【夏に増える『水いぼ』】子どもにできやすい『水いぼ』の症状とケアは?

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【夏に増える『水いぼ』】子どもにできやすい『水いぼ』の症状とケアは?

肌の露出やプールに入る機会も多くなる夏。ぽつぽつと肌にできる水いぼにもなりやすい時季です。
とくに子どもに多い水いぼの症状とケアを確認しましょう。

監修:渋谷 紀子(総合母子保健センター愛育クリニック 小児科部長)

目次

水いぼってどんなもの?どこにできるのが多い?

水いぼ(伝染性軟属腫)は首やわきの下、胴体、ひじ、ひざの裏側などにできることが多いです。直径1~2mm程度、半球状に盛り上がっていて、真ん中が少しへこんでいるのが特長です。色が皮膚の色と変わらず、痛みやかゆみはほとんどありません。

原因は感染力が強いウイルス かきこわすと広がるので注意!

水いぼは感染力が強いウイルスによるものなので、いぼをかきこわすと、いぼの内容物がほかの部分について、広がってしまいます。

ケアはどうするのがいい?

従来は主に、専用のピンセットでいぼをつまみ取る治療法が行われていました。しかし、水いぼは、特に治療をしなくても、抗体ができれば治るため、現在では自然に治るのを待つのが基本となっています。ただ、抗体が体の中にできるまでには半年~1年ほどかかるため、時々様子をチェックしましょう。

プールは入れるの?

水いぼがあっても、プールは入れます。日本皮膚科学会などから統一見解がでており(http://www.jocd.org/pdf/20130524_01.pdf)、プールの水を介しての感染はないと明記されています。ただし、タオルや浮き輪は共用しないよう注意し、プール後のシャワーをきちんとしましょう。

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