年末年始は、外出したり、親せきと顔を合わせたりする機会が増えますよね。そんな場面で、我が子の無邪気な発言にドキッとしたことはありませんか?
今回は、3~6歳の保護者134人に「我が子の無邪気な失言&ほっこりエピソード」を伺いました。「そうそう!あるある!」と共感したり、同情したりしてお楽しみください。
※アンケート調査:モニプラファンブログ「学研の幼児ワーク編集部調べ(2021年12月実施 134名)
ドキッ!思わず青ざめた子どもの失言とは?
「家族以外の人がいる場面で、子どもの発言にドキッとしたことはありますか?」という質問では、「ある」と答えた人が117人、「ない」と答えた人が17人でした。ほとんどの保護者が経験している我が子の失言。悪意がないだけに、対応に困りますよね。そんな「ドッキリ発言」をシーン別にみてみましょう。
夫の実家で
夫の兄とお風呂に入ったあと、私のところに来た息子。「草がはえていたよ」とひと言。お義兄さんは気づいていないようだったので、「着替えしようね」といってあわてて息子を遠ざけ、話をそらしました。ふぅぅ。
義父に抱っこしてもらった娘。いきなり「じいじのお口くさ~い!」。どうしてよいかわからず、聞こえないふりをするので精一杯でした。
夫の実家に遊びに行ったとき、娘に「ママとパパはいつも寝ているよ!」と言われ、ドッキーン! 確かに土日は、私と夫は昼まで寝ています。笑ってごまかしていたら、「パパもママも疲れているからね」とフォローしてくれて、セーフ…。
夫の実家で、みんなでごはんを食べているとき、何かの話の流れで「大きくなったら大きい車を買ってママを乗せてあげるー!」と言ってくれた息子。微笑ましくて「じゃあ、楽しみにしているから、みんなで乗せてね」と答えたら「みんなって…。おばあちゃんとおじいちゃんはその頃天国に行ってるから、乗せられないかな~」と息子。一瞬シーンとなったときは、息子よ、本当にやめて~!と思いました。焦って覆いかぶせるように「でも、免許とるにもお勉強や運転のテストがあるから、今からがんばってお勉強もしなくちゃね~! 何色の車にするのかな~?」などとしゃべり続けた私。まさに天国から地獄に落ちた瞬間でした…。
公共の場面で
買い物の途中で、母のお友だちにバッタリ会いました。とたんに、娘が「おばけがいた! 怖い…」。あわてて「あの人は、ばあばのお友だちだよ。優しいおばちゃまだよ」と伝えたのですが…。聞こえてしまったのかどうか、定かではありません。
息子と二人で歯科医院に行ったときのこと。「ママが好きなイケメン先生きたね!」と本人の前で大きな声で言われて、赤面しました。仕方がないので「だね! うれしいね!」と返事しました。
外出した先で、車いすに乗った女性がいました。その方に娘が「歩かないの?」。その女性は「そうなのよ~」と優しく答えてくれて、ホッとしました。私が「すみません」と謝ったら、逆におかしい気がして、気づかないふりをしてしまったのですが、なにが正解だったんだろう…。
幼稚園の帰りに挨拶をしてくれた、通りすがりの小さめのおじいちゃんに、「ちっちゃ!」と言ってしまった息子…。その方は笑って通り過ぎていきましたが、その後に、見た目のことを言ったらだめと、叱りました。
スーパーの試食コーナーで。「おいしくな~い!」と言ってしまった娘。かぶせ気味に「ねー、おいしいよねー」と言ってごまかしました。
友人の前で
友人の家に遊びに行って昼食をごちそうになったとき、「いやだ! 食べたくない!」と全力で拒否した息子。私は「めちゃくちゃおいしいのに、なんでー!?」と必死でフォローしましたが、結局一口も食べてくれませんでした。
ママ友とランチ中に、娘が「いただきますのチューは? パパいない日はしないの?」とひと言。笑ってごまかしましたが、顔から火が出ました。
友人の家でプール遊びをしていたときのこと。息子がずっと立っていたので「座ってもいいんだよ」と声をかけたら、「汚いからいい」。「なんでそんなこと言うの~」と笑ってごまかしましたが、気まずい空気が流れました。
ママ友は年の差婚。(年上のほうの)パパさんに向かって「ねえ、本当はパパじゃなくて、おじいちゃんなんでしょ?」。あわてて「違うよ! 本当にパパだよ!」と言いました。もうやめて…。
ほっこり♪思わず笑顔になった子どものひと言は?
我が子の純真無垢な発言に、温かい気持ちになったりうれしくなったりすることも、ありますよね。「家族以外の人がいる場面で、子どもの発言で和んだことはありますか?」という質問では、「ある」と答えた人が98人、「ない」と答えた人が36人でした。多くの保護者が子どもの天使のような発言に癒されていることがわかります。ここでは、そんなほっこりエピソードをご紹介します。
保育園の発表会。3歳の我が子が、自分より小さい子のお遊戯を見て「まだ赤ちゃんだからできなくていいんだよ」と言っていました。「そうだね」と笑いながら、一緒にお遊戯を見ました。
家族でうどんを食べようとしていたとき。「何うどんにする?」という質問に「わたしきつね!」「ぼくはたぬき!」と大人が言ってると、娘は「あたちねずみ!」。みんなで大笑いになり、和みました。
実家の両親と一緒に旅館に泊まったときのことです。父が、「ビールもう一本!」と注文したら、息子もまねしてお子様ランチのなかのプリンを「もう1個!」と注文。店員さんも思わず笑ってしまい、みんなでほっこりしました。
ある寒い日に、レストランで注文を聞きに来た店員さんに「今日は風が冷たいですね~」と話しかけた娘。店員さんはびっくりして「そうですね!」と笑っていました。
親せきの集まりで泣いている赤ちゃんを見た息子が「赤ちゃん元気でかわいいね!」とひと言。イライラしていたおじさんたちが、静かになりました。
子どもの言葉は宝物
いかがでしたか。子どもの無邪気なひと言に、右往左往する大人たちの姿が目に浮かびますね。
子どもの「空気を読まない」素直な言葉は、成長していくうちに失われていくもの。今だけの宝物だと思って、少々ドキッとしても、温かい目で見守りましょう!
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