「子どもがお弁当を食べきらない」「好みのおかずを入れても残してしまう」など、子どものお弁当残しに悩んだことはありませんか? 子どもがお弁当を残す原因は、もしかするとお弁当箱にあるかもしれません。
そこで本記事では、年齢別のお弁当箱の容量と、お弁当の中身やシーンに合わせたオススメのお弁当箱素材をご紹介します。
文/マムズラボ
保育園・幼稚園児のお弁当箱の適切な容量はどのくらい?
子どもが食べきりやすいお弁当箱選びのポイントとして、まずは適切な容量を把握しましょう。一般的には、以下の容量が最適といわれています。
・1~2歳:200~280ml
・3~5歳:280~450ml
保育園や幼稚園での食事の場合、家での食事とは異なり時間が制限されています。そのため、普段の食事よりもやや少なめの容量のお弁当箱に、しっかりと詰めることがポイントです。時間内に食べきれれば、その達成感から、「次もきっとできる!」という自信の獲得にもつながります。
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【素材別】保育園・幼稚園のシーン別にオススメのお弁当箱5つ
容量がわかったら、次はお弁当箱の素材選びです。実はお弁当箱にも、使用するシーンによって適した素材があります。
ここでは、お弁当箱の素材別に、オススメのシーンやおいしく食べられる食材をご紹介します。
プラスチック
食事の際にレンジで温めてくれる園なら、プラスチック製のお弁当箱がオススメです。最もメジャーな素材でどのようなシーンでもお手軽に使えるため、1つは持っておくと便利でしょう。
キャラクターものが多く、100円ショップなどでも安価に購入できます。保冷剤一体型を選んだり、2段タイプの下段に保冷剤を入れたりすれば、衛生面でも安心です。
アルミ(アルマイト)
保温器を使っている園では、昔ながらのアルミ(アルマイト)素材のお弁当箱がオススメです。熱伝導性が高いので、保温器でも十分に温かさを保てます。軽くて丈夫なので、長持ちしやすいこともうれしいポイントです。
逆に保温器を使わない場合、熱伝導性の高さから、夏は常温状態がキープされ細菌が繁殖しやすく、冬はすぐに冷えてしまうので注意しましょう。
ステンレス
保冷剤なしに、元々冷やしておいたお弁当の温度をキープしたいなら、ステンレス製のお弁当箱を選ぶとよいでしょう。お弁当を冷蔵庫保存しない園は多いので、食中毒予防として有効です。
ただし、細菌の繁殖を抑えるための保温用として使うことはオススメできません。細菌の繁殖を防ぐには、少なくとも10度以下か60度以上を保つ必要があるといわれています。あまり熱い温度だとやけどの危険性を伴うため、保温目的で使うのは大人だけにしたほうがよさそうです。
曲げわっぱ
大人のお弁当箱というイメージが強い曲げわっぱですが、吸湿性が高く、お米をおいしい状態に保ってくれます。そのため、お米をおいしく食べたいときや、お米好きの子どもに特にオススメです。
ただし、汁気やにおいは防げないため、中身はおにぎりメインにして箸休めのおかずをそえる程度がよいでしょう。
竹あじろ(竹かご)
サンドイッチなど、パンがメインのときは、竹あじろを選ぶとよいでしょう。通気性がよく蒸れにくい素材である竹あじろなら、お昼の時間までパンの食感を大きく損ないません。抗菌作用があり、温度調節もしてくれるので、ピクニックや遠足でも使えます。
先輩ママパパが実際に選んだ保育園・幼稚園のお弁当箱のポイントとは?
先輩ママパパたちは、実際にどのようなお弁当箱を選んでいるのでしょうか? ここでは、実際に先輩ママたちが重要視したお弁当箱の選び方のポイントをご紹介します。
使い勝手とお手入れしやすさ重視
「をとまんま」さんのInstagramより(@oto_num_num)https://www.instagram.com/p/CsFjeZFp1_N/
4人の子どものママである「をとまんま」さんのお弁当箱選びのポイントは、使い勝手のよさとお手入れのしやすさです。パッキンや細かい部品がないものを選ぶことで、洗いやすく、お手入れもかんたんになります。
また、「をとまんま」さんが重視した、被せるだけでふたがしっかり閉まり、破損や汁漏れをしにくいことも、小さい子どものお弁当箱を選ぶときには大切なポイントといえるでしょう。
仕切りの取り外しがめんどうに感じる方は一体型! あとは詰めるだけ!
「m___omo🍑キャラ弁・旦那弁当」さんのInstagramより(@msta___i)
https://www.instagram.com/p/CyzIkCRyNEV/
キャラ弁作りを楽しむ「m___omo」さんが愛用しているのは、仕切りが一体型となって、取り外し不要なタイプのお弁当箱です。「m___omo」さんは、さらに細かく分けておかずを増やしていますが、元々あるくぼみだけでも十分におかずを詰められます。
また、食べ終わったあとや洗い物の際に仕切りをなくしてしまう心配もないため、保管が楽なこともうれしいですね。
洗い物が楽に! イベントの日は使い捨て
「keito.cooking 夫のお弁当日記」さんのInstagramより(@ keito.cooking)
https://www.instagram.com/p/CuVPB6My3nv/
運動会や親子遠足など、イベントで家族の人数分たくさん詰める際は、使い捨てのお弁当箱が便利ですよ。お弁当箱自体が軽量で持ち運びも楽なうえ、持ち帰ったあとは軽く流して捨てるだけと、ママパパの手間をグッと軽減してくれます。
パートナーのお弁当を紹介されている「keito.cooking」さんは、普段のお弁当箱に入りきらないときにも利用されているそうなので、まとめ買いしてもバッチリ使いきれそうです。
子どもに合った保育園・幼稚園のお弁当箱を選ぼう!
お弁当を毎日食べきることができれば、子どもが達成感が得られるだけでなく、ママパパだってうれしいですよね。子どもがお弁当を食べきることができず悩んでいるママパパは、子どもの年齢などを考慮して、お弁当箱を選び直してみてはいかがでしょうか?
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