物などの資料を展示。昭和53年に発見された日本初の恐竜化石「モシリュウ」の上腕骨化石を見ることができます。1階から2階へつづくスロープには、モシリュウの近縁種にあたるマメンキサウルスの大型復元全身骨格が展示されているのも見どころのひとつです。

毎週日曜日には「化石のレプリカ」作りなどが体験できる体験教室が開催されています。また、触ることのできる古道具や、自由に着用できる鎧などを設置している体験学習室もあります。

入場料一般:310円
学生:140円 高校生以下の入場料は無料
営業時間9:30〜16:30(入館は16:00まで)
休館日月曜日(祝日の場合は翌日)
資料整理日(2022年は9/1~9/10)
年末年始
住所岩手県盛岡市上田字松屋敷34番地
公式サイト   http://www2.pref.iwate.jp/~hp0910/

【福井県勝山市】福井県立恐竜博物館

恐竜のまちとして有名な福井県勝山市にあり、世界三大恐竜博物館のひとつといわれている博物館です。44体の恐竜の全身骨格が展示されており、そのうち10体は本物の骨格なのだそう。「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」のゾーンで構成されていて、地質や古生物学について広く学ぶことができます。

そのほか標本や大型復元ジオラマなどの展示も1,000点以上あり、さまざまな情報を通じて恐竜への理解を深めることができます。博物館からバスで片道20分の場所にある野外恐竜博物館では、化石発掘体験も楽しめます

なお2023年夏にリニューアルオープンを予定しており、2022年12月5日より当面休館になるそうです。お出かけ前には公式サイトなどで最新情報を確認してみてくださいね。

入場料一般:730円
高・大学生:420円
小・中学生:260円
未就学の幼児、70歳以上の方は無料
営業時間9:00〜17:00(入館は16:30まで)
夏季繁忙期:8:30〜18:00(入館は17:30まで)
休館日第2・4水曜日(祝日の場合翌日、夏休み期間は無休)
住所福井県勝山市村岡町寺尾51-11 かつやま恐竜の森内
公式サイトhttps://www.dinosaur.pref.fukui.jp

【東京都台東区】国立科学博物館

日本で最も歴史がある博物館のひとつです。恐竜の標本は上野本館内の地球館地下1階に展示されています。実物化石を含む標本では「ステゴサウルス」「アパトサウルス」「スコロサウルス」「ヒパクロサウルスの親子」などが常設展示されています。

レプリカの全身骨格標本では「ティラノサウルス」「ヘレラサウルス」「デイノニクス」「カマラサウルス」「トリケラトプス」「始祖鳥」などを見られます。頭骨や腕骨などの実物化石もさまざまな種類が公開されています。

入場料一般・大学生:630円
高校生(高等専門学校生含む)以下:無料
営業時間通常:9:00~17:00(入館は16:30 まで)
※夏季およびゴールデンウィーク期間中は延長する場合あり
休館日毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
12/28〜1/1
住所東京都台東区上野公園 7-20
公式サイトhttps://www.kahaku.go.jp

【茨城県坂東市】ミュージアムパーク茨城県自然博物館

平成6年に開館した自然史系博物館です。体長26メートルの「ヌオエロサウルス」の骨格化石のレプリカや、白亜紀の森林ジオラマに配置された「ティラノサウルス」や「トリケラトプス」のリアルな復元ロボットを見ることができます。

「ティラノサウルス」のほか、さまざまな恐竜の化石資料の展示も行われています。

恐竜以外にも、「サーベルタイガー」の希少な実物の全身骨格や、史上最大のマンモスの全身骨格(レプリカ)など、多くの化石が展示されています。

5つのテーマに分かれた常設展示のほかにも、年3回企画展を実施しており、さまざまな角度から地球と自然を知ることができます。

入場料本館・野外施設に入場する場合
※通常期(企画展が開催されていないとき)
一般:540円
満70歳以上:270円
高校・大学生:340円
小・中学生:100円

※企画展開催時
一般:750円
満70歳以上:370円
高校・大学生:460円
小・中学生:150円

野外施設のみに入場する場合
一般:210円
満70歳以上:100円
高校・大学生:100円
小・中学生:50円
営業時間9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日月曜日(祝日の場合は翌日)
館内整理期間
年末年始
住所茨城県坂東市大崎700
公式サイトhttps://www.nat.museum.ibk.ed.jp

【栃木県宇都宮市】栃木県立博物館

宇都宮市の中心部に位置している総合博物館です。日本唯一である「アロサウルス」の半身骨格標本のほか、「ティラノサウルス」「ステゴサウルス」などの骨格標本や復元模型が展示されています。「カマラサウルス」などの頭骨や化石も見ることができます。

自然や地学だけでなく、地域の歴史や美術工芸・民俗などのテーマについても幅広く公開されています。また時期によって「化石ひろい」や、化石のレプリカ作りが学べる子ども向けの体験学習も開催されています。

入場料一般:260円
高校・大学生:120円
中学生以下:無料
営業時間9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日月曜日(祝日を除く)
祝日・振替休日の翌平日
年末年始(12月28日~1月4日)
※定期消毒による臨時休館あり
住所栃木県宇都宮市睦町2-2
公式サイトhttp://www.muse.pref.tochigi.lg.jp/

【群馬県富岡市】群馬県立自然史博物館

地学の研究や人類・動物の進化に関する多様な展示を行っている自然博物館です。「カマラサウルス」「ガリミムス・ブラタス」「ブラキオサウルス」「デイノニクス・アンティルホプス」「マメンキサウルス・ホチュアネンシス」「トリケラトプス」の骨格模型のほか、「ティランノサウルス」の頭蓋や足跡の化石を収蔵しています。「ティランノサウルス・レックス」「ガリミムス・ブラトゥス」の動く模型などもあり、恐竜の迫力を実感することができます。

常設展以外にも、年に3回の企画展開催や、特別展、ミニ展示の不定期開催などを通して、いつ来館しても新たな発見ができる取り組みも豊富です。時期により子どもやファミリー向けのイベントも開催しています。

入場料一般:510円
高校・高専・大学生:300円
中学生以下:無料
営業時間9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始
住所群馬県富岡市上黒岩1674-1
公式サイトhttp://www.gmnh.pref.gunma.jp

詳しくは各施設の公式サイトをご確認ください。

各施設ごとに違った魅力がある恐竜博物館に行ってみよう!

各施設ごとに違った魅力がある恐竜博物館に行ってみよう!

全国には、ご紹介した施設以外にも恐竜が展示されている博物館がたくさんあります。恐竜や太古の生き物との出会いに、子どもの好奇心や探求心もはぐくまれるはずです。ぜひ親子でお出かけしてみてくださいね。

【引用】
(※1)むかわ町「日本の竜の神 カムイサウルス・ジャポニクス(通称 むかわ竜(むかわ町穂別産))」
http://www.town.mukawa.lg.jp/3076.htm

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